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救急救命士コミュの目撃の無い浴槽内CPAについて

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トピ主さんへ 突然のトピをお許しください。

タイトルどおり『目撃の無い浴槽内でのCPA』についてです。

私ではないのですが、同期の救命士が行った処置判断について皆さんの意見を伺いたく思います。


【概要】
80歳 男性
何時間前に入ったかは不明であるが、浴槽内でCPAとの通報により出動。
現着時、浴槽内の湯に男性が顔を埋めるようにしていた。
観察の結果、硬直無し・死斑の出現無しであり救命のチャンスがあると判明。即時CPRを開始する。

BVMにて換気不良→再気道確保でも換気不良→喉頭展開し吸引作業を実施するも換気の改善は見られなかった。
その後も口腔内からの水様性粘液の漏出が持続的に続いていたため気道確保器具による気道確保を実施することにした。

救命士本人は『挿管認定外救命士』である。

器具を選定中、関係者より傷病者の既往歴に肝疾患が有ることが判明する。

食道閉鎖式エアウェイが、食道静脈瘤疑いのある傷病者に禁忌であるが、LMAでは気道確保が不十分と判断し侵襲の一番低いLTを選定した。

LT挿入後は換気良好であり、血液の漏出なども見られなかった。


ちなみに、私の地域MCではハッキリとした気道確保器具による禁忌事項などは定められていません。


さて、皆さんに意見を求めたいのは彼の気道確保器具の選定は良かったのか?それともマズカッタのか?ということです。

私の見解は、確かにLTは食道静脈瘤破裂の危険性がある傷病者では挿入してはいけない!という事がありますよね。
しかし、この状況下で挿管認定外の救命士が、その傷病者に救命の可能性を1%でも感じたのであれば、より良い換気を目指すことが重要であり、私は彼の行動は良かった思うと言ってあげました。

皆さんの意見が賛否両論であると思いますが、さまざまなご意見をお寄せください。


コメント(28)

現在、薬剤追加講習中で九州にいるものです。

LTの判断は良かったと思います。
食道静脈瘤破裂の危険はありますが
現在使える武器(器具)の中では最良だと。
でも、実際あの短いLTで食道静脈瘤を引っかけてしまうでしょうか?
某消防で昔、コンビを使って破裂した話もありましたが
LTでは大丈夫だと思いますけど。

他にも色々と意見が出ると思いますので
皆さんの意見を待ちたいと思います。

*ひなひかさん*

早々のスレありがとうございます。

私も思うのですが食道胃接合部までの長さは25cm程度であり、LT#4でも口腔〜食道内に進入する範囲は約15cmのため、食道静脈瘤の破裂というのは極めて少ない確立であると思いますよね。
*みおパパさん*

そうですね〜。MCの基準には明確に禁忌とは記載が無いですから良かったのかもしれないですね。

*HIDEさん*

特定行為を行ううえで、オンラインによる気道確保の指示要請というのは皆さんもやっている事だと思います。
しかし、私も含め気道確保器具の具体的な説明しているかというとあまり自信がないですよね。
今後は、指示要請時に具体的な説明をしていこうと思いました。

皮肉なことに、このような事案がないと気付かない事もありますからね・・・
みなさん

スゴいですねグッド(上向き矢印)

読んでて感動しました。

関係者ではありませんが、普及員をしていてボランティアサークルに所属してて
応急手当てを救命士さん達と、指導しに行ったりしてますが、周りの救命士さんもそうですが

コメントされた救命士さん達の、仕事に対する熱意が熱く感じました。

関係ないのに、コメントしてすみませんあせあせ(飛び散る汗)

みなさん、頑張って下さいねグッド(上向き矢印)

*ぶなっぴぃさん*
こんな仕事の話だけのトピに飛び込んできてくれてありがとうございます。

私も仕事上応急手当普及員の方達と触れあう機会がありますが、みなさんの意識の高さに感動しますよ。

私たちも皆さんに負けないように、日々精進しなければと思います。

これからも普及員頑張ってくださいね。
器具の選定理由に根拠がはっきりとあるから選定に間違いはないと思います電球それか私の所属ではMCに指示要請するときに指導医師に意見を仰ぐなどのやり方もしていますexclamation ×2
けど浴槽内でCPAで器具による気道確保を実施して内容物の逆流がなかったのはよかったですねわーい(嬉しい顔)風呂もまだ温かかったのなら救命率も上がるでしょうし、実際の現場を見た訳じゃないんですがいい判断・活動だったんじゃないでしょうかねわーい(嬉しい顔)地域によっては違うかもしれませんが挿管の適応だったらよかったんですがね電球
*ゆう吉さん*
やはりMCでのしっかりとした取り決めっていうのも必要だと思いますね。
しかし、私の地域では教科書をただコピーしただけというようなプロトコールしか存在していません。

そうなると、教科書的にはたとえ挿管認定救命士であろうと、『目撃の無い溺水』は予後不良であり挿管適応外というあわれな結果が導き出されてします事にもなりかねない状況です。

しかし、私はただ救命士になってしまうのが怖くも感じます。
教科書にはこう書いているから・・・といのは活動の幅を狭めてしまう可能性も十分ありますよね?
やはり、現場で何が優先されるべきなのかを自分なりによく考えて行動できる救命士になりたいかな・・・と思いますが・・・
まだまだ理想と現実は相互しないですよ・・・
こんにちは
気道確保の器具はやはり限られている中で選択するのは難しいと思います。なので、やはり医師に指示を仰ぐのがいいんではないでしょうか?
私も救命士になったばっかりで分かりませんがあせあせ(飛び散る汗)
みなさん多数のご意見ありがとうございます。大変参考になります。

*のらくろさん*

MC指導医の基に気管チューブ以外の使用基準を検討する。
前向きな方向で考えられるようであれば、とても良い方法だと思います。
実際、現時点では挿管認定外の救命士だとこのようなケースに遭遇した場合LMAしか選べなくなってしましますからね・・・トホホ)


*ぎんなんさん*

相方さんが救命士でぎんなんさんはナースですかね?すいません勝手に紹介文読んでそうかなと思いました。
このようなトピックに相方さんとまで考えていただいてありがとうございます。
ご存知の通り、救命士の活動は主に患者さんのお宅の中、もしくは救急車内という限られたスペースで活動しています。院内のように効率の良い活動が出来ればもっと頭をフル回転出来るのかもしれませんけど、今の私にはまだそれだけのスキルが備わってないかな?

LTはそんな私にとても勇気を与えてくれる気道確保器具です。
相方さんも言っていたかもしれませんが、挿入は盲目的であり侵襲も少ない。それでいてとても素敵な換気を患者さんに与えてくれています。

相方さんの消防でも買ってくれれば良いですね〜!!


*彩さん*

こんにちは。指導医のDrに指示を仰ぐ。これも一つの有効な手段ですよね。
ここで少しだけ考えていただきたいのは、CPA症例の病院連絡時、気道確保にどのデバイスを使用したらいいか?を一つ一つ確認しているのはどうでしょう?
今回のケースはとてもまれな症例かもしれませんよね。しかし、そんな中でも考えて動ける救命士になろうじゃないですか〜!
混乱する現場・揺れて狭い救急車内・・・だけど頭はフル回転を目指してお互い頑張りましょうね。

私は、これに薬剤投与が絡んじゃうと『グルングルン』になっちゃいますけどね〜笑)
そうですね。一つ一つ指示を仰ぐのはどうかと思います。でも、迷うならば医師に指示を仰ぐのが一番安心というか?根拠があればいいと思います。薬剤の場合は心電図も関わってくるので大変ですね。でも、やっぱり経験ですね(・∀・)
まだまだ勉強です。
*彩さん*
そうですね。若いうちは経験がないぶん症例をこなしたくなる気持ちわかります。
経験がないなりに頑張って行きましょうねグッド(上向き矢印)
そうですね。
まだまだ隊長任せな自分ですから(-_-)
経験と言うのもある意味残酷ですけど…。
頑張りましょうわーい(嬉しい顔)
*ちゃんみさん*

恵まれた環境での救急活動をされているようですね。とても羨ましく思います。
私の地域ではドクターカーもドクヘリもありません。
指示要請をもらうのもナカナカ理解を得れないDrもいますからね・・・

しかし、そんな中でもみんな真剣に救命に取り組んでいますから私自身しっかりしなきゃと思わされてます。

やはり医師と顔が見える関係といのが重要ですよね。
最近、特にそう思わされてます。

そしてLTの有用性というのも私は伝えたいと思います。
手技の簡略性からかもしれませんが、私の先輩達含めLTを選定する救命士は数多くいますよ。


*れんさん*

オンラインMCの有効性について、今回皆さんに相談してとても考えされました。
私の地域事情でオンラインMCがナカナカ取れないということに少し意固地になっていたのかもしれません。
これからはドンドン、オンラインMCアタックしいこうと思います。


*リカさん*

とても貴重な意見ありがとうございます。
私自身このトピを立てるに当たり真剣に悩んで、どうしても皆さんの意見を聞きたいと思い書き込みをしてしまった限りです。
一般の方が救急に興味を持っていただいて、救命士がどのような活動をしているのかというのを少しでも興味を持っていただけるなら幸いと思います。

私達、消防人というのは職務に取り組む上で真剣に救命・救助に取り組んでいる人も数多くいます。私がその中の一人になれるかどうか心配ですが・・・自分なりに真剣に取り組んでいる所存です。

そしてwebでのこのような意見交換についてですが、やはり見る人が見れば救命士達は何をやってるんだ!とお思いになる方も多数いると思います。
私達のグチと受け取られてもしょうがないですよね。
しかし、このような場が有効に活用され『明日の救命のため』になるのであれば私はそれでもかまわないと思います。

救急活動中に、「mixiでこんなトピを見たよ。」という事があればそれも良いのではないでしょうか?
私達は一般の方達に、より近い存在でありたい。と願っていますよ。

やはり公共のサービスですから、あくまでもトピは公開でいていただきたいです。

本当に貴重な書き込みありがとうございます。



今まで書き込みしていただいた方、ホントに真剣に考えてくださって感動しています。ありがとうございます。


*YUUさん*

書き込みありがとうございます。

いつも救急出動におわれなかなかフィードバック出来ない事も多々ありますが、1件1件真面目に取り組ませていただいてます。

これからも消防士に声援送ってくださいexclamation ×2
それだけでとても励みになります。宜しくです。
*リカさん*

気分を害したなんて手(パー)全くそのような事はないですからご安心くださいほっとした顔

やはり専門職を仕事としている者にとって互いの切磋琢磨というのは欠かせないですよね。

これからリカさんが様々な境遇にさらされて困ったときでも、相談に乗ってくれる仲間がいるというのは心強いと思います。

私自信今回の相談により、全国の救命士の方が良き理解者であり、良き相談相手となってくれるのをとても心強く思っていまから。

もちろん、リカさんを含め一般の方達も同様ですよほっとした顔
どうしても助けたい、と言う気持ちと禁忌を無視してでも気道確保器具を使うのはまた別の話かと思います。
やはりみなさんも書いておられるようにMCを取れるならその判断を仰ぐのが理想ではないでしょうか?
あとから迷うなら、
迷ったら現場でMCを。
がベターだと思います。

合併症が起こりにくい事は予想出来ますが、少しでも可能性があるなら実施しないと言う決まりを守り、活動することが、先輩達が作ってきた信頼を繋げて行くことになると思います。

本当に何が起こるか分からないのが現場ですもんね。

◎ ゆう吉さん

横やりすみません。
風呂の溺水は池や川などの冷水に比べてどうしても予後は悪くなると思います。
暖かい環境の方が体への侵襲は進んでしまうので…。


皆さん多くの書き込み有難うございます。

*ラウチン☆タイプRさん*
やはりオンラインMCですね。先輩たちが築いてきたものを大切にしながら新しいことにチャレンジしていきたいと思います。


*ITえもんさん*
ラリンゲルチューブの添付書類確認しました。
やはり2006.11.1に変わってましたね。
これで解決の糸口が見えました。本当に有難うございます。

やはり、日々進歩する医療機器にも注意を払わなければいけないですね。


*クリリンさん*
関係者からその人のサマリーを取るのはとても難しいですよね。
「たしか・・・?たぶん・・・?」などいくら家族とはいえハッキリとした病名までは覚えててくれないですもん。

その中で活動する私たちは、常に最悪の状況を加味して行動していきましょう。
私はそれを心がけてますよ

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