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老人介護施設&病院等で働く人々コミュの9/11(日)深夜のドキュメンタリー

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9/11(日)深夜2:40−3:35、関西テレビ
番組名『最期の場所〜高齢化ニッポンの行く末〜』

http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/20th/11-140.html

福井県おおい町名田庄地区で唯一の医療機関「名田庄診療所」。
所長の中村伸一医師(48)は、この地で暮らす一人暮らしや寝たきりの高齢者が
最期まで自宅で暮らせるよう見守っている。一方で、中村医師が診察している患
者の多くが「老老介護」「在宅看取り」などの問題を抱えている。中村医師の活
動を軸に、日本社会がこれから直面していく「高齢化」「多死時代」などの問題
を浮き彫りにしていく。

 日本は1950年代以降、それまで当たり前だった在宅での看取り、いわゆる「在
宅死」が減り続け、病院に入院したまま最期を迎えるいわゆる「病院死」が増え
続けている。今では年間死亡者のうち8割が「病院死」というデータもある。そ
うした中、国の推計では、年間死亡者が約30年後の2040年には現在から40万人余
り増えて166万人とピークに達するとみられている。医療費抑制のため病院の
ベッド数が削減されるなか、日本人の8割がこのまま病院で最期を迎えるとする
と数十万人の「死に場所難民」が発生するとも指摘されているのだ。第20回FNS
ドキュメンタリー大賞ノミネート作品『最期の場所〜高齢化ニッポンの行く
末〜』(制作:福井テレビ)では日本社会がこれから直面していく「高齢化」
「多死時代」などの問題を浮き彫りにしていく。国はこうした状況を改善しよう
と、「病院」から「在宅」へと医療や看護・介護、そして看取りの場をシフトさ
せようとしている。ただ、その前提となる「家族」そして「社会」は核家族化や
高齢化が進み、その結果として今では高齢者の単身世帯・夫婦世帯が急増。身寄
りのない高齢者の実態は「無縁社会」として取り上げられ、「老老介護」に苦し
む高齢者が悲惨な結末を迎えるニュースなどが世間を騒がせている。そして日本
の医療政策自体、臓器別の専門医を大量に育成してきた経緯もあり、「最期の時
まで在宅」を掲げて患者と向き合う医師が少ないのも現状だ。こうしたいくつも
の要因が重なって、国の政策理念とは裏腹に「在宅」へのシフトはなかなか進ま
ないのが現状なのだ。

 日本は"超高齢社会"に突入し、今後「多死時代」を迎える。その時、誰もが
「どこで最期を迎える」かという問題に直面する。番組ではそうした問題意識を
基に、福井県の南西部にある、おおい町名田庄地区の在宅医療の現場を取材し
た。地区唯一の医療機関である「名田庄診療所」。ここで20年間にわたり在宅で
の「看取り」を続けているのが所長の中村伸一医師(48)。彼は訪問看護師、介
護ヘルパー、保健師らと緊密に連携を取り合う形で、高齢者が最期まで在宅で過
ごすことのできる医療スタイルを確立。いまや名田庄の在宅死の比率は4割に達
するまでになった。

 その中村医師は「日本人の最期の場所」という問題と向き合い始めている。休
診の週末には全国に出かけていって講演会を開催。実体験を交えながら、「死」
とどうやって向き合うのか、最期まで在宅で暮らすとはどういうことなのか、な
どを訴えている。中村医師を通して見えてくるのは、「病院で死ねなくなる」
「在宅での看取りをどうやって進めるのか」という問題は、単に国や地方自治体
に任せておけばよいのではなく、国民一人一人が考えなくてはいけないというこ
とだ。

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