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目次読書会コミュの中野純『日本人の鳴き声――声というメディアの快楽』(NTT出版・1993年)

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はじめに

第一章 どんどん変わる日本人の声の高さ
 おたく声で緊張する男たち
  マルタ声の謎
  日本人の声は低くなった、はずだ
  男の声がどんどん高くなる
  バブリー建築での理想的な声
  おたくとナード
  あなたも私も久米宏
  声は速くなると高くなる
  日本語がハーモナイザーを助長する
 文化が変われば声も変わる
  自分の声の高さがわからない!
  変体少女声
  ネオテニー声
  日本女性の声の掟
  デキル女の性倒錯声
  手書き文字と声は一致する
  声の高さは文化で決まる

第二章 声はスケベな最強楽器
 声が声になるまで
  人間には発声器官はない
  声は内管楽器だ
  声は最強の生楽器だ
  しゃべっただけじゃ、声にならない
  声は露骨な気である
 体のすべてが振動する
  骨を伝わる声
  歌手以外はみんなナルシシストだ
  オスカルが金切り声を上げるとなぜガラスが割れるのか
  声だけで相手の姿が透視できる
  夫婦の声は共鳴する
 声とエッチの密な関係
  声はすんごくヤラシイ
  声はセックスするために生まれ変わる
  恋心を失った女の声は……
  未来人は喉でセックスする
  耳よ、おまえもか
  バチニ小体は耳にもある
  声はオナニーのためにもある

第三章 ひとりが同時に二つの声で歌う、ホーミー
 西モンゴルに伝わる神秘の唱法
  人間にそんなことができるのか
  そんなことができるのだ
  体内現実感
  やっぱりホーミーは信じがたい
  腹話術とダックスボイス
  ひとりで同時に三つの声を出す
  あーっと言う間にホーミーができる
  人間は声を言葉にしてしまう
 鼻笛と口笛
  鼻で笛を吹くの術
  口笛はトレンドだったのか
  口笛のウソツキ
  音がちうちう鳴いて男を誘う

第四章 音階は体の中にある
 声は虹色に響く
  倍音とは何か
  色も音もスペクトル
  増える耳の病
  私たちは倍音操作をしている
  倍音矯正師という職業
  レコーディングとは倍音いじりなのだ
  IC音声がストレスを生む
  ホーキング博士の声
  電話の声はリアルになったか
 体内音階と体内ボディビルディング
  体の中にある奇妙な音階
  なぜ体内音階を奏でられるのか
  なぜ二つの声を出せるのか
  体内ボディビルディング
  笛の声域

第五章 日本人の歌声はホーミーだった
 日本人は喉をビルドアップしてきた
  誰でもホーミーを聴いている
  ありがたみのあるお経とは
  日本の歌は全部ホーミーだった
  そして誰も自覚していない
  頭声、皮声と喉声
 すべてが聲明の中にある
  聲明は日本の歌の父である
  喉声の里、大原
  日本人はなぜ独唱するのか?
  ヤ行の秘密
  平家物語は聲明の長男だ
  祝詞と読経はウリフタだった
  日本の神はホーミーを聴いてやってくる
  玉音放送の意味
  職業声も全部喉声だった
  耳の感度を利用した倍音「商」法
  電波になった物売りの声
  駅の騒音公害と喉声
  マイクがあるからロックがある
 喉声はしょうゆだ
  喉声文化、健在なり
  改めて、なぜユーミンでなければならなかったのか
  ユーミンの「あ」はコブシのない民謡だ
  隠し味になる喉声

第六章 日本式発声はどこから来たか
 密教がつなぐ道
  モノマネと喉声
  仮声帯文化の国
  ホーミーの起源
  中央アジア・ホーミーロード
  真言とオームの響き
  結局日本人はみんな、密教徒なのだ
  Yes・Noと言わないケガレなき日本人
  真言と言霊が合体する時
  西洋式発声はホーミーより特殊だ
 声と宗教
  声は神様仏様
  天から声が降ってくる
  性的で聖的
  世界初のコンサートホール
  テクノ好きは浪曲好き

第七章 喉声と日本語
 日本語だから喉声になる
  倍音を語らずには声について何も語れない
  母音はホーミー・モドキなのだ
  あいうえおはカシオペア座だった
  言葉は倍音から生まれた
  再び、マルタ声とは何か
  喉声は「喉語」から生まれる
  アナウンサーは手本にならない
 関西弁は母の音
  関西人にはケンカは売れない
  関西が日本文化をつくる
  東京はスカである
  関西人は骨からして違う
  関西の侵略
  関西弁こと日本語の代表だ
 母音・子音と鐘・鈴
  日本人のシィーッという声
  鈴と鐘でできるもの
  そろそろ鎖国の時代がやってきた
  新しい日本式発声の誕生は近い

第八章 人間どもよ、鳴け!
 みんな、鳴きたがっている
  声の復権
  ニューメディアと声
  カラオケにはムダがない
  デカくしゃみとカラオケ
  機会に負けるな
  ホーミー歌手への道
  古代の歌垣と現代の歌垣
  人はセックスをやめて鳴きだすのか
 ついでに笑え
  ニューキャスターってやつは……
  腹式呼吸は屁である
  文末笑いの謎

おわりに

コメント(1)

【参考】

著者ご本人のサイトといえば、

 さるすべり家頁
 http://www.sarusuberi.co.jp/index.html

『ヒトの鳴き声』や『月で遊ぶ』などの目次も見ることができます。

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