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うどらっはい!コミュの断続Mixiドラマ「うどらっはい」

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それはボクたちの秘密の合い言葉。
いつだって、その言葉を呟けば、ボクたちはひとつになれる。
だから、もう一度大きな声で。


            うどらっはい!




(訳:適当に物語を捏造して書き込みましょう)

コメント(12)

第16話「背中ごしに」


遠ざかっていくあの日の背中を見た時に、やっと気がついた。
気がついて、そして何も言えなくなって。
ぎゅっと、胸の前で手を握りしめる。
いつもあの人と繋いでいた手がからっぽになってしまったことが、寂しくて、苦しくて。
もう戻ることは出来ないと気がついて、やっと、あたしがいつもあの人の背中ばかり見ていたことに気づいた。
何かを伝えたいのに、伝えなければいけないのに。

「――――!」

ごう、と風が渦巻く。
あたしと、あの人と、幼い日の戯れに決めた、二人だけの秘密の言葉。
それは舞い上がっていくジェット機の翼に巻き上げられて、空へ消えていった。
なんて、今更。
新しい一歩を踏み出していく、あの人を送り出すはずのこの舞台で。
思い出すように、縋り付くように。
届くはずのない言葉を、まるで癇癪に襲われた幼子のように。


だけど。

だけど、ああ。

あの人の右腕が、かき消えたはずの私の声に応えるように高く上げられて。


遠く、高く、青い空の向こうへ消えていく、貴方の乗ったジェット機。
次はきっと、背中からではなく、貴方の笑顔を迎えて伝えるから。
だから、今はもう一度だけ貴方の背中に向けて囁かせて。

――うどらっはい。
第27話

ー…それを手にした時、脳内に言葉が刻まれた。

誰かの意思なのか、潜在的なものなのか…自分の意思では無い、記憶にも無い、けれど片隅に最初から在るこの感覚は何故か心地の良いモノで
とにかく発さなければいけないと悟る。



口を開け、それを発しようとした



何刻過ぎただろうか、容易に発する事は出来ず、
一言一言をやっと唸る様に、確かめる様に発音する

そして彼女は叫んだ。


ー…うどらっはい!と…


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°
真緒の文才ではこれが限界でした。。。(;´ω⊂


>>ねむ2さんへ
凄い文才ですね゜。+゜(*´∀`*)。+
第34話「破れ! バイオ将軍の酸の罠!」
----シーン7 カット5

人気のない廃ビルの屋上。
ライダースーツの女性と、それを取り囲む覆面とタイツに身を隠した男たち。
女性の正面には生物的なデザインの鎧を着込んだ強面の男。

バイオ将軍:
「ふははは、とうとう姿を見せたな。
 貴様にはこれまで手を焼かされてきたが、ワシがこうして来た以上は、ここが貴様のの墓場だ!」

戦闘員:
「イーッ!」

鎧の男の声に同意するように、タイツの男たちが甲高い声を上げる。
女性は大きな動作で拳を握ると、胸の前でそれを抱いて良く通る声で反駁する。

ちとせ:
「それはこちらの台詞よ、ジャーク将軍!
 浄水場に酸を流して街のみんなを虫歯にしようなんて……そんなことはあたしが許さない!」

カメラ、やや引いて女性の全身を映す。
女性は拳を高く掲げる。ポーズにあわせてここでナレーション。

ナレーション:
「杏ちとせ。彼女は幼い頃に妖精の力を得たチェンジリングである。
 その筋繊維は通常の人間の十倍の強度を誇り、その感覚は狼よりも鋭敏なのだ。
 そして、彼女が掛け声とともにその新の力を解き放った時、彼女は妖精人間『ユドラッハ』となり、悪の怪人たちを打ち破る正義の戦士となるのだ」

ナレーション終了と同時に決めポーズ。

ちとせ:
「Udra-Hight!」

----カット6へ

>ちとせちゃん
 ありがとう。
 でも
 そんな ひとごとみたいにいってると
       すごいことになるよ?(もうなったけど

>真緒さん
 はじめましてー。ノってくれてありがとうございます。
 ちゃんと文章かいたのって2年くらいぶりかもしれないです……(これがちゃんとした文章と言えるなら

>磁気さん
 ありがとう。ごめんなさい。
 こんなことにしちゃった(ぁ
第35話「サヨナラの」


 ただ、この時がずっと続くと思ってたのに――。


 僕は耳を疑った。聞こえた言葉を拒否した。瞬間的に、嘘だ、と思った。

 転校、する。

 君が言った言葉は、あまりにも非現実的で。そして、あまりにも現実的過ぎて。
 訊き返す事も、出来なかった。


「住所、教えるね」
 知ってるよ、僕の家の一番違い。
「向こうに着いたら手紙書くから」
 向こうって、何処?
「ちゃんと返事書いてよね」
 何を、書けばいいの?君が居ない日の事?
「……聞いてる?」
 聞いてるよ。聞こえて、ないだけで。
「全くもう、いつもそうなんだから」
 ………………いつもと同じように見える?
「電話もするから」
 窓を開ければ、話せるのに?
「寂しく、なるね」
 ……そうだね。寂しく、なるね。
「離れてても、友達だから」
 うん、そうだね。たった一人の幼馴染み。
 生まれた頃からずっと一緒。十四年間、ずっとずぅっと。
「まさか引越すだなんてね」
 僕の科白。
「高校までは同じトコだと思ってたのに」
 それも、僕の科白。
「……また、明日ね」
 その言葉、あと何回言えるの?


 ぐるぐると、思考回路は止まらず回る。背を向けて走り去る姿を僕は呆然と見送る。

 伝えなきゃ、駄目なんだ。

 言わなきゃ、伝わらないんだ。

 言わなきゃ、駄目なんだ。

 あの子に、僕の、想いを。



――うどらっはい、って。


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
はじめまして、を兼ねて。
……自分の文章力の無さに涙が出ます。

>ねむ2さん
感服致しました。
第46話「恋のドキドキサンデーホリデー☆」


私、ちとせ中学3年生☆
甘い物が大好きな普通の女の子なんだけど…


そんな私…毎日自転車で通り過ぎる、あの人を好きになっちゃった!

名前は北王子 聡志くん!
彼は学校一番の人気者ッ…
頭も良いし、格好良くて親衛隊まで居る程なんだ;

ドジで馬鹿なあたしなんて近付け無いよ〜!

でもでも、生徒手帳にこっそり挟んだ写真を(隠し撮りだけど・・・)毎日見てるだけで幸せだもんっ

えへへ…っ
いつか聡志くんとお話してみたいな〜
挨拶はなんてしよう・・・?
会話が弾んで、楽しくなるような…やっぱり


うどらっはい!

だよね☆


/////////////////
調子に乗っかって第二弾?
ティーンズ文庫風に
折原みと引っ張り出した真緒は何かを間違えました。
あ、北王子聡志はうちの妹の芸名です^^
第50話「TIME LIMIT」

  Pi, Pi...

耳障りな電子音とともに、液晶ディスプレイに映し出された数字が、一つ一つ小さくなっていく。

  63, 62, 61, 60...

まるで数字が寿命を失っていくようだ。
そんな馬鹿なことが脳裏をよぎる。
全く、我ながらタチが悪すぎて、これっぽっちも笑えやしない。
――反応炉臨界まで残り60秒。
それはつまり、数字の寿命ではなくて、この俺自身の寿命。

馬鹿なことを!
寿命は少しばかり延ばす事は出来ても、増やす事はもちろん、減少を止めることは決して出来やしない。
しかし、この数字の減少は止めることが出来る。この俺自身の指先で!

焦ってキーを打ち損ねそうな指先の震えを抑え、傍らのウィンドウに表示されたインジケータを確認する。
アイツがこの原子炉の制御システムに送り込んだウイルスは実に優秀だ。
幾重にも張り巡らされたファイヤーウォールの隙間をかいくぐり、ものの30分でシステムから制御を奪い取ってしまった。
既に反応炉内の制御棒はその大半が抜き取られ、臨界まではもうどれほどの時間もない。
だが、今ならまだ間に合う。生き残った最期のセキュリティが反応を抑えている今の間にウイルスの活動を停止してやれば……!

「よし、捕まえたぞ!」

液晶ディスプレイと一面のレッドアラートだけが光る薄暗い監視室に、俺の歓声が響く。
残り時間38秒。十分だ、あとはこいつを停止するだけ。
全ての職員はこの施設から退去し、メルトダウンに備えて周辺全域に退避命令と、処理部隊への非常呼集が掛けられている。
もう、誰もがこの反応炉の暴走は止められないと思っていた。
だが、俺は。俺だけは、諦めるわけには行かない。
アイツをあんな風にしてしまったのは、俺の罪なのだから……

  PIIIIIIIIIIII !!

最後のキーを叩いた瞬間、激しくエラー音が鳴り響いた。
『パスワードを入力してください』
無機質なその文字に愕然とする。
インジケータが示す値は残り時間12秒。
馬鹿な、ここまできて……
苛立ちに任せてキーボードを激しく叩こうとして……その瞬間、脳裏にアイツの面影がよぎった。
そう、かつてアイツに手を上げてしまったときの、あの凍りついた表情。
まるで信じられないものを見てしまったときのように。
そして同時に、それを諦めとともに受け入れてしまった表情。
『ああ、やっぱりそうなるのね』
そう呟いた声が聞こえたような気がした。

「違う、俺は……」

言葉が出ない。
あの日もそうだった。彼女の背中を見送りながら、胸の奥からあふれ出そうとする何かを勢いよく閉ざされた扉にさえぎられて……何も言えない。
あの日俺は、何を言おうとしていたのだろうか。

  5, 4, 3...

一つ、一つ、閉ざされていく数字。軋みをあげて、刻一刻と。
言わなければ。何かを。いや、何かではない、ただ一つのあのときの言葉を。

  2, 1...

よみがえるあいつの笑顔。
俺は、ただ……伝えたかった。

U・D・O・R・A・H・H・A・I

『パスワード確認、プログラムを停止します』


#これでとりあえずネタ切れです。あー楽しかった。

> ちとせちゃん
はーい、ごめんなさあーい!(でも満足げ

> 和樹さん
ありがとうございます(ぺこり
こういうの書くときだけは筆がすいすい進みますw

> 真緒さん
や、お見事です。
私には逆立ちしてもこういうのは書けませんねえw


 それでは皆様、良いお年をうどらっはい!

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