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Otis ReddingコミュのLive On The Sunset Strip について

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オーティスの新しい2枚組ライブCD『Live On The Sunset Strip』を買いました。すでにLPで3枚(実質2枚)出ているウィスキー・ア・ゴー・ゴーでのライブを「リマスターし完全収録!」というタタキ文句につられて。

1966年4月9日と10日の3回のセットをMCなども含め完全に収録しているということで、これまで未発表のテイクが多数収録されています。つまり、ウィスキー・ア・ゴー・ゴー関係はこの2枚組を買えばカンペキ!・・・と思うでしょう?ところがさにあらず。通して聴いた所によると、既出の『In Person At The Whisky A Go Go』と『Good To Me』の2枚のアルバムに収録されているテイクがかなり入っていないのですふらふら

まず、CDの曲目をざっと見て、Pain In My Heartがどこにも入っていないのにすぐ気が付くでしょう。この曲、前の2枚のアルバムにそれぞれ1テイクずつ入っていたから、少なくとも2回は演奏しているのに、それが「完全収録」版に入っていない。つまり、額面通りなら、これは「Pain In My Heartをやらなかったセット3回分」の完全版ということになります。言い換えれば、「Pain In My Heartをやった少なくとも2セット分(4月8日分?)」は全く収録されていないということ。ウィスキー・ア・ゴー・ゴー関係全部の完全版じゃなかったんですねーがく〜(落胆した顔)

それだったら、他にもCDに収録もれしているテイクがあるんじゃないかと疑いの目(耳)で聴くと、どうもI'm Depending On You、Any Ole Way、Good To Me、I've Been Loving You Too Longなどは、既出のとは別のテイクが収録されているようです。These Arms Of Mineは、『Good To Me』に入ってる方のテイクは収録されたけど、『In Person...』の方のは入っていず、初出の更に別のテイクが入っています。あと、Satisfactionのコーダ部分だけのテイクとか、I've Been Loving You Too Longの肝心の歌い出しがカットされているとか、どうも「完全収録」というタタキ文句が疑問に思えるところがあります。

そうは言っても、初めて聴くテイクもかなりありますし、リミックスによって、特にリズムセクションが強く出ているのと、ライブ特有のノリの良さで、曲によってはオリジナル以上の出来に思える瞬間もあります。問題の調子外れのホーンが耳障りなところは確かにあります。あと、バラード曲におけるデリカシーのない演奏ぶりもちょっと。でも、日常のツアーライブと思えばそれもある意味リアルで意味あるかなと。一番の珍品は、『パパのニューバッグ』の、オーティスが笑い出してストップしてしまう失敗テイク。ここまで入れているところは「完全収録」らしいんですがね。

輸入盤は安いのでお勧めしますが、『In Person At The Whisky A Go Go』と『Good To Me』を持っている人は安心してそれらを処分しないように。持っていない人で、オーティスの全テイクを集めたい人は、これとは別に入手する必要があります。そこまでオーティスのライブ録音にこだわる人は多くないかもしれませんがむふっ

コメント(1)

参考になります。ありがとうございました。

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