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山田花子原作・鳥肌実魂のアソココミュの魂のアソコ感想です

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濃すぎる男女の物語。お互いにその個性を持て余しているため、その恋はシドアンドナンシーのように徐々に破滅へと向かっていくが、最後には救済があるのがすごくいい。それが生きろという、生きててもいいんだというメッセージだと思った。また、主演の二人が新たに選んだ相手が印象に残らないぐらい薄味なのが興味深い。やはり男女関係はお互いの人格や個性の尊重云々のようなきれいごとよりも、中和が必要不可欠なのかもしれない。ルリ子が薄味の男に中和されていく過程がまさに救いそのもので美しかった。この映画は監督自身の破滅型物語への宣戦布告なのだろう。観るたびに色彩の変わる作品。この作品がクレイジーなものとして認識される世界は、ひどく病んだ世界だ。個人的にここに宿る美意識はヴィム・ヴェンダースの『ベルリン天使の詩』に匹敵する。あるいはアーバンギャルドの『ノンフィクションソング』はこの映画の影響を受けているのかなとふと思った。

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