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ちばあきおコミュのザ・ライバル!

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スポーツマンガのキャラで不可欠なのがライバルの存在。

ライバルがいるからこそ、主人公が光を放ち、読者の心に残る名勝負も生まれるのです。

ちばあきお先生のマンガに登場する、想い出深いライバルを挙げていきましょうexclamation ×2

コメント(7)

まずはなんと言っても、「キャプテン」「プレイボール」に登場した、サウスポー投手の佐野exclamation

体格は小柄ですが、青葉学院中や東都実業高の投手として、墨谷二中や墨谷高の前に大きく立ちはだかりました。
その戦績を調べてみましょう。


○青葉学院中二年生時、地区予選決勝

青葉は全員二軍で墨二戦に臨んだが、墨二の意外な抵抗に遭い、1点ビハインドの8回裏から一軍のエース・佐野を投入。
しかし墨二は佐野に照準を合わせて特訓をしてきたため苦も無く打ち返し、この回に1点を追加。
だが、全員一軍に代えた青葉は9回表に一挙5点を奪い逆転。
9回裏、墨二は佐野を攻めるも2点を奪うに留まり、11−10で青葉の勝利。
佐野は2回を投げ、失点3、自責点3。
ビハインド状態から登板して、その後自軍が逆転したため勝利投手。


○青葉学院中二年生時、全国大会決勝

青葉は全国大会で優勝を果たすも、墨二との地区予選決勝での14人ルール違反が連盟で問題となり、墨二との再試合が全国大会決勝戦となった。
今度はオール一軍で挑んだ青葉は、序盤で9−0と一方的にリードするも、中盤で佐野が墨二打線に捕まり、3点リードの9回裏に佐野が打たれて墨二が4点を奪って10−9でサヨナラ勝ち。
ただし、佐野の9回の4失点は、二死後にサード・後藤のエラーがあり、その後の4失点だったため、自責点とはならない。
つまり、後藤のエラーがなければスリーアウトとなり、佐野の責任による失点はなかったと判断されるわけだ。
佐野は8回2/3を投げ、失点10、自責点6で敗戦投手。


○青葉学院中三年生時、地区予選決勝

この年の春に行われた選抜大会で、佐野は全試合無失点に抑えるという快投を見せ、青葉を優勝に導いた。
夏の地区予選決勝でも、選抜初戦敗退の墨二に対して絶対の自信を持っていたが、初回にいきなり墨二打線に捕まり4失点。
その後はなんとか墨二の強力打線をかわして無失点を続け、9回表に味方打線が爆発して5−4と逆転したが、9回裏に丸井のファーストゴロの際、ベースカバーに入った疲労困憊の佐野が転倒、そのまま降板を余儀なくされた。
その後、リリーフの大橋が打たれて同点に追い付かれるが、佐野が出塁を許した丸井が生還したため、これは佐野の失点となる。
ただ、丸井の出塁がヒットかエラーかによって意見が分かれるところだが、ミスプレーがあったわけではないのでエラーとはならないだろう。
従って、9回裏の失点は佐野の自責点とする。
試合はその後、延長18回まで進み、イガラシのサヨナラ2ランホーマーで墨二が7−5で勝ったが、佐野に勝敗は関係なし。
佐野は8回0/3を投げ、失点5、自責点5。


★青葉学院中時代の対墨谷二中戦の戦績

中学時代、佐野は墨二に対し3試合を投げて1勝1敗。
18回2/3を投げて、失点18、自責点14で、防御率6.75。
正直いうと、ライバルとしては物足りない、というよりは非常にガッカリする数字です。
でも、高校進学後に佐野は覚醒します。
なぜ青葉学院高等部ではなく、東都実業に進学したのかというツッコミは抜きにして(^_^)


○東都実業高一年生時、秋季ブロック予選決勝

私学の雄・東実と、都立の小さな強豪・墨谷との対決。
前年度の夏の東京大会三回戦では12−10で東実の勝利という、大熱戦を繰り広げた。
1回裏、墨谷は東実のエース・工藤を攻め、いきなり1点を先制した。
ここで東実は早くも秘密兵器・佐野を投入。
佐野と対戦経験のある墨谷の丸井は、佐野の変貌ぶりに舌を巻いた。
佐野は火が点きかけた墨谷打線を見事に抑え、その後はゼロ行進。
しかし、墨谷のエース・谷口は素晴らしい投球で東実を完封、1−0で墨谷が勝った。
東実の監督としては、秋季東京都大会まで佐野は秘密兵器として温存しておきたかったのだろうが、墨谷の怖さは充分承知していたはずなので、佐野を先発させるべきだっただろう。
佐野は7回2/3を投げて失点0、自責点0、勝敗は関係なし。


★東都実業高時代の対墨谷高の戦績

1試合に投げて勝敗は関係なし。
7回2/3を投げて失点0、自責点0、防御率0,00。
まあ1試合だけですので、上記の墨高戦とイコールの戦績です。
中学時代は佐野を打ち崩した墨二の選手が多くいる墨高に対してこの投球内容ですから、佐野は東実に入学して大きく成長したのでしょう。

できれば翌年の夏、谷口らが三年生になった墨高に対して、佐野がどんなピッチングをするのか見たかったですね。
> 禁句゛ さん

キャプテン&プレイボール通じての最大のライバルというなら、同じく佐野に一票です!
谷口3年の夏での、イガラシ&井口も加わった新生墨高と東実との対戦を、ぜひに見たかったですね。

佐野&青葉(東実)以外で、ライバルというなら、チームでいえば谷原を、選手でいえばイガラシに対する井口が気になってます。谷口くんたちにはさらなる成長をとげて谷原にリベンジしてほしい。井口は、イガラシとの関係で、幼なじみにしてライバル、チームメイトにしてライバルというのにひかれますねw

携帯の画像をオフにしていたせいで、長らくコミュに入れず(年齢制限の自動判定にひっかかってたようです)。入れてよかったです^^
>たまきさん

ありがとうございます。
やはり佐野は記憶に残るライバルですね。
次は同じサウスポーの井口を取り上げるつもりでした。
どうぞご期待ください。
> 禁句゛さん

やはり佐野ですよね。
佐野の存在がキャプテンという作品を面白くしていると思います。
体に恵まれない(小柄)というハンデがある所がまた良かったんでしょうか。

チームでは東実がライバルだと思っています。佐野が居るってことで余計に目が離せない存在に。

井口とイガラシの関係も好きです。幼馴染みでライバル。今のスポーツ漫画に繋がっていく関係ですね。
>いなりずし@おあげさん

佐野はアニメでは「サウスポーの小林繁」みたいなフォームでカッコよかったですね。
もし連載が続いていれば、谷口三年の夏には「シード校の墨高×ノーシードの東実」という下剋上対決が見られたかも知れません。
その時は、東実のプライドを取り戻すために、佐野が墨高の前に大きく立ちはだかったでしょう。
次にご登場願うのは、みなさまの圧倒的支持を得て(?)、サウスポーの井口源次。

江田川中のエースとして、墨谷高進学後は未来のエースとして嘱望された剛腕。
スケールの大きさでは、同じサウスポーの佐野を上回るかも知れません。


○江田川中一年生時、地区予選一回戦

江田川は野球では無名校の墨二にも9連敗、しかもその内8回はコールド負けという全くの弱小校。
しかし一年生左腕・井口の加入でガラリと変わった。
井口は球は速いもののノーコンで、特に立ち上がりには死球を連発してピンチを迎えるが、これを切り抜けると二回以降は速球をビシビシ決めはじめて、墨二打線を寄せ付けない。
打っても四番打者の井口は先制ホームランを放ち、自らが奪った1点を守り抜く。
しかし9回裏、井口の同級生であるイガラシの助言により、左打者に対するとコントロールを乱すという癖を突いて、同点のランナーを出した。
ここで四番の谷口は右中間オーバーの長打。
これがランニングホームランとなって、墨二が辛くも逆転勝ち。
井口は8回2/3を投げて失点2、自責点2で敗戦投手。


○江田川中二年生時

記録は全くなし。
成長過程にあり、苦手を克服する時期だったのかも知れない。
三年生になると、抜群のコントロールを誇り、変化球もマスターした。
特にシュートに関しては「直角に曲がる」とまで表現されている。
もちろん、左打者に対する苦手意識も払拭している。
プロに入るまではノーコンで、変化球すら投げられなかったのに、いつの間にか抜群のコントロールを誇り、変化球を自在に操った江夏豊を彷彿させる。

○江田川中三年生時、地区予選準決勝

選抜準優勝の青葉学院と対戦。
名門の青葉にとって、二年前までは弱小の江田川など歯牙にもかけぬ存在だっただろう。
しかし、井口の加入で江田川は変わった。
この時の下馬評では、墨二、青葉、江田川による三つ巴の戦いになると予想されていた。
それでも丸井は、墨二にとって最大の敵は江田川ではなく、青葉だと予想していた。
守備力のない江田川と違い、三拍子揃ったうえ、5人の投手を擁する青葉には隙が無いと思っていたのだ。
ところが、いざ両校が対戦すると、江田川が青葉に4−0で完勝した。
井口を相手に打撃練習して鍛えられた江田川打線は青葉の5人の投手に襲い掛かり、4点ももぎ取ったのだ。
さらに井口は選抜準優勝の青葉打線を全く寄せ付けず、二塁を踏ませぬ投球で青葉をシャットアウトした。
ちなみに、井口はノーヒットノーランで全国大会に行くのが目標だったのに、それが果たせずに残念だった、と試合後に語った。
青葉の応援団は、井口の投球を見て、二人目の打者からは応援が贈れないほどシュンとしたという。
まさしく井口にとって中学時代のベストピッチだと思われるが、残念ながらこの試合は「キャプテン」には収録されていない。
ぜひとも井口の快投を見てみたい試合だった。


○江田川中三年生時、地区予選決勝

小学校時代の同窓生であるイガラシ率いる墨二との戦い。
二回にイガラシとの対決が実現するが、ホームラン性のファウルを二本打たれて、敬遠したのはいただけない。
無死でいきなり歩かせるのはあまりにもリスクが大きすぎる。
これが元で先制点を許すが、強気な井口らしからぬ弱気な判断だっただろう。
0−1で進んだ9回、今度はイガラシと勝負してタイムリーツーベースを浴びてしまった。
9回裏、2点ビハインドの江田川は、井口とイガラシの頭脳戦の末、遂に同点に追い付く。
しかし選手を総動員したにも関わらず、サヨナラ勝ちできなかった江田川は守備力が大いに低下し、延長10回表に一挙7点を奪われ、遂に井口が力尽きた。
ただし、どんな状況でエラーが出たのか判別できないので、井口の自責点はわからない。
井口は10回を投げ、9失点、自責点不明(2点以上)で敗戦投手。


★江田川中時代の対墨谷二中戦の戦績

墨二戦に2試合投げて0勝2敗。
18回2/3投げて、失点は11、自責点は不明(最低4点)。
防御率は、通算自責点が4点だとすると1.93、11点だとすると5.3という、全く違う数字が出てしまう。
個人的には、10回表はかなりバックに足を引っ張られていたので、通算自責点は4点という説を採りたいのだが……。


○墨谷高一年生時

将来の墨高のエースとして嘱望された井口。
だが、高校での井口の登板記録はない。
谷原との練習試合では、センターとして途中出場して、見事な返球をした強肩ぶりに谷原の選手たちも舌を巻いた。


もしあのまま成長していれば、井口はどんな投手になったのでしょうか。
谷口の卒業後は、一年先輩の松川を押しのけて、墨高のエースになっていたような気がするのですが。
井口に関しては、拙著「野球少年の郷(ふるさと)・墨谷」を参照してください。


http://neterlands.web.fc2.com/i01-05.htm
http://neterlands.web.fc2.com/i05-07.htm

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