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現代小説の女流作家コミュの第134回芥川・直木賞発表

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今回は芥川賞・絲山秋子さん
直木賞・東野圭吾さんが受賞されました。

絲山さんの作品はこのコミュニティにふさわしい方だと思うんですが、
実は手をつけたことがなく・・・

どなたか、読まれた方感想をお願いします。

コメント(2)

こんにちは。最近このコミュニティに参加しました。
よろしくお願いします。

感想を短く紹介します。他の方の感想も知りたいのでぜひ聞かせてくださいね。

「逃亡くそたわけ」
入院している精神病棟から顔見知りを誘って九州逃避行に出てしまう21歳の女の子の話。心の病を持つ二人の境遇はやや重いのですが、九州を身近に感じて育った私としては、主人公の博多弁や彼らの旅の後ろにある景色が懐かしく、すんなり読めました。旅の終わりがどうなるのか気になり、せっせと頁を繰った記憶があります。

「袋小路の男」
独特な恋愛小説です。ピュア、とは少し違うけれど、一途に淡々とひとりのひとを12年間も想い続ける主人公。近すぎず遠すぎず(むしろ近づけず?)微妙な間隔を置いて立ち、それぞれの人生を歩んでいく姿がとてもけなげでした。エンディングがよくて、私にとってはこれまでで一番好きな作品です。

「イッツ・オンリー・トーク」
世の中からちょっとはみ出したひとたちが出てきて、くすくす笑い、苦笑を誘う、けれどなんだかじんとする短編集です。登場人物の淡々としていながら濃くしみてくるキャラにはまります。

社会のマイノリティというか、うまく世の中に適応できないひとを描くのが著者の持ち味だと思います。共感しにくいところもあるけれど、はっとする文章、心打たれる部分も多いです。

博多弁といい、大道珠貴とかぶるところがありますが(私だけかも)、こちらのほうがくどくなくあっさり読めると思います。海の仙人はまだ読んでいないので、読むのを楽しみにしています。以上、ご参考までに。

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