石川県の阪神タイガースファンコミュのトラ雨中の激勝Ｍ「７」！残り８試合

★Ｖ加速！金本２５号Ｖ２ランで巨人と１差Ｍ７

金本知憲外野手が、８回に決勝となる２５号２ラン。
新井が６４日ぶりにスタメン復帰し、今岡も先制弾を放つなど開幕当初のクリーンアップが大活躍した。

「本当に１カ月ぶりに仕事をしたような気がします。横にいらっしゃる新井さんがヒットで回してくれたので、ヒットでつなげたらなと。ホームランはまぐれです」

「雨の中、最後まで本当にありがとうございました」
金本はファンに頭を下げた。
０５年９月２９日、甲子園。
優勝のウイニングボールを捕った金本が、ちょうど３年後にウイニングショットを放った。
導かれる夢。
カウントダウンが始まる。

お立ち台では、甲子園初となる金本・新井の“師弟コンビ”を披露。
ファンも大満足の試合で、岡田政権下では３度目となる８０勝の大台に到達した。優勝マジックも７に減った。もう、Ｖまで一直線！

※データ
広島に勝ち、試合のなかった２位・巨人とのゲーム差を２５日以来の１・０に広げた。
前夜に７度目の点灯を果たした優勝マジックは１つ減り「Ｍ７」
最短Ｖ決定は１０月５日のヤクルト戦（神宮）のままだ。
チームはこれで８０勝両リーグ１番乗り。
阪神の８０勝到達は２年ぶり５度目で、そのうち３度を岡田阪神でマーク。
過去４度の最終順位は６４年（１）０３年（１）、０５年（１）、０６年（２）。今回はどうか。



★ルーキー石川、５回０封！２勝目逃すも“いい仕事”

プロ先発２戦目の右腕・石川が５回５安打無失点。
勝ち星こそ付かなかったものの、３点のリードを守って救援陣にバトンを託した。

「５回降板？大事な試合。チーム状況がありますから…。チームが勝てば言うことない」



★３番スタメン復帰！「やるしかない」新井３安打！！

７月１日の中日戦以来となる猛打賞。
腰を疲労骨折し、１カ月もリハビリをしていたとは思えない。
「めちゃめちゃ長かった」
そんな長い日々が続いた中、後押ししてくれたのがファンだった。

「本当に、ファンの声援が支えになった。リハビリしていても、たくさんの手紙をもらって。ファンを喜ばしたい、というより、一緒に喜びたいんです」

そして、神様はご褒美として、金本とお立ち台に立つ場面をつくってくれた。「さすが、ボクのアニキだなと思いました」
ジョークとして、沸かせたコメントも、新井にしてみれば本音だった。

岡田監督は「戻ってきたんちゃうで、戻したんよ。段階踏んでいかんでも、こういうふうに打てるやん。待ってられへんよ。残り１００試合やったら待つけど」と、３番復帰に独特の岡田節で表情を崩した。
新井がいれば勝てる。
だれもが、そう感じた一夜だった。



★守護神・藤川投入も岡田監督迷いなし

同点の８回。
今季２度目の藤川投入に迷いはなかった。
表を抑え、裏の攻撃に賭けた。
抑えの切り札を送り出し、絶対に勝つという強烈な意志を選手たちに示した。
思い描いた攻防の結果に岡田監督は胸を張る。

「誰でも思うことよ。表を抑えたら、裏は３番から始まるんやから。見てるファンでも思うよ」

「この前からスピードガンが反応してくれている。何回からでもいい。投げられる準備はしている。それがチームに還元されればいい。そんなにしんどくないしね」

「マジックといっても残り試合と同じくらい。１試合１試合というのは変わらない」
残り８試合
秋雨が濡らす視界の向こう、目を細めた先にゴールがはっきりと見えた。



★９／３０甲子園最終戦でプレゼント

主催ホームゲーム最終戦となる試合において、今シーズンのご声援に感謝し、来場者プレゼントを実施いたします。

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※今後の日程により、雨天中止等による振替試合が10月1日以降に行われる場合は、プレゼント実施試合が変更となります（日程上、ホーム最終戦となる試合で実施）。


プレゼント内容
当日19:00までにご入場のお客様全員に「オリジナルミニハンカチ」をプレゼントいたします。



★虎日本一なら、関西経済効果　７６７億円

セ・リーグで激しい優勝争いを演じている阪神タイガースについて、関西大大学院の宮本勝浩教授（理論経済学）らが２６日、日本一になれば関西での経済効果が７６７億円に上るとの試算を発表した。
甲子園球場の改修効果などで、前回リーグ優勝した２００５年当時の試算６４３億円を上回る結果となった。

１８年ぶりのリーグ優勝を果たした０３年に匹敵する盛り上がりを想定。
阪神、阪急の経営統合後、初めての優勝セールでもあり、両百貨店の総売り上げを１０５億３０００万円と推計した。
また、第１期改修工事で甲子園の飲食部門が充実したことを受け、観客１人当たりの平均消費額を５００円増の６１００円に設定。
年間３２３万人動員したと仮定し、近年より２０億９０００万円増の消費を見込んだ。