フィロソフィー研究会コミュの女性の幸せ

もともとは戦前に出版されたものなので
かなり古いことはご了承ください。

阪急電鉄や東宝、宝塚歌劇を創った
小林一三さんという人の
『私の生き方』（ＰＨＰ文庫）
という本にこんなことが書かれていました。

宝塚少女歌劇団をつくったとき、
そこでの教育方針は
「上手な女優を育てる」ということではなく、
「一人前の女性を育てる」というところにおいていた。

それは毎年数百人の新入生が入ってきても、
優秀な芸術家として大成するのは幾十人かで、
あとの人たちは結局別の道を歩むことになる。

そのときに一人前の女性になるにふさわしい教養を
身につけていないと、その人を不幸にしてしまう。

また、たとえ女優として成功しそうな人でも、
結婚のためなら喜んで引退させるようにしていた。

というような話が載っていました。

もちろん今は結婚だけが女性の幸せではないと思いますが、
一昔前の、これもある意味女性に対する
ひとつのフィロソフィーだったのではないか、
と思います。

コメント(9)

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[1] mixiユーザー 10月29日 23:57

時代とともに変化してゆかなければならないものはありますが、理念だけは確固としてなければいけないですね。

[3] mixiユーザー 10月30日 20:29

今の教育改革が
いろいろ批判されていますが、
やはり「人間教育」の部分が
いつも抜けているように思いますね。

今の時代の
一人前の女性とは
どんな女性を言うんでしょうね。
男みたいな女性ではないことは
はっきりしているように思いますが・・・

この時代の
「女性の幸せ」は
「結婚」だったわけですが、
時代が流れて、
今の女性の幸せって
何なんでしょうね？

[4] mixiユーザー 10月30日 22:50

女性の幸せ…
形で言えばやはり「結婚」という形式だったり「仕事に生きる」だったり「子供」だったり、本当に人それぞれですよね。

私にとっての自分の女性としての幸せは、「理解」だと思ってます。
仕事を頑張りたいからまだ結婚しないとか、結婚しても子供がいても働きたいとか、女性の幸せとイコールぢゃないことに対して応援する社会や周りの理解。

でわ、男性の幸せとは何ですか？

[7] mixiユーザー 11月01日 10:25

女性の幸せは「理解」。
う～ん、なるほどね。
いろいろなケースが思い浮かびますが、
女性は男性に比べて確かに
「理解」ということに重点を置いている
と感じることがあります。

男性の幸せは「勝つこと」
これもたしかにそうですね。
これもいろいろなケースがあると思いますが、
その根底にあるものは「勝つこと」なのかもしれません。

そうそう、
「幸せ」について語るとき、
そもそも「幸せ」とは何か、
などの「幸せの本質」について
考えなければならないんですよね。

でも、これって本当に難しくって、
いわゆる「哲学」になってしまう
ような気がします。

難しい言葉や理論を駆使するのではなく、
こころで感じながら「幸せの本質」について
意見が交換できたらいいな、って思います。

今ふっと思ったのは
幸せとは
「今、生きていることに感謝できること」
ではないかな、と思いました。
（あまりつっこまないでね）

そして、「幸せを追い求めること」が
まさに「生きること」であり、
「幸せを追い求めること」に喜びを感じ、
また、それができることに感謝することができれば
その人は「幸せ」なんでしょうね。

[8] mixiユーザー 11月02日 06:48

ミトコンさん、「幸せの本質」、難しいですよね。
おかにーさんの「小さな幸せ」に、はっと気付きました。ホントに忘れがちなこと、忘れてはいけないこと。
くらさんのまとめてくださった通りですね、心で感じたことを、これからも語れる場があることを私は幸せに感じます。ありがとうございますm(__)m

[9] mixiユーザー 11月02日 21:31

幸せの本質。確かに難しいですよね。
人それぞれに幸せの形があるでしょうから。
性別で幸せを決めるのも難しい時代になったんでしょうね。

生きていることや今を大切にできること、
かなり大枠ですが、それを感じられる事が幸せなのかなーって思いました。
それには「結婚」もあるでしょうし、「勝つこと」も含まれるのかなと。
あと私にとっては「大笑いできること」でしょうか。

きぽんさんの仰るとおり、こういうことを語れるのも「幸せ」ですね。(笑

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