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現代物理学史 コミュの密室の査読制度が学者を堕落させる

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槌田敦先生が気象学会誌「天気」に投稿した文章が、「天気」の査読者と「天気」の編集委員長N氏から掲載を却下されました。

N氏も査読者も査読制度という密室の中で、いわゆる「ためにする」屁理屈をでっち上げていると私は思います。
私も日本の学者の密室での査読にはうんざりして、「この国では権力から遠いところにいる者は泣き寝入りせざるを得ないのだ」とやけくそになっていました。

しかし今回のN氏や査読者は高校程度の基礎数学さえ無視して、まるで異なる2種類(人為起源と自然起源の)異なる水源から引いてきた水道の蛇口から注がれる水桶(底に小さい穴があいた水桶)に水をためる過程と全くおなじように考えていると私はおもいます。一つの蛇口は数年ごとに流水量が変化し、もう一つの蛇口からは過去100年間に人為的に流入量を増加させているというのが彼らが思いついた過去100年間の大気温度の観測時系列
    a*t + sin ( b*t - c )   ーーー(1)
の模型なのです。ここで彼らは t は産業革命の時代から現在までの時間だとしています。

ここでN氏だけでなく、ほとんどの気象学者や海洋学者がa b c も定数だと自分勝手に思いこんで、自分を騙しているのです。河宮未知生氏が気象学会誌「天気」で前者を人為起源の二酸化炭素による温度上昇とよび、後者を自然の変動とよび、前者と後者を全く起源のことなるものとして、過去100年間の気温観測データに上の式(1)を当てはめているのです。彼は何をしたのか?

彼は上の(1)という指導原理を盲目に信仰して、観測データを自分が信仰している原理に無理矢理に押しつけたのです。このように思いつきの原理や公式から出発して議論を進めていく演繹主義の学問が大きな間違いをすることはすでに科学の歴史が証明しています(山本義隆著:「磁力と重力の発見」、みすず書房)


つまり彼ら気象学者たちは定数aを化石燃料からでた二酸化炭素による温室効果による気温上昇率、bはエルニーニョスケールの自然界の変動であると勝手に解釈しているのです。勝手に上の式を思いつき、あとはがむしゃらに計算機でも何でも数値をいじくりまわすのが現代のリッチ(高給料で雇われた)優雅な研究官僚です。

では、我々はどうしたら良いのか?どうしてもエルニーニョスケールの変化をサイン関数で表現したかったら、この時は
    A(t)*sin( B(t)*t + C(t) ),
  但しA(t),B(t),C(t)はそれぞれ確率過程  ーーー(2)
としなければなりません。なぜ確率過程としなければならないか?それはエルニーニョスケールの変動を現在のところ我々は正確に予言できないからです。

エルニーニョスケールの変動を(2)のように表現した時、長期間(たとえば100年間)の気温の変化は
   D(t)=Σ A(t)*sin( B(t)*t + C(t) ) 
                      ーーー(3)
上の足し算Σをする時間間隔は産業革命から現在までの100年間です。なぜなら、大気という流体粒子にため込まれた熱量(または分子の運動エネルギー)は流体の移流運動(数学の言葉では非線形項)によって異なるスケールの運動がまぜこぜにされるからです。

したがって過去100年間のあいだに、大気温度の時系列は
   D(t) +A(t)*sin( B(t)*t + C(t) )=   
   =Σ A(t)*sin( B(t)*t + C(t) )  
    + A(t)*sin( B(t)*t + C(t) )  ーー(5)
とかかれます。最初の項をLと書いて、これを長期の変動とよび、2番目の項をSと書き、これをエルニーニョスケールの変動とここでは呼ぶことにします。

さてL は正弦関数の和ですから、長期の変動はゆっくりです。しかし、ゆっくりした変動だからエルニーニョスケールの変動Sとは全く別物ではないのです。

(4)または(5)のように書くべきとことを(1)のように書いてaを定数とおいたのは気象学会誌の編集委員長N氏がわざと槌田先生の投稿を却下する「ために」でっち上げたのだと私はおもいます。

このように高校数学さえも無視している密室の査読制度によりこの国の御用大学や御用研究所の学者は増殖するのだ。

コメント(3)

 100年前、あるいは、産業革命期の観測データはあるのか、その辺からすでに問題ですね。

 一次関数で書けるという仮定を採用しているわけですが、これがすでに怪しいわけですし、過去の事実を踏まえているわけでも、なんでもない。
 ただのお遊びをしているに過ぎないわけです。
 17世紀は小氷河期であったと思います。18世紀は、温暖化の時代でしょう。「農業革命」もそれに支えられ、人口増加もあったのだろうと思いますが。

 実感として、明確に暖かくなるのは、1970年代からのような気がしますが、これも個人的体験に過ぎませんから、一概には言えません。

 シミュレーションをする前に、経験的データをどのようにして、数学的に表現できるのか、そのレベルの議論が必要ですね。
 数学を使えば「科学」だと思っているのは、とんだ間違いですから。

 物理学の場合にしても、最初に難しいのは、数学的に表現するということそのものです。
大さん、
そうです。政治家が数字を使って人民を騙すのとおなじように、学者は数学の式を使って納税者をだますのです。
上にあげた数式は気象学者N氏が槌田先生に送ってきた掲載却下を知らせる手紙に書いてあった数式です。

河宮未知生氏が書いた気象学会誌「天気」の論文には上の式はでてきませんが、彼もまったく上の式と同じ思考をしていることがわかります。数式で表現するとあまりにもばかげているので、誰も彼らの盲目的な信仰を数式で表現しないでいたので、議論をする機会がなかったのです。

しかし、今回のようにN誌がはっきりと彼らの信仰を数式で表現してくれたので、気象学者の頭の中身がだれにでもわかるようになったのです。これは人民の代表槌田敦さんの偉大な功績です。

sつまり二酸化炭素が温暖化の原因だという説を信仰している気象学者や海洋学者は、過去100年間の大気の温度が
    at + Sin(b t + c)
という式で表されると無意識に(自分では気がつかないうちに)信じ込んでいると私はおもいます。これはいわゆる麻原新興宗教などのマインドコントロールと同じです。

このような御用大学や御用研究所の学者たちがその程度の思考力しか持ち合わせないのなら、我々納税者が彼ら学者に学問を教えてやらなければ、彼らはいつまでも我々が払う税金を無駄にするのだろう。
 18世紀の人口増加が、産業革命を向かえる時期の労働力人口を作り出していった。というのが、経済史の常識的な知識ではないか、と思います。

 その様子は、世界で始めての新聞連載小説と言われた、ユージェーヌ・シューの「パリの憂鬱」とか、エンゲルスの「イギリスにおける労働者階級の状態」に描かれているわけです。

 現在の、歴史理解は、意外と、技術中心史観なのですね。
 ちょっと話がずれるように思うかも知れませんが。

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