自営業・中小企業の税務・経理コミュの自営業で確定申告されている方は必見です

　税務調査で深刻な問題が起こったので、広報させて頂きます。

消費税に関する事ですので、免税事業者の方には直接関係ないです。

本則課税事業者や、今は簡易課税事業者ですが、後々の事もあるので
一読しておいてください。

　～～実例～～
エクセルで費用科目ごとに集計した表を作っていました。
しかし、消費税課税事業者にも関わらず、課税取引・非課税取引・不課税取引
の区別がなされておらず、租税公課等や保険料等、明らかな非課税取引・
不課税取引以外はすべて仕入控除に回していた。

税務調査では、それが問題になり、消費税法に規定されている「帳簿の備付」
を怠ったと認定され、消費税控除が全額否認されました。

売上５％の消費税を全額、加算税込みで追納です・・・・・・

問題は、交際費や雑費等・・課税取引と不課税取引が混在する可能性のある
科目を、課税交際費○○円・不課税交際費○○円という風に区分けせずに、
一括で交際費○○円として、仕入控除を行っていた点です。

税理士に毎月来てもらっている事業主さんは、税理士が作る総勘定元帳があるので、
帳簿の備付で引っかかる事はないと思われます。

しかし、自力申告の方や、税理士へは申告のみの依頼の方は要注意です。

コメント(6)

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[1] mixiユーザー 12月26日 13:34

仕組みってすんげー大事

何も知らないって損でした。。

ポチポチ・・・

ドーン

バサッ　　『お金』

これが仕組みです

[2] mixiユーザー 10月15日 17:11

権力を持ったヤクザやねぇ。

[3] mixiユーザー 10月15日 21:03

簡易課税を選択すれば済む問題ですよね。

[4] mixiユーザー 10月24日 09:34

とは限らないです。
簡易課税制度を取っていると、経費の課税・非課税を区別しなくても、正しい消費税の計算結果は出せます。
しかし、帳簿の備えつけは、消費税の控除を受ける為の要件なので、本則課税であれ簡易課税であれ、帳簿は必要です。
本則か簡易かは控除金額の計算方法が違うだけで、控除を受ける要件に違いはありません。

ただ、備えつけている帳簿が、帳簿の要件を満たしてなくても、簡易課税の方がゴリ押しし易いのは間違いないと思います。
「計算結果に影響ないから見逃してくださいよ～」って泣きすがり易いですｗ

[5] mixiユーザー 11月04日 23:42

　～個人事業主に増えている指摘事項集～

・青色専従事業者について
奥さん他親類を、専従事業者として雇い、所得税・住民税が非課税の年間９６万円を支給している場合

①まず勤務実態を問われます。親類に聞き取りを行い、事業の事がちんぷんかんぷんでしたら、勤務実態無しとして、専従事業者から弾かれます。
②それから、事業に従事していたとしても、他でパートに出ていて、そちらの方が労働時間が長ければ、専従事業者から弾かれます。

＜対策＞
専従事業者で名前が載るからには、事業の事は把握しておくこと。
それから、軽微な事務作業でも構わないので、事業を手伝うこと。
これで９６万しか取っていない場合の言い訳はできます。
２０万、３０万・・それ以上取る場合は、営業成績や現場作業実績があること。

・一人親方について
これは、一人親方を雇う建設業者側の問題ですが・・・
親方が、一つの元請けさんに専属で現場に入っているか、他の仕事もしているか・・・で判定が割れます。
色々な建設業者から仕事を請けているのであれば問題ありません。

しかし、一つの建設業者からしか仕事を受けていない　かつ　自分で営業して工事を受注していない
場合は、

①建設業者側の修正
消費税の仕入控除が取消されて、消費税の修正申告＋源泉所得税が不納付なので、追納　　させられる。

②親方側の修正
経費が認められず、マイナスが給与所得控除のみとなり、確実に所得税が発生する。
（給与所得は事業所得と異なり、マイナスにはならないため。雇われるのに収入がマイナスだったら雇用じゃなくて奴隷扱いになる。）
ただし②の親方側の修正は、見逃してもらえる可能性があります。
どちらかというと、親方ではなく建設業者側に落ち度があるので・・・

＜対策＞
一人親方が自分で仕事を取ってくること。
自宅近所の民家の壁補強・配管防水・左官・屋根修理・クロス張替・建具取替・・・など、建設工事業にあがっているものなら、何でもいいです。

現場への足、建築資材や工具は自前で用意すること。

建設会社が源泉所得税を入っていたり、建設業者の社会保険や雇用保険を加入させられていないこと。
（現場労災はオッケーです。ってか、むしろ入らないとダメ）

毎月、注文書→請求書→領収書（現金支払いなら）の遣り取りを行うこと。
請求書の書き方も「○○現場　○○工事請負」などと書いてください。
常用でも、↑のように書いてください。
「１月２日　一人工　１０，０００円　１月３日　一人工　１０，０００円・・・合計２００，０００円＋税」
って書き方をしてて、あわや修正申告をさせられかけた顧問先があるので。

・飲食店経営者について
まかないは、適当に材料代を見積もって、仕入から引いてください。
家事使用分といいます。
ＢＡＲなど、調理設備がない飲食店以外は、よく指摘されます。

　うちの個人のお客さんで、増えている指摘事項は以上です。
一番多いのは、やはり売上の計上漏れ・意図的な除外ですが・・・
説明するまでもないですね。
事業主や奥様他の親類の口座は、税務署は簡単に押さえることができます。
奥さん等の口座に売上金の一部をしまっておいたものの、税務署にチョンバレしたケースが未だに後を絶たないですねｗ

[6] mixiユーザー 11月04日 23:46

～補足～
一人親方の請求書の書き方ですが・・・
これは飽くまで一人親方の場合です。
親方以外にも職人が居て、請求書の内容が複数人工が出るなら、常用のような書き方でも可能です。

「１月２日　二人工　２０，０００円　１月３日　三人工　３０，０００円　１月４日　一人工　１０，０００円・・」
は可です。

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