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資産運用の寺子屋コミュの新生銀行の誇大広告

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新生銀行が、誇大広告のチラシで公正取引委員会に排除命令出されてましたね。

実は、私も新生銀行に口座持ってます。いや、この銀行ATM取引手数料は完全無料ですし、振込み手数料はどの銀行でも5回まで無料ですから。最近UFJが限定的にATM手数料無料とか言ってますけど、サービスが全然新生に追いついてないですね。ということで、決済には便利な銀行なんですけど、それ以外のサービスっていうのは、私はいつもスルーしてました。だって、ここの銀行の商品手数料高いのばっかりですから。
新生銀行って、口座作ると毎月残高明細と広告のチラシが郵送されてきます。(私は、要らないって言ったんですけど、拒否できませんでした。。。)今回問題になったのは、そのチラシの中で紹介されていた「二重通貨預金」っていう商品でした。

二重通貨預金っていうのは、円と外貨を組み合わせた預金です。一定の期間が決まってまして、満期時に円安になっていれば円建てで、円高になっていれば外貨建てで元本が戻ってきます。普通の外貨預金と違って、円安になっても為替差益がないです。逆に、円高になっていれば含み損を抱えてしまいます。

この不利な条件をのむ代わりに、金利が高くなってます。言い換えると、「不利な条件」を売っているということです。こういった条件自体を取引する商品を「金融派生商品(デリバティブ)」って言います。(金融商品自体じゃなくて、“条件”みたいに、それから派生する商品ってことです。)

二重通貨預金では、新生はデリバティブの仲介してるだけですから、為替がどう転んでも絶対に損しません。普通の人が、デリバティブ知ってるとは思えませんから、「無知な消費者から手数料ぼったくるのはけしからん」っていうのが公取の見解ですね。まあ、私もそう思います。

ただ、そんな難しいこと知らなくても、この低金利の時代に高金利が付くってことは何かがおかしい!って思うことができれば、ひっかからないと思いますけど。ちなみに、こういった軽い詐欺まがいの商品はパターン決まってますから、次回も続けて紹介します。

コメント(4)

 公取は、金利の最高値だけを表示することを問題としているようです。つまり、条件と効果を十分且つ平等に表現していれば、裏のデリバティブ構造までを表示することまでを求めていないように思えます。
その通りです。実は書いた後、しまった!とか思ってました。問題なのは、メリットだけを強調して一部の金利がすべてに適用できるかのような表現していたことですね。つっこみ、ありがとうございました。う〜ん、最近書き込みのレベルが上がってきている感じがします。結構みなさんよく読んで下さってるんですねぇ。
 このような金融商品の開発側にいました。金融はリスクとリターンを転嫁することを一つの目的としています。したがって、リスクを許容してリターンを求める顧客がいれば、その人が望む商品を組成する対価として手数料をもらう分には、仮に銀行側がまったくリスクをとらなくても問題ありません。
 開発する側からすれば、電化製品を作って売っているのと同じ感覚です。例えば、冷蔵庫の場合は、リスク(電気料金の高騰などがありえますが、ほとんどありません。)とリターン(冷蔵冷凍効果)がある商品を作る対価として価格を受け取るわけです。メーカーが負うべき責任として、製造物責任が考えられますが、金融商品の場合も、商品説明と矛盾する結果が起きれば責任を負います。
 ただし、金融商品の場合は、電気製品よりリスクが格段に大きいにもかかわらず、顧客が本当にリスクを認識しているか分からない点が問題になるのかと思います。

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