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りらっ栗コミュのりらっ栗「上海日記」〜第3日目・後編〜

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注)ジュンコの視点での旅は著者の都合により、お休みとさせて頂きます。



最終日。

16:00ホテル着。


ボスの家から帰ってきたんだ。



16:30ホテル出発
という予定を立てられているマップツアーに従う我々。




ふぅ〜。
なんだかんだ言って、3日目のラストである。
ハッキリ言わしてもらうと結構疲れている。



そりゃボスだって中国住んでるけど
日本からの厄介者が3人もくりゃ疲れるさ。



更にその厄介者達もシラねぇ土地で色々歩きゃ
疲れも出てくるさ。



(ティンクだけは全然疲れてなく、迷惑な事に寧ろ
これから!的な雰囲気を1人かもし出している…)


ボス〜。
色々ありがとうねぇ。



11月3日から5日まででしたが、
準備やら、予定やら、予約やら、勉強やら、
色々友達やエロ女の予定などをキャンセルしたり、
都合つけて我々の相手をして下さいましたね。
感謝しております。




それじゃ、サヨナラ!ボス!




そう手を振るとこのエロガッパはあっという間に
中華の煙と埃だらけの街へと消えていった。



プップォ〜〜〜という感じでバスはホテルを出発しました。

あとは空港へ着いてゆっくり税関で買い物して帰るだけじゃぁ〜って事です。


JUNちゃんもティンクも今回はボスが居てくれたおかげで色々と便利じゃったよね。


(3人は静かにそれぞれ旅行の回想シーン)




通訳してくれるし、上海の観光ポイントも抜け目無く連れてってもらったし、
中国に留学中の日本人の生活の一部も見せてもらったし。

見ての通りチャイナって国は何が起きるかワカラナイ国民性なんですよ。

人間性も日本人とは全く違うし。


今回の旅行で充分体感できたならこれ幸いです。






(キキィ〜〜〜〜〜)フヌァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!




ボン…


何だ!?


前を見ると事故っている…


やっちゃってる。


馬鹿やろう。


3人とも寝ていた為、
ティンクとJUNは運転手の奇声とブレーキで目覚めた。


16:55 
高速道路にて我らを乗せたバスは
急な車線変更をしようとした車に突っ込んでしまう。





高速道路は完全にワラワ達のバスによって塞き止められている!




前の乗用車の後ろ窓のガラスは全てなくなっていた。
それほど衝撃が強かったわけではないが…



後ろを見ると案の定 車・車・車…
並びまくっている。
原因は我らのバスです。



そして現場では話し合いが始まる。
高速のど真ん中で。


初めて中国人の運転をみたJUNとティンクは

やっぱりな!

という図を目の当たりにした。




ティンクが証拠として現場写真を撮り始めると、
バス内の日本人もパシャパシャと撮り始め、
いつの間にやら記者会見級のフラッシュの嵐になってしまっていた。




ガイドさんが言う

「え〜あのね。新しいバスがすぐ来ますのでね、15分くらいかね、
それでね、すぐ荷物を入れ替えて乗って行きますからね」




あ、新しいバスが来ているのか!
バスの中の日本人全員が安堵の表情を浮かべた。





ティンク・JUN・栗の三人と何人かの団体は
中国でアクシデントが起きた瞬間からテンション上がりま栗でした。

しかし他の日本人はムカつきまくっていました。 




10分・・・

20分・・・

経過していくうちに、ガイドさんも挙動不審な電話が多くなる。




30分・・・



まだ来ない。
栗がイライラし始めました。


バスの運転手が必死に警察に向かって抵抗している図を見て
今後の運転手の生活を想像しました。

3人で想像しつつ、人数こんだけいる国だからクビだろうなぁ〜。
運転手なんて幾らでもいるだろうし・・・
という予測を立てました。

運転手が可愛そうに感じ始めました。






40分・・・



ガイドが涙目になってきます。
バス内の人間の空気はおかしくなってきました。
さっきまでの友好条約ムードから殺気むんむんです。



50分・・・







18:00頃。


なかなか現場にこれない新しいバスに痺れを切らしたのか
前をぶっつけたままのバスが進み始める。




飛行機には間に合うだろう。

ちょっとした安堵感が再びバス内を包んだ。





しかし、進み始めたはいいのだが、高速ではなく、
一般道路を走り始める。



あ!そうか、近くまで新しいバスが来ているから
それを見つけて乗客みんな新バスに移動するつもりか!




勝手に僕はそんな想像を膨らませていた。




しかしこの阿藤快似の運転手は一般道路に下りてから
一体全体何を考えているのか分かりませんが、
完全に乗客15人近くを乗せたまま迷子になっています。




馬鹿すぎます。ウンコやろーにもほどがあります。アウトかいです。



ボッコボコのど田舎道でバスは揺れまくるし
交差点でこの巨大マンモスバスがUターンするし・・・



飛行機までの時間がかなり近づいてきている為、
この馬鹿運転手にはムカついてしょうがなかったです。



怒りを沈めなければ・・・
僕だって必死です。



俺は中国人のこういう体だけ大きくなって
脳みその成長が止まっているような行動が


昔カラユルセナカッタンダッタ・・・





などと思い出しながら必死で怒りを沈める。


ガイドさんは完全にパニックに陥っている・・・
バスの運転手なんぞは完全にいっちゃっている。




もうこんなバス嫌だ〜〜!!!!



誰もが限界を感じ始めたその時だった・・・




急に大型バスは路肩に止まり、
ガイドがアホアウト快運転手に向かって怒鳴り散らす。
アウトも負けじと喚き散らす。


どうやら道を間違え続ける快運転手の行動にガイドがブチ切れたようだ。



もうこの二人どうしょうもにゃぁ・・・



そして喧嘩別れをしたガイドさんがバス内の日本人に話をしはじめた。



「え〜運転手さんは事故って頭がチャンポンしてますので
ここからは皆さんリニアモーターカーに乗って空港まで行ってもらいます」





ちゃんぽんって・・・



この中国人ガイド・・・



バスの運転手が日本語がワカラナイのをいい事に好き放題言っている・・・



こうして中国人ガイドの圧勝に終わった小者SHOWはクライマックスを迎える。



ガイドさんはみんなのチケットを手に取り、必死にリニアのチケットを買い漁る。




走る
走る
また走る。



ちょっと小太りのガイドさん。
荷物を持って走る図がこれほどみにくいアヒルの子も珍しいだろう。




そして必死の形相で旅行客の為に手に入れたチケットをみなに渡した。




無事間に合ったし、怒りもさめ始めた
僕達はガイドさんに心からお疲れ様と言いたいと思った。


そして

19:00

空港に到着。



登場手続きを済ませ、税関を突破し、ついに飛行機に乗れる体制が整う。



ANAの飛行機には既に僕ら以外の乗客は乗り込み、
今か今かとバス事故軍団を待ち構えていた。



何とか無事飛行機にギリギリ間に合い乗る事ができた。



こうして私達を乗せたANA NH154は予定の時刻通り 

19:35

日本へと向かって飛び立って行ったのだった。





最後にジュンちゃん風に暴露させてもらうと


旅行中の3日間「ボス・ボス」と呼び続ける女性二人を見ながら
僕は常に「チャーリーズ援助交際」という物語を書こう!

と脳みそ内でストーリー妄想にふけっていました。





「ハローエンジェルズ」


「Hi チャーリィー」





あとはそれぞれ皆さんで中国旅行の感想を暴露していただければコレ幸いです・・・



なにはともあれ、誰も怪我なく、モノを盗まれる事もなく、
ムカつく思いを誰もしなかったのが良かったなぁ〜と思う旅行でした。




我愛中国!!



〜完〜

コメント(5)

初の玉突き事故に巻き込まれるという経験を
まさかチャイナでしようとは!!!

頭がチャンポンしてるのは小結ガイドも
一緒だったけど、最後には横綱級の活躍だったなぁ。
私は床を滑りながら行ったり来たりする中国人ガイドさんが
マイケルに見えたもん!
中国人がジャクソンだよ!!ジャクソン!!!

でもボスのあっさりした消えっぷりには唖然とした。
私は涙のお別れ系かと思ってたのにさ〜。
きっとエロい約束があったのは否めない…

3日間だけどほんとにただの旅行では出来ない経験できて
いろいろ考えることも出来た上海だった。

エンジェルズの冒険はまだまだ始まったばかりです。

〜栗坊主先生に直木賞を!!!!〜

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