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現代物理学史 コミュの連立方程式

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 買い物をしながら連立方程式を解いている人は多分いないだろうが、最近のスーパーのバーコード読み取り機の早さにはさすがについていけなくなった。
 仕事の定義から始めようと思いながら、連立方程式の話から始めた。35年前くらいに小学校五年生に教えた感じで、絵を書いて、「アルゴリズム」とは何だろうかと言う話をしつつ、シェーマを入れてその方針を決めていく。18人の出席で全員中学生時代に連立方程式はやったと言っていたが、新課程に入ったり、移行期で飛ばされているのが実体であった。高校の入学試験には出ていないはずである。
 x + y = a
x- y =b のタイプの方程式でも、すぐに解答は出てこなかった。三角関数の定義をして、内積を入れて、仕事を定義するところで終わりになった。
 脊柱に掛かる力の計算は、何とか今年は無理でも行うことにする。
 昔なら、中学校の数学と理科で済んでいるところだ。

コメント(1)

 事実上連立方程式は排除されてしまったというのです。昔なら算術で「流水算」としてあった内容程度の連立方程式が残ったというのでしたが、実態は何もしていないのと同じでした。文化庁、文部省のやったことは、そういう意味で「犯罪です。」小学校五年生にでも、連立方程式とはどんなものか、と教えることは、別に難しいことではないのに、なくしてしまったのですね。
 最近は、「代数学(algera) と幾何学(geometry) という言葉を知らないのは、日本人くらいのものでしょう」と言うことにしています。「今の80歳代くらいのおばあさんの方が、内容は知らなかったり、嫌いだったといっても、知っているよ」と言うのです。

 円の方程式や楕円の方程式は、つい昔までは、高校二年生でやっていたものですが、十数年前からは「数学C」の教材になってしまって、理科系進学クラスくらいでしか、学習しなくなりましたね。これも、「ケプラーの法則」を理解不可能にしてしまいました。世界史の文化史的内容として、ケプラーの法則は載っていたものですが、それも、遠い、どこか天上界のお話になってしまったというわけです。

 微積分がどんなものか、という水準は必要ですね。文科系の学生には必要が無い、という認識は大変な間違いでしょう。授業時間を増やしてどうにかなるという問題ではありませんね。
 変数分離の微分方程式を使って、原子核の崩壊の話をして半減期の概念の説明が出来ていたのは、1997年頃まででしょうか。
 一握りのエリートまでが質が悪くなって、人々は騙されるというのでは、これは大変な社会になりそうです。


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