増加する人口の抑制を始めなければならない
LE MONDE 2008年08月13日15時17分
http://www.lemonde.fr/sciences-et-environnement/article/2008/08/13/la-sixieme-extinction-des-especes-peut-encore-etre-evitee_1083195_3244.html#ens_id=1080137
会議を主催する国際自然保護連合
(International Union for Conservation of Nature、IUCN)の
ジュリア・マートン・ルフェーブル(Julia Marton-Lefevre)事務局長は、
「種の多様性が失われる速度は加速しており、生物種を絶滅の危機から救うための
行動が直ちに必要だ」と語った。
国際自然保護連合(International Union for Conservation of Nature、IUCN)
が毎年発表する同リストは生物保護の指標とされ、
動植物4万4000種以上をカバーしているが今回、データが確認されている
ほ乳類5487種のうち実に四分の一に明白な絶滅の危機が迫っていることが示された。
保護施設「ディンゴ・ディスカバリー・リサーチ・センター(Dingo Discovery and Research Centre)」を運営するリン・ワトソン(Lyn Watson)さんは、20年以上にわたってディンゴの保護活動をしている。ディンゴの純血種は、野生犬との混血が進んだことや◆◆◆人間が生息地に侵入したことなどから、その姿を消しつつある◆◆◆
世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)は26日、東南アジアのメコン(Mekong)川流域に生息するインドシナトラを絶滅から救うには、各国政府が断固たる行動を起こさねばならないと発表した。図は、メコン川流域に生息するインドシナトラについてまとめたもの。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2687598/5243187
英国王立協会(British Royal Society)の専門誌「バイオロジー・レターズ(Biology Letters)」に掲載された同報告によると、英国、フランス、イタリア、ナイジェリア、オーストラリアの17種類のヘビのうち11種類の生息数が、1990年代後半からの4年間で3分の1に激減し、それ以後10年近くが経過した後もいっこうに生息数が回復する兆しがないという。
世界の海洋生物の多様性や個体数に関する国際調査プロジェクト、「海洋生物センサス(Census of Marine Life、CoML)」の報告によると、世界の海の中で動植物の生存が最も脅威にさらされているのは地中海であることが分かった。2日の米科学誌プロスワン(Public Library of Science、PLoS ONE)にセンサスの結果について10本を超える論文が発表された。
ワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species、CITES)、国際自然保護連合(International Union for the Conservation of Nature、IUCN)などがまとめた報告書によると、アフリカ大陸では昨年、推定2万2000頭のゾウが違法に殺され、密猟件数は「容認しがたいほど高いレベル」に達しているという。