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姿勢保健均整術(学)コミュの(2)●均整術の基本●十二種体型

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 姿勢保健均整術の基本は何か・・・。

 西洋医学には、「診断学」というものがある。
東洋医学にも、「四診」という診法がある。

「四診」は

 ?望診
    イ、精神状態をみる
    ロ、顔の気、色をみる
    ハ、舌の状態をみる
    ニ、患者の姿勢、形をみる
 ?聞診
    イ、声の調子を聞く
    ロ、においをかぐ
 ?問診
    イ、寒熱
    ロ、汗
    ハ、頭痛の有無
    ニ、大小便はどうか
    ホ、飲食はどうか
    へ、胸はどうか
    ト、耳はよく聞こえるか
    チ、口の渇きはどうか
 ?切診(実際に患者さんの身体に触れながら探る)
    イ、脈診
    ロ、お腹や胸、背中、手足を押さえてみる

 (西洋医学にも「視診」「聴診」「嗅診」などがあるにはあるが、現在はほとんど機械まかせ)

 ・・・などがある。

                  (参考:学研「図説東洋医学」山田光胤/代田文彦)
  _________________________

 姿勢保健均整術の基本といえば、
 まず、その人の形態から疾病のかかりやすさ、をみる、ということになる。
 そこから一応の判断をする。


 人のさまざまな形態を、十二種に分類し、その判断の目安にしている。
 何の目安もないより、手がかりがつかみやすいからだ。

 これは一般の人でも簡単にできる。

 東洋医学の「脈診」のように、熟練を要するものではない。
西洋医学の「診断学」のように、専門的な医学知識が必要なわけでもない。

 それを、
 「十二種体型」
 という。

 創始者の亀井進先生が、一万人ほどのレントゲン写真を見て、読み取った統計的なものだ。
 決して空理空論ではない。
(大学の教授と協力して、レントゲンを撮りながら、動いてみるように指示したりしたそうだ。 ・・・現在では考えられない)

 各人各様に、重心のかかるところや、重心を支える支点に違いがある。

 それを統計的にみてみると、
椎骨の同じ場所に、重心や支点のかかる人は同じような身体異常の傾向がある。
 (性格にも同様の傾向がみえるという)


 そこで、基本の6体型が生まれた。
「前後のアンバランス」
「左右のアンバランス」
「右捻れ、左ねじれのアンバランス」
 ・・・だ。

 
 生活の質、クオリティ・オブ・ライフというのは、
 「動き、はたらき、に支障がなく」
 「力が入る、力が抜けるの自由がきき」 
 「前後、左右、回旋の動きのバランス、見ためのバランス」
 がとれているかどうかだ。

 _________________________

 みなさんがご存じのように、
「色」には「三原色」がある。

 同じように、動きにも、「三原則」がある。

 前後の動き、
 左右の動き、
 左右にねじる動き
 ・・・だ。

 地球ゴマ、というのを知っている方もおられるだろう。
あのコマが停止安定しているのは、回転があるからだ。

前後の動きをするためには、「左右軸」が必要であり、
左右の動きをするためには、「前後軸」
回旋の動きをするためには、「垂直軸」が必要になる。

 その三つの軸が協調しあって、さまざまな複雑な動きができる。
 それが「動きの三原則」になる。

 腰痛にしても、痛みのために動きが困難になる、ということだろう。
 五十肩にしても、肩の可動性が悪い、動かそうとすると痛みを伴う、ということだろう。


 均整術、というのは、運動系の医学、といわれている。

 病名を追うのではない。
 日常動作に制約がなく、痛みや愁訴がなくなればいい。

 だから、外科的な傷病については、守備範囲外だ。
 ウイルスなどが原因の病気についても、免疫力を上げることはできても、直接の治病には関わらない。
(昨今は、免疫病が冷えや自律神経の狂いから来ているという先生方が多い。 そういう意味では力にはなれるだろう。)

 _________________________


 医学博士で名古屋市立大学学長、同名誉教授、でもある、
高木健太郎博士の研究で、明らかにされたところによると、
「左右不均衡の圧迫があると、圧迫側の生理機能は低下する」
といわれる。

 発汗や、体温、胃腸や心臓の働きなど、「自律神経」に支配されている機能が、圧迫によって変わる、というのだ。


 姿勢保健均整術(身体均整法)の「十二種体型」は、
「姿勢によって、重心の偏りがある」ということから、たえず圧迫されている側は、その機能の低下がある、ということでもある。
 (左肩下がりの人には、十二指腸潰瘍や心臓の故障が多い)

 そして重心のかかる足指、踵には、生命エネルギーである経絡から、その関連がある。

 たえず刺激を与えられている部分にあたる経絡は、鼓舞され、その相克側は抑制されるのだ。

 ちなみに、足の
第一趾は内側が「脾経」小指側が「肝経」
第二趾は「胃経」
第四趾は「胆経」
第五趾は「膀胱経」
になる。

 以上のことから、
たとえば、胃潰瘍であっても、その体型によって、施術がちがってくる。
 極端なことをいうと、一つの病名に対して12の方法があるのだ。

 東洋医学に「同病異治」「異病同治」という言葉がある。
原因が同じであれば、病名はちがっても治し方は同じだし、
病名は同じでも、原因がちがえば治し方もちがう、というものだ。

 それ故に病名は追わない。

 参考にする程度でしかない。

 「胃潰瘍」という病名であっても、会社役員のような事務職と、現場で身体を酷使しているような人とは、施術の方法がちがうということだ。

 あくまで、基本の「十二種体型」を元にして、観察をし、施術の計画を立てる。

 そして、その観察が、全体の7割から8割を占める、といわれている。

 どんな故障であっても、その判断観察が間違っていれば、調整のしようがない。

 そのもっとも、大切な基準になるのが、
姿勢保健均整術の基本、
「十二種体型」
になる。


 _________________________

 次回は、家庭で簡単にできる、自分の体型を知る方法を書こうかと思っている。
 そして、そのアンバランスを中庸にもってくる体操を書こうと思っている。

コメント(10)

 お〜〜い、どなたか、読んでみて、ご批評くださ〜〜い!(笑)(^^;)

 文才がないんで、わかりやすく書けているのかどうか、全然自信ないんですよね〜〜。
 だんだんよくしていきますのでェ〜〜〜!
あたしには、わかりやすい文なのですが、
いかんせん、こんな奴でも東洋医学に傾倒してる89314なので
基礎知識があります。
だから、まったくの素人さんだとどうなんだろ?

個人的には、今後の展開を楽しみに待ってます。
あ!あと、コメントが入ると順番がくるってしまうので、
タイトルに通し番号をつけると、後から読む時に、読みやすいかも?
と思います。
(えへへ、仕事に生かそうとしてるのバレバレ?)
>がむらん・すぅさま

 ありっがとうございます!
 いいアイデアを!   やってみます!
今まで教わってきたこともあってとても興味があります。
これからどんなことが教われるのか楽しみです。
>オオルリさん!

 いままで教わってきたこともあって、といわれるなら、もう少し、具体的に感想をお聞かせくださいましまし!

 どーもその道で飯を食っているものは、自分よがりになりがちなので、この辺がわかりやすいとかわかりにくいとか・・・。

 どんなことでも、伝わらなければ、意味は薄れるし、伝える以上、頑張ってわかりやすいようにしたい、と思っておりますので・・・。m(_ _)m
金のイルカさんは他人を治療したり教室で生徒に教えておられる方ですよね、私はあくまでも自分自身の体を頭において自分のためにいかにして役立てようかと思って書かれていることを理解しようとしています。診断学、四診などは自分の体に不調が起きた時、どこに異常があるのか判断するときに参考にしたいです。12種体型で自分の体のゆがみを知って体の不調を
きたしたときに、体操で自分の体のアンバランスを中庸に出来ればどんなにうれしいことかと思います。体操楽しみにしています。
>オオルリさま
 
 ・・・そのうち、「顔面診治法」という、顔からいろんな身体の不調を判断する方法を お伝えしようかなっと思っています。

 陰陽五行説の「五行色体表」の五色を元にしたものです。
身体でいうと、腎臓に故障があって、透析などを受けている人は、まず、例外なく肌色が黒い、ということなどデス。

 色ではなくても、眉間のあいだが、なんとなく曇ってみえたり、縦皺が深いと、いい運を呼び寄せにくい、という伝えもあるので、病気だけではなく、大切な人がそんな状態だと、たまらなく気になるものです。

 じっさい、若いころ、自分の人生の師についているころ、そんな人を何人も見ました。
 そして、師の言葉により、心が開かれていくと、その眉間の曇りが跡形もなくなっているのも、何人も見ました。

 顔色や、シワの位置、シミの位置についても、心の状態や身体の状態が判断できることもあるので、ご自分の見た目にも、注意されて、すべての人が幸せになっていければいいなと思っています。
 けっして、魅力云々ではなく、純粋に、健康を気遣う、ということです。
「均整法のもう一つの特徴」
 
 均整法は、あらゆる技術を、その結果として、姿勢がよくなる、という現証があります。
 そして、相関関係論が大きな特徴であり、呼吸の技術であるということも大きな特徴でしょう。

 そしてまた、逆のことを言うようだけれど、身体を守るために変異している状態があり、その場合は、余計にゆがめてあげることで、バランスをとる、ということもります。
(その場合は、改善すれば元に戻してあげる、という必要性があるのだけれど・・・)

 亀井進師範は、「傾斜圧」ということを言われており、それには、
 1)正常傾斜圧
 2)異常傾斜圧
 3)探知傾斜圧
があり、

 正常傾斜圧のなかの「くつろぎ傾斜圧」はこれを無理にまっすぐにすると余計に悪化する、といわれています。

 通常、「正体」というと、まっすぐにバランスのとれた身体にする、というイメージを持つが、均整法は、ゆがめることで生理的なバランスをとったり、身体の働き過ぎを抑制するための傾斜があり、それを施術に利用したりしているようです。
(*傾斜圧=傾いた圧)

 理学療法も、アプライドキネシオロジーも少しかじりましたが、自分の小さな経験上では、そういうものはなかったように記憶しています。

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