ジェイムズ・ジョイス友の会コミュのふい寝観図

●フィネガンズ・ウェイク
●アイルランド神話

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コメント(15)

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ところで。
のっけから初歩的な質問で恐縮なんですが。
フィネガンズ・ウェイク、てどういう意味なんですかー？
意味は、あるのかな？

＞Tzzzyさん
いろいろ資料ありがとうです。
民謡フィネガンズ・ウェイクもいいですね。
面白い曲です！

＞よもぎさん
一応、ポンからもお返事をします。
Tzzzyさんが教えてくださったように、
「フィネガンズ・ウェイク」
は、同タイトルのアイルランド民謡があります。内容は、
　梯子から落ちて死んだ、
　レンガ職人のフィネガンが、通夜の折
　仲間にウィスキー（アイルランド語で「生命　の水」）をかけれらて目覚める、
と言う歌。

ジョイスの事なので、タイトルにいろんな意味をこめていると思いますが、
この民謡からインスパイアされた事は、
間違えなしです。

[5] mixiユーザー 04月07日 23:16

Tzzzyさん、ポンさん、回答ありがとうございましたー！
だいぶ前にコメント読んでたんですけれど、忙しさにまぎれて？お礼も云わずにおりました。陳謝。
アイルランドのフォークソングだったなんて、びっくりしました。びくりしたけれど、なんだか納得しました。
ジョイスは。
音楽好きだったのか、歌好きだったのか．．．。
本人も好きで歌ったりしたんでしょうか？
いいねえ、て思いながら、コメント読んでいました。
おれも。
ジョイス、読んでみようかな？と思いましたよ(>_<)

[6] mixiユーザー 04月16日 05:00

初めまして。

ジョイスの伝記などによれば、彼は若い頃、一時期、テノール歌手を目指したこともあるほどの音楽好き、歌好きだったようです。

ジョイスの作品に出てくる歌を集めた「THE JAMES JOYCE SONG BOOK」という本もあります（今は絶版状態のようですが、１０年ほど前に一時、復刊されたときに入手できました）。ＦＷなどは読んでいくといろんな歌が出てくるし、表向き、ある男の一夜の夢を表現しているＦＷという作品自体が音楽であるという一面があるようにおもいます。

[7] mixiユーザー 04月18日 20:25

＜しんせさん
ご参加、ありがとうございます♪
原書でも、お読みになってるんですね。
レビュウも、沢山書いてくださってありがとうございます。

絶版のジョイスの歌の本、うらやましいなー。

[8] mixiユーザー 04月20日 02:34

どもども。
柳瀬訳は面白いけれど、原文に忠実な訳ではありません。たとえば、原文では世界中の川の名前が折り込まれている「アンナ・リヴィア・プルーラベルの章」と呼ばれる部分を、柳瀬氏は日本の河川名で訳文を作り上げていますし。とはいえ、原文の意味はちゃんととらえた上での訳文だから、誤訳とはいえない。柳瀬氏一流の力業というべきでしょう。

[9] mixiユーザー 04月20日 16:35

ふむふむ。
ご意見、ありがとうです。とても参考になります♪

[10] mixiユーザー 01月10日 18:40

　初めまして、最近、柳瀨尚記訳のフィネガンズ・ウェイクを読み始めた者です。
　ジョイスの作品を読むのは初めてなんですが、ギリシア悲劇で有名なのは読んでます（フィネガン…とは、あんまり関係ないのかな？）。ホメロス著/呉茂一訳「イリアス」も、フィネガンと同時進行で、つい読み出してしまいました。
　フィネガン…は、面白いのですが、あまりにもわけが分からないので（全然話しの筋が分からないのに、面白い、と感じるのは初めてのことで、まったくこれは不思議です）フィネガンズ・ウェイクの、あんまり厚くも難解でもない解説書があれば読みたいなと思ったのですが、お勧めの本をご存じの方、ぜひ教えてください。

[11] mixiユーザー 01月10日 19:20

てつおさん、こんにちは♪
柳瀬氏訳のフィネガンズ・ウェイクをお読みなんですね。
分からないけど、面白い！というお気持ち分かる気がします。

私も、去年からジョイスを読み始めたばかりなので、
自分の知識不足のため、四苦八苦しています。
歴史や語学や、いろんな作家や小説がでてくるので、
横道にそれたまま、なかなか戻ってこれない事もあります。。
（具体的な箇所は指摘はできないのですが、ギリシャ悲劇も
F・Wと関係あると思いますよ）

私のフィネガンズ・ウェイクのお勧めの解説書は
「ジョイスを読む　～二十世紀最大の言葉の魔術師～」
集英社新書　結城英雄/著
　です。
ジョイスの代表的なF・Wを含む4作品の解説がのっています。新書で薄い本ですが、彼の生涯についての章もあり、
作品制作の時代とからめて書いてあるので、F・Wの理解に役立つと思います。
著者は、「ユリシーズ」についても本を出していて
とても評価されているので、内容も信頼できます。

もし、ご存知でしたらごめんなさい。
よろしければ、参考になさってくださいね☆

[12] mixiユーザー 01月28日 22:41

　ポンフェイさん、お返事ありがとうございます。
　また、返答遅くなってすみません。
　今、柳瀬さんの「フィネガン辛航紀」を読んでいます。柳瀬訳文庫版の序文で大江さんが書いてたので、知ったわけです。
　「プロってすげえな」と思いました。
　ポンフェイさんお勧めの新書、読んでみようと思います。
　「ダブリン市民」もぽつぽつ読んでいるんですが、同じジョイスでも全然違うものですね。
　「ダブリン市民」での、人間観察の細かさと鋭さにも、かなりびびりました。自然主義リアリズムということでまずエミール・ゾラを連想して、酒飲みの場面ではなんとなく描写が似てるなとは思いましたし、無味乾燥な場景描写ではゾラの方が頑張ってるんですが、基本的にジョイスの方が技術的なレベルが高いと感じました。
　ゾラのように、声高に感情を煽る詩的なロマンチズムがないところも好きです。
　それにしても、ジョイスほどの作家のコミュが、こんなに少人数なのも不自然ですね。
　トルストイとかドストエフスキーなみに知られていても、全然おかしくないのに。
　日本では、作家というのは人倫道徳を説くものだと思われているところがある（アウトロー作家ですら、というか、そういう作家ほど人の道とやらについて説教たれてて、ああいうのは露骨なインチキで酷いなと思います）ので、そういう作家でないと大衆受けしないのかも。
　かくいう私も、ジョイスの凄さが感じられるようになったのは、ごく最近なんですが。
　

[13] mixiユーザー 01月30日 20:53

てつおさんへ
ジョイスのコミュ二ティーについてなんですが、
実は、他にもあるのです。
興味があったら、遊びに行ってみてくださいね。

ジェイムズ・ジョイス
http://mixi.jp/view_community.pl?id=21165
(こちらの管理人もポンフェイが担当しております、
ダブリン市民の[土くれ」に関するトピックが立っているので、ご意見あったらよろしくです）

James Joyce
http://mixi.jp/view_community.pl?id=173537

[14] mixiユーザー 02月03日 23:48

　ポンフェイさんへ
　ほう、他にもあったんですか。行ってみます。
　『ジョイスを読む』をだいたい読みました。
　安藤一郎訳『ダブリン市民』を読んで疑問に感じていた点（主語がない神の視点の描写と、主人公の心情吐露が混在していて変なの、と思ってたんですが、これは自由間接話法という手法だった）や、作品に込められていた社会的背景（やたら陰鬱な）が、よく解りました。
　良い入門書の紹介、ありがとうございました。
　でも、これを読んだら『ユリシーズ』も読まなくちゃいけないような気がしてきて、気が重いような楽しみなような、そんな心境です。
　

[15] mixiユーザー 02月07日 22:45

＞気が重いような、楽しみなような、、
そうですか。。
「ユリシーズ」は、全部読んでないけどすきだと
おっしゃる方はたくさんいます。
私も、全体を通しては読んでいないので、今年はチャレンジ
したいです♪

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