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石川県の阪神タイガースファンコミュの無骨な男

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★粘投6回交流戦無キズの3勝

他のナインに紛れるようにして、足早にベンチから引き揚げてきた。それも、勝利投手とは思えないほどうつむき加減に。
自らの職務を全うした下柳に、笑顔はない。
だが、猛虎に6月初の連勝をもたらしたのは、無骨な男の快投だった。

立ち上がりから、全く危なげのないピッチングだった。初回1死一塁では、礒部を遊ゴロ併殺。
2回も先頭の山崎武に左前打を浴びたが、後続を3者連続で内野ゴロに封じた。5回までを散発の3安打。
15個のアウトのうち、好調時のバロメーターである内野ゴロは8個を数えた。

この試合、唯一のピンチとなった6回1死二塁では、うるさい高須を右飛。最後は礒部をフォークで空振り三振に仕留め、スコアボードに6個の「0」を刻んだ。
これで11日のソフトバンク戦から、12イニング連続の無失点。交流戦5試合で3勝0敗、防御率1・95という抜群の安定感だ。

プロ17年間で培ったキャリアで、楽天先発の永井に投げ勝った。ストレートでグイグイと押してきたルーキー右腕とは、対極に位置するベテラン左腕。これには敵将・野村監督も脱帽するしかなかった。

「つかまえるなら、下柳やった。技巧派にはまっちゃったよ」

スピードでは敗れても、投球術と制球力で相手打線を封じ込める。
野球の醍醐味、奥深さをマンモス甲子園で披露するとともに、4回4失点に終わった5日の仙台での借りも返した。

「本当に頑張ってくれた。先発の役割というか、この何試合かで一番良かった」

岡田監督は最大級の賛辞を惜しまなかった。それもそのはず。6月に入ってからチームで初めて、先発投手に白星をつけたのだった。

「何もない、何もないよ。お疲れさん!」

それだけ言い残すと、クラブハウスへと消えていった。
今季5勝目。通算100勝まであと「2」とした背番号42が、猛虎追撃の旗手となる。

★ 金本が歴代2位に

金本が1250試合連続出場を果たし、歴代2位の松井秀喜(当時巨人、現ヤンキース)の記録に並んだ。
プロ野球記録は衣笠祥雄(広島)の2215試合。

チームは1点しか奪えず、金本も内野ゴロが二つに四球と、いいところなく2試合連続無安打。
記録には無関心で「誰が数えてんの」とぶっきらぼうに話した。

★庄田 恩師撃って1軍定着や!!

庄田隆弘外野手(27)が18日、19日からの楽天2連戦での活躍に強い意欲を見せた。
この日は甲子園室内で休日返上のマシン打撃。約30分間にわたって汗を流し、翌日の戦いに備えた。

シダックス時代に当時の野村監督からその才能を見いだされ、プロへと送り出された。
その後、野村監督は楽天監督に就任。
庄田も4年目の今季、初の1軍昇格を果たすと、持ち前の打撃でスタメンに名を連ねるまでになった。
そして迎える19日からの楽天2連戦。
かつての師弟は敵味方に分かれ、甲子園で相まみえる。

「社会人時代にお世話になった人。いいところを見せられたらいいですね。持てる力を全部出せるようにしたい」

初出場初スタメンとなった14日の西武戦で2安打の活躍。
16日のロッテ戦ではプロ初本塁打を放つなど、鮮烈なアピールを続けている。
迎えた“師弟戦”は、1軍定着のためにも重要な一戦。
恩師の目に成長した姿を焼き付けつつ、1軍戦力としての地位を不動のものとする考えだ。

3年間の下積みを経て、ようやく迎えた飛躍の時。チーム屈指の練習量を誇る若虎が、ついに飛躍へのチャンスをつかんだ。「技術より気持ちで負けないように。
来た球を全部打つぐらいの気持ちでいきたい」。たとえ結果を残しても、攻めの姿勢は失わない。野村シダックスの最終兵器が、猛虎巻き返しへの旗手となる。

http://www2.daily.co.jp/baseball/2007/06/19/Images/00396581.jpg

★矢野“完封”を演出…「恩師」の前で健在をアピール

6月初の喜びにひたる男が、ここにもいた。ゲームセットを迎えて、藤川のいるマウンドに真っ先に向かったのは矢野だった。
右ふくらはぎの故障から14日に1軍復帰して以来、9イニングを守り抜いたのは初めて。仲間と握手を交わし、白い歯をのぞかせた。

「下柳は、久しぶりに矢野とのバッテリーというのが大きかったと思う」と岡田監督。
6回まで同い年の左腕をアシストすると、残りはJFKトリオを自在に操った。

「シモは、いつも感心するところだけど“このボールをどう使う”というのを意識して投げてくれた」。
コンビで8個の内野ゴロを打たせた。楽天戦は今季初マスク。その力を評価しているのが、敵将・野村監督だ。
試合前、恒例のベンチでのロングトークには「矢野は肩が大丈夫なら、40になってもできる」という言葉があった。
恩師の前での、健在アピールだった。

5回の第2打席では右中間へ二塁打。
5月18日の横浜戦(甲子園)以来の長打で、バットも上昇気配だ。虎の前進に、やはり矢野は欠かせない。


http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200706/20/images/base04.jpg


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