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石川県の阪神タイガースファンコミュのアベック弾 おじさんトリオで快幕星

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★これが真の猛虎や!

雨で一日ずれ込んだリーグ再開の一戦となった30日・横浜戦で、阪神が快勝した。
立役者となったのが、今年39歳になるベテラントリオだ。
矢野輝弘捕手(38)が先制2点二塁打を放てば、マウンドでは下柳剛投手(39)が粘りの投球で通算100勝へ王手。
金本知憲外野手(39)もダメ押し弾をかっ飛ばした。
負ければ3位・横浜と7差に開く正念場で見せた底力。まだあきらめてはいない。猛虎の逆襲がここから始まる。

呪縛を解き放った。もがき苦しんだ過去とは、これでサヨナラだ。わずかな休息を挟み、強い猛虎が帰ってきた。
雨で1日遅れたセ・リーグ再開の一戦は、矢野の一振りで狙い通りの白星発進。一直線に伸びた打球が、反攻の合図となった。

「自分自身、調子がいいわけでもないし、チームも乗り切れてなかったから、必死で振りました。いきなりのチャンスで緊張したけど、思い切り振りました。悪いことも考えたけど、いい方向に出て良かったです」

緊張から解放された充実感が、言葉ににじむ。ヒーローインタビューで漏らした本音に、敵地の三塁側から歓声が巻き起こった。
悪いこととはゲッツーか?という問いには「イエース」と、ノリのいい英語まで飛び出したほど。恐怖と隣り合わせの打席で打ち勝ったことで、猛虎打線が目覚めた。

二回だった。失策で出塁した金本に続き、今岡と林の連打で無死満塁の好機ができあがった。
これ以上ない流れを前に、浮かんでいたのは負のイメージだ。タイムリーが出ず、勝ちきれなかった序盤の戦い。
矢野自身もケガで戦列を離れていた時期があったとはいえ、5月18日の横浜戦から打点を挙げていなかった。

しかも、目の前には今季2戦2敗という三浦がいる。「三浦君には、よくやられてましたから」。
自身も今季は8打数1安打に抑えられている。
「悪夢」もよぎったが、それを断ち切った。0ー1からの2球目、142キロ直球。思い切り振り抜くと、中堅フェンス直撃の2点適時打となった。

「モヤモヤすることが色々ありましたけど、試合はたくさん残ってるのでばん回していきたい」

チームが波に乗りきれない中、右下腿三頭筋筋挫傷で離脱。復帰後も、思うように結果が出せないもどかしさがあった。狩野という若い力を近く感じながら、同時に、遠くに離れながらも励みに思う存在もあった。
中日時代の同僚であり、同じ1968年生まれの楽天・山崎武だ。

「今になって、あれだけ打てるのはすごいなと思うしね。すごいホームラン打ってるもんな」

中日に入団当初は、同じ捕手として汗を流したこともある関係だ。ベテランと呼ばれながらも、逆らうように見せるパフォーマンス。この日の矢野も負けてはいない。

矢野の先制打で火がついた打線は、活発に打って8点を奪った。3位・横浜との直接対決を制して、ゲーム差を「5」に縮めた1勝。
「明日につなげなあかん」と岡田監督は言った。もちろん、矢野も分かっている。

「JFK以外の勝ちパターンを作れればと思っていた。そういう意味では理想的なゲーム」。
再加速には、もってこいの大量得点での勝利。ここを分岐点としなければ意味がない。導いたのは、矢野の意地。不屈のバットだった。

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