わたなべやすまさコミュのぼく（仮）

ぼく（仮）
lyric わたなべやすまさ　music わたなべやすまさ

自分のペースでいたいから　僕は一人を選んだんだ
時々押し寄せる寂しさも　初めから覚悟していたよ
誰かと過ごす事も　別にイヤなわけじゃないんだ
ただ、一人のほうが気楽だから　このまま流れているんだよ

たまの電話で　お祖母ちゃんが
『いい人、できたの？』と　聞いてくる
ひ孫の顔　早く見せてあげたいとは
ずっと　思い続けているけれど

例えば、５年前の僕と　今の僕を比べても
前に進んでいる気が　しないんだ
自分の事だけでこんなに　手一杯になってしまうのに
誰かの傍にいる事は　出来そうにない

自分に自信がないから　僕はいつも怯えているんだ
誰にも迷惑をかけたくなくて　出来る事、やってきたけれど
上手く言えずに飲みこんで　いつも笑って誤魔化している
そんな風に見えているみたいだ　そんなつもりはないんだよ

誰かが我慢しなくちゃいけない時　自分から
『僕の事はいいから』と　何度も見送ったのは
困っている顔を　見たくないから

そうして、３年前の僕も　今の僕も生きてきて
色んなものを　諦めたけれど
一つだけ譲れない『夢』がある　この体が土に還っても
ずっと残っていく『何か』を　遺したいんだ

もしも、夢の途中で僕が　力尽きたとしても
『悔いは無いんだ』と　言い切れるように
遠回りだとしても　不器用だとしても
この想い　繋ぎ続けていく

そして、いつか遠い未来で　もう一度生まれ変わったら
僕の記憶は　残ってはいないだろうけど
例えば、この歌がずっと　奏で続けられていれば
わけもわからず　嬉しくて泣いてしまうだろう

僕のたった一つの夢は　その笑顔を守る事

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２６歳で作った曲です。１００%ノンフィクションで、当時の心情をそのまま曲にしました。

音楽を志したのが６年前。
初めてライブハウスのステージに立ったのが、５年前。
そして、当時の音楽名『Wata-Hey』から『わたなべやすまさ』に改名したのが、３年前。

子供の頃からずっと描いている『自分が生きた証を遺したい』という夢。
その夢を叶える為に音楽を志して、今に繋がっています。

まだ、何も出来ていないけど。
その夢が叶うように、これからも頑張っていこうと思います。

ちなみに、タイトルの（仮）は、仮タイトルという意味ではないです。
いや最初は仮タイトルだったんですがｗ

人は生きている限り、絶えず変化していきます。意識的にも、無意識にも。
つまり、今の自分は仮の姿。なりたい自分に、諦めない限りはなることができる。
そういう意味を込めた（仮）です、

（3rdミニアルバム『REASON』に収録されています）