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SCMresearch.com通信コミュの[scmresearch:0133] SCMR通信[2010年7月1日号]

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SCMR通信0133号[2010年7月1日発行]

=目次=

[1] GS1とモバイル・コム(寄稿:市原栄樹/流通システム開発センター)

[2] 寄贈書籍/イベント等の紹介

[2-1] 月刊『マテリアル・フロー』誌7月号(発行・寄贈/流通研究社)

[2-2] シンポジウム資料『振興市場としての中東地域と日系企業のビジネスチャンス』/東京商工会議所・(財)機械振興協会経済研究所(6月16日開催済)

[2-3] 西嶋陽一セミナー『発想力を磨く/問題感知・課題発見力強化』/(社)日本情報システム・ユーザー協会[JUAS](8月9日開催予定)

[斜説] ☆続・ICT異聞

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[1] GS1とGS1モバイル・コム
(本稿は、先月開催された『GS1モバイル・デー』の日本側主催者である流通システム開発センター市原栄樹主任研究員に、GS1の現況とそのモバイル・ワーキンググループの解説をお願いしたものです。一部梅澤が注記)

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 『GS1』とは、EDI、バーコードや電子タグなどの標準化に加え、サプライチェーンにおけるトレーサビリティー、サステナビリティーなどの実現に向けて、効率的な流通システムの開発とその普及を図る国際標準化組織であり、

・欧米、アジアのEAN(European Article Number society、JANコードも準拠)と、

・北米のUCC(US Code Center)

が合併して発足した。現在109の国、地域が加盟しており、小売業、メーカー、IT企業、携帯電話ではサービスプロバイダーなどが標準化の検討に参加している。本稿では、GS1の活動の内、モバイルに関連する標準化活動について簡単に紹介する。
 GS1では、2007年以降、モバイル業界におけるGS1標準の利用とビジネスモデルを検討する『GS1モバイル・コム』と呼ばれるワーキンググループを設けている。メトロ、ウォルマート、カルフールといった小売業は、モバイルの可能性に注目し、このグループに積極的に参加している。現時点では、日本の小売業、メーカーは参加していない。GS1では、GS1モバイル・コムの活動について世界的な認知度向上を図る目的で、去る6月15日を世界統一行動日『GS1モバイル・デー』として、日本を始めとする35カ国でセミナー、報道向け発表会を開催した。日本で開催したセミナーには、消費財や食品メーカー、小売業に加え、携帯電話のキャリア、メーカー、コンテンツ関連企業など110名余りが参加した。

【GS1モバイルが取り組む課題】

 詳しく触れないが、GS1モバイル・コムでは、現在2つの課題を検討している。

?トラステッドデータアクセス(商品に関する信頼できる情報の提供)、

?クーポンの標準化

日本では、商品パッケージに表示したQRコードを携帯電話のカメラ機能で読み取ると、目的の企業の携帯サイトにアクセスできる。GS1では、このような消費者への情報提供について、GS1としてより付加価値をつけた形で標準となるインフラを構築できないか検討を進めている。また、クーポンについては、不正利用の防止や、クーポンの導入効果検証のあいまいさの排除という視点から、米国のウォルマートがリードして議論を進めており、ワーキンググループ参加者は、日本の先進的な事例にも注目している。これらの課題においてはQRコードの活用などにより日本が多くの事例や経験を有しているところでもあり、それらをGS1における検討に反映させるとともに、QRコードのGS1標準化にも積極的に取り組むこととしている。

 今年の2月、『モバイル・イン・リテール』白書が公開された。GS1モバイル・コムが小売業のモバイル利用可能性をまとめた資料である。この資料の作成には、GS1モバイル・コムに参加するグローバル小売業、メーカー等が参加している。白書へのリンクは以下の通りである。

 http://www.gs1.org/docs/mobile/Mobile_in_Retail.pdf
白書では、小売業で活用できるモバイルの機能として、先ほど挙げたクーポンのほかに、支払い、顧客サービス、販売促進、セルフスキャニング、買い物リスト、店舗検索、売り場検索、モバイルeコマースを挙げている。

【今後のGS1モバイル・コムへの取り組みについて】

 モバイルの利用方法については、フランスの小売業カジノが、昨年のGS1モバイル・コムの会議で自らのコンセプトをまとめたビデオを紹介している。小売業のモバイルの利用方法は、メトロに限定せず、他の企業についても知る必要があろう。
 GS1におけるモバイル関係の標準化は、クーポン、補充発注システムを始め、これから検討を深めてゆくテーマが多い。GS1の関係者は、日本の携帯電話のビジネスプラクティスに深い関心を寄せている。例えば、今年5月に開催されたGS1モバイル・コムの会議では、ユーチューブからダウンロードした日本マクドナルドの「かざすクーポン」の利用シーンが紹介されていた。日本の経験の情報発信と海外ビジネスの拡大という意味から、GS1モバイル・コムの活動へも日本からの参加が望まれる。

http://www.gs1.org/mobile

 主任研究員 市原栄樹/(財)流通システム開発センター国際部

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[梅澤脚注]

参考情報(『流通関係の識別コード類』東京国際大学堀内一研究室ウェブ資料より)

http://www.tiu.ac.jp/~hori/hori6s/index.files/Page392.html

このような国際的な取組に対する日本企業の消極さ加減について見解を述べたかったのですが、スペースが無くなりました。別の機会に譲りましょう。

「標準化は、待っているだけでは自らの利害を反映できない(へたをするとガラパゴス)」

「上手くリードできれば国際的なビジネス展開の足掛りになり得る」

「どこまでをディファクトとして開示するかは他国企業から得られる戦略情報とのトレードオフ」

等々の国際連携活動への『戦略的参画』について考えてみたいものです。また、流通システム開発センターのような非営利組織のイニシャチブも重要度を増しています。

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[2-1] 月刊『マテリアル・フロー(MATERIAL FLOW)』誌7月号(発行・寄贈/流通研究社。毎1日発行)

今月号の特集は“薬品・食品物流大変革へのシナリオ”で、以下のような事例発表と調査報告記事が組まれています。

<クローズアップ特別編>『新構想の都市型直配物流拠点で医薬サプライチェーンに変革』

  =?メディセオ:南大阪エリア・ロジスティクス・センター(ALC)

<メディカル物流受託事例>『宅急便ネットワークを活かし、品質と人材で差別化を推進』

  =ヤマトロジスティクス?のメディカル物流戦略

<要冷食品最新物流拠点>『宅配ニーズに応えRFIDも活用、トレース管理で安心・安全を提供』

  =ユーコープ事業連合 森の里要冷セットセンター

<調査研究レポート>『CPGメーカーの実態から探る「日本型SCMの将来」展望』

  =アビームコンサルティング:「自律分散型」へのSCM高度化ポイントを紐解く

*先日某社と医薬品物流の話をしていたこともあり、私にも非常に興味深い特集のようです(先ほど受領:梅澤)

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[2-2] シンポジウム資料『振興市場としての中東地域と日系企業のビジネスチャンス』/東京商工会議所・(財)機械振興協会経済研究所共催(6月16日開催済み)

・基調報告 掲題/(財)機械振興協会経済研究所調査研究部研究員近藤信一、太田志乃

 昨年からの国内外関連企業へのアンケートやヒアリングを基に2010年3月同研究所から発行された報告書『新興国市場としての中東地域における日系企業の現状と展望』を基にプレゼン。“*新興国市場の一つとして有望であると認識されつつあるものの、検討のための情報が不足している段階。*この状況は、中国市場における15年ほど前(1990年代前半)、インド市場における5年ほど前(2000年代前半)、と似ているのではないか…(以下略)”

http://www.eri.jspmi.or.jp/houkokusyo/ksk/h21/h21-2.htm

他に、以下の講演とパネルディスカッション(モデレータは、中央大学総合政策学部丹沢安治教授)が持たれました。

・『中東主要国のビジネス環境のポイント』池田篤志氏/日本貿易振興機構(ジェトロ)

・『中東地域におけるトルコの位置付けとビジネス・チャンス』関仁氏/トルコ投資促進機関(ISPAT)東京事務所代表

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[2-3] 西嶋陽一セミナー『発想力を磨く/問題感知・課題発見力強化』/JUAS

◆タイトル:『 発想力を磨く!問題感知/課題発見力強化 』

◆講師:西嶋 陽一氏/(株)TRUソリューションズ代表取締役

◆日時:2010年8月9日(月)10:00〜18:00 ※開場は9:30からです。

◆主な内容:

(1)オリエンテーション・アイスブレーキング/(2)<講義> 問題意識と発想力リーダーの立場/(3)<ケース討議>「問題」と「課題」との違いの見極め方の練習/(4)<発表と検討> 発表後に全員で評価・検討/(5)<講義>「発想力」が「課題発見」の源泉=発想力を支える「7つのマインド」/(6)<討議> 懸案事項を「発想力」を活用し可能な限り数多く抽出/(7)<討議> 分類とプライオリティー付け
(8)<討議> 解決策の模索/(9)<討議> アクションプランの作成/(10)<講義> 今後の対応等、Q&A

西嶋さんからの講義案内です。彼の軽妙な語り口とリードで楽しく『気付き』のポイントが理解できるのでは…(^-^)/  詳細は以下URL参照。

http://www.juas.or.jp/seminar-event/open_seminar/detail.asp?SEMICODE=412135

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[斜説:ちょっとへそ曲がりな編集後記です(^-^)]

☆続・ICT異聞

目標の3ページを超してしまいました。No0132号の続きは、次号に…m(_ _;m

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