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SCMresearch.com通信コミュの週刊ARC業界ニュースサマリー日本語版 - 2/5/2010 分

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週刊ARC業界ニュースサマリー日本語版 - 2/5/2010 分を
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オートメーション・ニュース ヘッドライン

1. 2010年生産機械のオートメーション技術採用動向
2. 横河SBPユーザミーティングでプラント運転の将来について議論
3. インドの医療機器製造:日は浅いがよきスタート
4. シーメンスが向こう2年間にインドのオペレーションを大幅拡大
5. 横河電機が医療情報部門を分社化
6. 横河電機が測定器ビジネスを統合
7. 来週のARCフォーラムで戦略的な諸発表
8. GEが小型・安価なローエンド・コントローラ
9. ハネウェル・エアロスペースが1億200万ドルの契約獲得
10. 製薬/バイオの技術移転: ISPEの新指針
11. 生産システムを協働的デジタル・オートメーション・システムで改善する
12. 2010年モーション制御市場の予測
13. トリンブルが配送電エンジのポンデラを買収
14. 産業エネルギー供給/需要/価格の諸要因
15. ロックウェルの中南米オペレーション
16. ABBの世界サービスセンターが紙パルプの操業エクセレンスを支える

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E-ビジネス/サプライチェーン・ニュース ヘッドライン

1. IBMがヘルスケア情報管理のイニシエートを買収
2. IBMが情報ガバナンスの新ソフトウェア/サービス
3. 横河SBPユーザミーティングでプラント運転の将来について議論
4. 州政府機関の取組によりインドの地理情報システムに成長の機会
5. 横河電機が医療情報部門を分社化
6. 来週のARCフォーラムで戦略的な諸発表
7. ALMの情報管理戦略
8. オニクワがMROを適切に管理する
9. 生産システムを協働的デジタル・オートメーション・システムで改善する
10. インターシムがMESに3Dモジュールを追加

オートメーション・ニュース
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1> 2010年生産機械のオートメーション技術採用動向

By Himanshu Shah and Sal Spada, ARC Advisory Group

経済の混乱が落ち着くに従い、製造企業は、慎重にではあるが生産設備への投資を再開している。製造企業は常に、グローバル市場で競争するため、生産性を向上し生産コストを抑えプラント操業経費を節減しROI (投資効果)を高める課題に直面している。生産自動化により製品のコストが下がり品質が向上するので、特に、オートメーションへの設備投資が多くの産業で回復するものとARCは見ている。むこう数年間、これがオートメーション市場の成長を助けよう。
(アドバイザリーサービス会員の方は下記にて報告書全文をご覧下さい)
http://www.arcweb.com/MyKCs/MyReports/MyReports2010/Automation%20Technology%20Adoption%20Trends%20in%20Production%20Machinery%20for%202010.pdf

[中略]


E-ビジネス/サプライチェーン・ニュース
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1> IBMがヘルスケア情報管理のイニシエートを買収

IBMは、ヘルスケア/政府機関による情報共有に対するデータ・インテグリティ・ソフトウェアの市場リーダー、イニシエート(Initiate Systems)を買収する正式契約を交わしたと発表した。イニシエートのソフトウェアは、ヘルスケア企業が患者/臨床データにタイムリーにアクセスし賢く効率的に業務遂行するのを支援する。また、政府機関による複数部局間の情報共有を可能にして住民サービスを向上させる。
イニシエートは、イリノイ州シカゴに本拠を置く株式非公開の企業で、IBMが情報/分析の企業能力を高めるべく行なった買収の30件目となる。金額面の詳細は明らかにされていない。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/Domains/Manufacturing_IT/Lists/Posts/Post.aspx?ID=119


2> IBMが情報ガバナンスの新ソフトウェア/サービス

IBMは、同社の情報ガバナンス協議会会合に合わせて、企業が信頼できる情報の使用を拡大し方針決定の質を向上できるよう支援する新たなデータ保護ソフトウェアやコンサルティング・サービスと情報監視ソフトウェアの予告版を発表した。
同社のビジネス価値研究所(IBM Institute for Business Value)が最近行なった調査によれば、業績上位の企業として成功するため優れたデータ・ガバナンスが不可欠だ。組織の情報のガバナンスに対するアプローチに於いて、トップクラスの企業は劣った企業に比べ3倍も精緻なものとなっている (42パーセント対14 パーセント)。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/Domains/Manufacturing_IT/Lists/Posts/Post.aspx?ID=120


3> 横河SBPユーザミーティングでプラント運転の将来について議論

今後のプラント運転は予知予測とマルチメディアがキーワード
 2010年1月28日、第8回SBPユーザミーティングは、100名のユーザが参加し東京都三鷹市の横河電機本社で開催された。SBPとはSolution Based Packageの略で、Exapilot(運転効率向上支援パッケージソフトウェア)、Exaplog(イベント解析)、Exaquantum(プラント情報管理システム)、Exarqe(性状推定)、Exasmoc(多変数モデル予測制御)などの横河電機が提供するPIMS、制御、運転支援関連パッケージソフトウェアの総称である。
 会議の冒頭、横河電機がグローバルに推進しているVigilant Plantにもとづく近未来の運転についての講演があった。その中で、営業技術統括部長の鮫田氏は、次の2点の高度運転監視機能を開発中と表明した。それらは、プラント挙動解析による異常予兆の早期発見システムと、設備診断ソフトウェアによる装置の異常監視システムである。
 また、会議の招待講演として、電気通信大学の新教授による「計装・制御新時代」と題した講演があった。新教授は、今後は物質・エネルギー・情報の融合が進むと指摘した。また、モデルを使った予知・予測技術が進歩し、今何を行うべきかの最適化が進むと述べた。むすびとして、人間の基本スキルの文字文化から画像・映像文化へパラダイムシフトが進み、テクノロジーもそれにあわせて進化する必要性があると強調した。
7つのユーザ企業による事例発表
 出光興産は、Exapilotを使用した、エチレン装置ダウンストリームのスタートアップの自動化、スチームクラッカープラントのデコーキング時のExapilotとPIDによる複合制御、Exapilotと無線LANによるフィールド作業支援の3つの事例について紹介した。Exapilotと無線LANによるフィールド作業支援は、石炭ボイラの定期点検作業に関する事例で、8名のフィールド作業員が無線LAN経由でExapilotによる作業予定と進捗状況を共有し、作業の効率化と品質アップを実現した。
 鹿島南共同発電は、Exapilot、Exaplog、Exaquantumの導入事例を発表した。Exapilotを使った運転支援システムでは、スタートアップ・シャットダウン時の運転支援、アラーム発生時の運転ガイド、昇温運転時の昇温速度監視を実施した。このことにより、運転の質の向上と、運転員の負荷軽減を実現した。
 富士石油は、ノルマルパラフィン製造装置へのExarqe、Exasmoc、Exapilot導入事例を発表した。ノルマルパラフィン吸着塔にExarqeを応用した事例では、吸着塔入り口のノルマルパラフィン量をExarqeで推定し、吸着運転時間の最適化を行った。吸着塔フィード中のノルマルパラフィンを正確に推定することにより、吸着塔の吸着能力に応じた吸着時間を計算することにより、ノルマルパラフィンの吸着量を最大化するとともに吸着ロス量の最小化を実現したものである。
 新日石川崎は、エチレン製造装置へのExapilot導入事例を発表した。まず、スタートアップ・シャットダウン作業時の運転ノウハウをExapilot上に蓄積した。Exapilotの運転ガイド画面を計器室のオペレータと現場作業員が共有することにより、計器室操作と現場操作の同期性の向上を実現した。従来様々な運転マニュアルが紙で管理されていたり、各自がノウハウとして持っていたりしたが、これをExapilotに電子的に一元管理することにより、運転員による情報共有が可能になり、運転の質の向上が実現できた。
 東レは、DCS、PLC、データロガーなど様々な計装機器が存在し、データ管理も個別であったものを、Exaquantumで一元管理するようにした事例を発表した。DCS以外のシステムからのデータの収集インターフェイスとして、様々な機器との接続性に富んだFA-OPCサーバを導入した。FA−PAにまたがる情報共有としてOPCインターフェイスの有用性を強調した。
 丸善化学は、運転技術伝承ツール、非定常作業支援を目的とした、エチレングリコール(EG)プラントへのExapilot導入事例を発表した。EGセクションには複数の蒸留等があるが、それらのボトムレベルは従来自動調整できていなかった。Exapilot上で運転員の調整ノウハウをモデル化することにより、自動調整可能となった。また、スタートアップ・シャットダウンの不要アラームを一時的に停止する機能をExapilotで実現することにより、大幅なアラーム削減を実現した。
 新日石水島は、Exarqeを用いた性状推定を導入した事例を発表した。サルファ・フリー運転を開始したことに伴い分析計故障時の対策が必要となり、そのバックアップとしてExarqeを導入した。また、LCGOの引火点などいくつかの分析計は分析精度が悪く、プラント運転管理上支障があった。これらに対し、Exarqeを用いた性状推定を行うことにより、性状の自動制御が可能となった。
むすび − プラント運転新時代の到来
 プラント運転支援パッケージソフトウェアの活用が進み、ノウハウの暗黙知から形式知への変換ノウハウも蓄積されてきていることがうかがわれた。また、無線LAN環境とユビキタス端末の活用も浸透し、現場作業のIT化も進展してきている。IT技術、マルチメディア、予知予測技術やソフトウェアの進展が今後ますます進み、プラント運転が勘と経験に頼る時代から、IT支援を受けた、予知予測に基づく最適運転の時代へ移行していることが強く印象付けられた。


4> 州政府機関の取組によりインドの地理情報システムに成長の機会

By Badrinath Belgaumkar

インドのGIS(地理情報システム)はわくわくする発展段階にある。全世界の2010年GIS売上げは15億ドルを越え、インドは新興市場であるものの向こう5年間に大幅成長するものとARCは見ている。GISは、インフラから石油/ガス・電力など非循環性産業にいたるまで多くの分野で莫大な導入ポテンシャルを有するきわめて強力なツールだ・・・州のインフラ関連プロジェクトの数が民間分野の取組みを圧倒しており、インドのGIS市場は政府機関/書組織を通じて成長を遂げることとなろう
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/ManufacturingIT-India/Lists/Posts/Post.aspx?ID=184


5> 横河電機が医療情報部門を分社化

横河電機株式会社は、4月1日付で同社の医療情報部門を分社化し、新会社の横河医療ソリューションズ株式会社を設立すると発表した。また、同日付で、横河フィールドエンジニアリングサービス株式会社から医療情報システムに関わる保守サービス部門を事業譲渡する。これにより新会社は、医療情報システムに関する製品開発・製作・販売・保守サービスまで一貫して提供できる体制を整える。
医療情報システム専業会企業として医療情報システムビジネスの拡大を目指す新会社の社員は約110名。


6> 来週のARCフォーラムで戦略的な諸発表

来週、フロリダ州オーランド(Orlando)で開催される2010年ARC World Industry Forumでは、産業オートメーション/エンジニアリング領域の著名な数社が戦略的発表を行なう計画だ。
例年、オーランド・フォーラムは、広く読まれ影響力の強い業界紙やオンライン・メディアの編集者を多数集め、企業が大事な発表を行なう人気高い場となっている。今年のフォーラムには、産業/オートメーション/プラントに注力する北米の主要なメディアから約30名の編集者が参加登録している。


7> ALMの情報管理戦略

By Sid Snitkin & Bob Mick, ARC Advisory Group

情報はすべてのALM(設備ライフサイクル管理)プロセスの真髄となる部分だ。パフォーマンスを最大化するため、各人/各システムが業務の適確な情報に迅速・効率的にアクセスできるようにするIT戦略が、すべてのALMプロセスに必要だ。 情報ニーズはALMプロセスによって著しく異なるため、各プロセスごとに個々のIT戦略が必要だ。 一方、一部の情報は複数のALMプロセスに共通するので、適確で効率的な情報交換を確保するため共通的な上位の戦略を定める必要もある。
(アドバイザリーサービス会員の方は下記にて報告書全文をご覧下さい)
http://www.arcweb.com/MyKCs/MyReports/MyReports2010/Information%20Management%20Strategies%20for%20Asset%20Lifecycle%20Management.pdf


8> オニクワがMROを適切に管理する

By Sid Snitkin, ARC Advisory Group

最近オニクワ(Oniqua)がARCに、 MRO(保全/修理/運用)資材を管理する同社のユニークで包括的なソリューション・セットOniqua Analytics Suite (OAS)を一通りデモしてくれた。多くのEAM/ERPシステムにはMRO資材を管理するモジュールがあるが、同社のソリューションはさらに高いレベルのもので、APM (設備パフォーマンス管理)の最も重要な側面であるこのMROパフォーマンスを、設備保有/運用企業が最大化するのを支援する。
(お名前をウェブ登録された方は下記URLにてPDF形式の全文をご覧いただけます)
http://www.arcweb.com/MyKCs/MyReports/MyReports2010/Oniqua%20Manages%20MRO%20the%20Right%20Way.pdf


9> 生産システムを協働的デジタル・オートメーション・システムで改善する

Greg Gorbach & Dick Slansky, ARC Advisory Group

完全な成熟したCDA(協働的デジタル・オートメーション)のソリューションはまだ存在しないが、革新のため製造企業は自社の能力を高める必要がある。それは、生産システムの設計/構成/立上げをモデル化/統合するよりよいソリューションを意味する。実績あるサプライヤー各社のソリューションが、市場に出つつある。今こそ、製造企業が利用可能なソリューション/製品の状況をアセスすべき時だ。
(アドバイザリーサービス会員の方は下記にて報告書全文をご覧下さい)
http://www.arcweb.com/MyKCs/MyReports/MyReports2010/Improve%20Production%20Systems%20Development%20with%20Collaborative%20Digital%20Automation.pdf


10> インターシムがMESに3Dモジュールを追加

MOM (製造操業管理)ソフトウェアの世界的大手、インターシム(Intercim, LLC)は、 自社のソフトウェア・プラットフォームPertinence Suite Powered by Velocityにおける新モジュール3点の提供を開始すると発表した。新モジュールは、設計/現場チーム間のデジタル継続性を可能にするという、インターシムとダッソー(Dassault Systèmes)の共通ビジョンの成果だ。
Digital Work Instruction Player (DPV)と呼ばれる最初のモジュールは、操作員が手がける製品の三次元表示を可能にする。
(詳細は下記URLの英文参照)
http://www.arcweb.com/Domains/PLM/Lists/Posts/Post.aspx?ID=95




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