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ペトリカメラコミュのオークションに出ているカメラ

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「petri pf-2 nikon topcon konica」
http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g31334252

このカメラの素性について教えてください。
よろしくお願いいたします。

・・・いや、買いませんけど。

コメント(10)

カメラそのものの素性については、帰宅し次第調べます。 問題は箱の方だな(苦笑)。
初めまして。

110カメラの多くはウェスト電気やSEDIC等のOEMメーカー製と目されますが、果して当品はどうか。110ブームは丁度、旧ペトリカメラ倒産から、共産党系労組管理下で自主運営されていた時期に当りますので、果して当時の同社に新機種の開発設計能力があったか否か、疑問を覚えております。

斯界の権威であらせられる墨田ペトリ堂さんの方がずっとお詳しいと存じますので、ご報告をお待ち致しております。
第四次ペトリ闘争勝利記念のカメラは他にも有るようで、カメラスタイル誌にガンダーラ井上氏が写真を載せていたのを見た記憶があります。 そっちはFT1000でした。 当該時期に開発されたカメラとしてCF35(かるがる35)がありますが、枯れた技術を駆使して作られており、なかなか凝った造りです。 当時としては世界最軽量だったようです。 このカメラから類推すると、機械部分の設計技術やプラスチック加工技術はまだ一定のレベルに有ったのではないかと思われます。 機械式AEと心中して、電子制御に関してはからきし駄目だったペトリにとって、その手の技術を使わずに作れて、尚且つ一定の販売量を見込める商品は、むしろ110しか無かったのではないか・・・と私は考えるのですが如何でしょう?
死ぬほど眠いので要点のみ。
社史も残さず倒産したので資料が少ないのが困り物なのですが
洋書で「KURIBAYASHI-PETRI CAMERAS」と言う本がウィスコンシン州グランツバーグのCENTENNIAL PHOTO SERVICEから出ています。
友人に送ってもらったのですが、35ドルでした。
まだ在庫があるかどうかは不明。
纏まった資料は私の知る限りこれだけなので興味がある方には購入をお薦めしています。
テクニカルターム以外は比較的簡単な単語による平明な文章ですので、中学校程度の英語力で読み下せます。
以下、この本からの情報。

このカメラ(ペトリPF−2)は、1975年発売。
110フィルムの発売開始が1972年なので、その3年後。
PF−1は24.5mm/f11の固定焦点、PF−2は軍幹部のレバーで切り替えられるコンバージョンレンズ内蔵で、25mmと42mmの2焦点。
残念ながらご指摘の通りでZenixと言う会社からのOEMであったようです。

ペトリ争議については大原クロニカを参照のこと
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/khronika/1980/1980_16.html
先ず、チョンボのお詫びから。前言で全金ペトリ支部を共産党系としましたが、旧社会党左派の誤りでした。お詫びして訂正致します。

本件ペトリ斗争は、国会でも問題化しておりまして、

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/084/0200/08402280200003c.html

これを読み込むと、栃木県那須郡にあったペトリ黒羽工場は現在、特殊レンズ製造を担当する(株)黒羽ニコンとなっていることが分かります。

また、欧州代理店(スイス)が関与し、当該第四次ペトリ斗争の主因であったコシナへの商標権譲渡問題についても触れられております。

ご紹介頂いた CF35 は、一部で名(迷)機と言われておりまして、

http://216.239.63.104/search?q=cache:sraiE-h_rp4J:www.ktplan.net/redmole/2001/2001-05d.html

無謀にも OM-1 に挑んだ MF-1/10 に続き、日本のオスカー・バルナックと称されるカメラ設計の天才・米谷美久の傑作 OLYMPUS XA に、再生途上のペトリが総力を結集して対抗しようとした、と言っては穿ち過ぎでしょうか。

その110カメラの製造元の件ですが、こちらも町工場に毛が生えた程度のOEMメーカーが少なからず存在していたようで、当方も浅学にして全容は把握し切れていません。
全金ペトリの闘争は、かなり厳しいもので、支援労組も意気に感じてかなり肩入れしていたようです。 前記のCF35などのカメラは勿論、野菜なども担いで支援労組を廻り、行商で組合員の暮らしを支えていたと聞きます。 最末期のペトリの最小・最軽量に賭ける情熱は凄まじい限りですが、以外に使い勝手は良く、技術者の良心が感じられます。 問題は耐久性・・・。 うちにあるMF‐1は四台が四台ともまともに動きません。
"Collector's Guide to Kuribayashi Petri Cameras"は、Amazonで取り寄せ可能なようです。ご教示多謝。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0931838169/

MF-1/10ですが、何故かお膝下の東京以外のカメラ屋で中古品を見かける機会が多く、不思議に思っていたところ、同社労組員が製品をリュックサックに詰め込んでは、主に官公庁の生協を巡回販売して歩いていたとの証言を得ました。

そのMF-1/10には構造的欠陥があり、現在は殆ど不動品になっているものと思われます。拙宅にも関西出張の折に格安入手した1台があり、オーバーホール修理して暫く使った後、先日オークションに出品したのですが、親切心で ↑ の写真を添付したところ、「中身まで見てしまうと、逆に購入意欲が萎える」等と散々お小言を頂戴した挙句、結局売れませんでした。
付言します。

ペトリは「ジャンク扱い、ノークレーム、ノーリターン」だと売れて、「修理OH済、完動、保証付、返品も可」と正直に書くと売れないんでしょうか。値段は同じだというのに。
興味深い考察を賜りましてありがとうございました。
最終的に17000円で落札されていましたが、まさか実用に供するとも思えませんし、それほどの史料価値があるということなんでしょうか。コレクション的価値は存じ上げませんが、とにかくアレを買った人がいるという事実に驚きました。
カメラとしての価値は限りなくゼロに近いと思います。
ペトリのロゴが数千円、「第四次ペトリ闘争勝利記念」のロゴが数千円。
一番価値があるのは箱書きだと思います。
ペトリ労組が商標権に関してコシナと揉めていたのは、私も初めて知りました。

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