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コメント(24)
とても良い記事だったので、長いですが紹介させて下さい。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000380608310001
■「負けて胴上げ」に男泣き
北海道勢初優勝、５７年ぶりの連覇、そしてこの夏の準優勝。球史に輝かしい足跡を刻んだ駒大苫小牧の香田誉士史監督（３５）が、夏の大会やそれまでのチーム作りを振り返って、朝日新聞のインタビューに答えた。チームをここまで導いた喜びと誇り、そして不祥事についての複雑な思いなどを、言葉を選びながら静かに語った。
（聞き手・古城博隆、吉田純哉）
――３連覇こそなりませんでしたが、去年までに劣らぬ称賛を全国から浴びています。
「戦いぶりを見ていただけたのかなと思います。たいしたもんだと言ってもらえたようで、うれしい限りです。いろいろあったチームでしたが、皆さんに支えられ、応援していただけた。感謝でいっぱいです」
――今大会で活躍の手応えはどこでつかみましたか。
「３回戦の青森山田戦ですね。初戦の２回戦・南陽工戦ではチームの雰囲気が去年と違うなと感じていたんです。ぽわーんとして、一つになれていない。そこを課題にして臨んだ青森山田戦で、ギュッとまとまれた。
苦しい展開から一気にドーンと行ったでしょう。ああいう戦い方をしたら、もう言葉はいらない。ほっといてもやってくれるなと。何もなく臨んでいたら、青森山田に負けていたでしょうね」
■ 不祥事忘れず
――この大会までの１年間、いろいろなことがありました。
「選手たちは本当によくがんばった。自分は決して誇れる指導者ではないという部分と、そうでない部分と両方あります。不祥事もありました。選手たちがすごい試合をしてくれて自分が采配を振るえたことはうれしいのですが、そのことと指導者として忘れてはいけないことは別です」
――３月に不祥事の責任を取り監督を辞任したとき、全国の指導者仲間を訪ねたそうですね。
「連覇した香田ではなく、一人の人間として付き合ってくれて、救われた部分があった。これまでを冷静に見つめ直す機会になりました」
――５月の監督復帰後、どんな思いで選手と接してきたのですか。
「選手たちが自分を信頼してくれているのか、甲子園に行っても正直ずっと不安でした。でも、決勝で負けて早稲田実が胴上げし始めたときに、選手たちが自分を胴上げしてくれた。本当にうれしくて涙が止まらなくなっちゃって。この年になってわんわん泣くなんて監督をしてなければできなかったと思います。監督冥利（みょうり）に尽きます」
■ おごらず強く
――理想の監督像、チーム像は。
「勝ち負けとは別に、子どもたちが卒業した後も慕って来てくれるような監督。そして、なおかつ強い監督。
チームについては、学校でも地域社会でも愛され、皆に応援されて、でもおごることなく謙虚で、そして強いチーム。そういう風に思っています」
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000380608310001
■「負けて胴上げ」に男泣き
北海道勢初優勝、５７年ぶりの連覇、そしてこの夏の準優勝。球史に輝かしい足跡を刻んだ駒大苫小牧の香田誉士史監督（３５）が、夏の大会やそれまでのチーム作りを振り返って、朝日新聞のインタビューに答えた。チームをここまで導いた喜びと誇り、そして不祥事についての複雑な思いなどを、言葉を選びながら静かに語った。
（聞き手・古城博隆、吉田純哉）
――３連覇こそなりませんでしたが、去年までに劣らぬ称賛を全国から浴びています。
「戦いぶりを見ていただけたのかなと思います。たいしたもんだと言ってもらえたようで、うれしい限りです。いろいろあったチームでしたが、皆さんに支えられ、応援していただけた。感謝でいっぱいです」
――今大会で活躍の手応えはどこでつかみましたか。
「３回戦の青森山田戦ですね。初戦の２回戦・南陽工戦ではチームの雰囲気が去年と違うなと感じていたんです。ぽわーんとして、一つになれていない。そこを課題にして臨んだ青森山田戦で、ギュッとまとまれた。
苦しい展開から一気にドーンと行ったでしょう。ああいう戦い方をしたら、もう言葉はいらない。ほっといてもやってくれるなと。何もなく臨んでいたら、青森山田に負けていたでしょうね」
■ 不祥事忘れず
――この大会までの１年間、いろいろなことがありました。
「選手たちは本当によくがんばった。自分は決して誇れる指導者ではないという部分と、そうでない部分と両方あります。不祥事もありました。選手たちがすごい試合をしてくれて自分が采配を振るえたことはうれしいのですが、そのことと指導者として忘れてはいけないことは別です」
――３月に不祥事の責任を取り監督を辞任したとき、全国の指導者仲間を訪ねたそうですね。
「連覇した香田ではなく、一人の人間として付き合ってくれて、救われた部分があった。これまでを冷静に見つめ直す機会になりました」
――５月の監督復帰後、どんな思いで選手と接してきたのですか。
「選手たちが自分を信頼してくれているのか、甲子園に行っても正直ずっと不安でした。でも、決勝で負けて早稲田実が胴上げし始めたときに、選手たちが自分を胴上げしてくれた。本当にうれしくて涙が止まらなくなっちゃって。この年になってわんわん泣くなんて監督をしてなければできなかったと思います。監督冥利（みょうり）に尽きます」
■ おごらず強く
――理想の監督像、チーム像は。
「勝ち負けとは別に、子どもたちが卒業した後も慕って来てくれるような監督。そして、なおかつ強い監督。
チームについては、学校でも地域社会でも愛され、皆に応援されて、でもおごることなく謙虚で、そして強いチーム。そういう風に思っています」
監督、退院されたようですね。
↓↓
体験学習会 野球練習150人殺到」
（9月10日 北海道新聞苫小牧日高版）
日本高校野球選抜の米国遠征から地元苫小牧に凱旋し、駒大苫小牧高校の体験学習会に参加した同校の田中将大、本間篤史、中沢竜也の三選手は9日、中学生ら約五百人から熱狂的な出迎えを受けた。
（略）
プロ球団入りの意思表示をしている田中投手には中学生から「十二球団のうち、どこに行きたいですか」などと「直球」の質問をされ、返答に詰まって苦笑する場面もあった。
練習グラウンドで開かれた野球部の部活動体験には、市内から約百五十人の中学生が参加。香田誉士史監督から直接ノックを受けたり、三年生部員の連係プレーを見学したりした。
（以下略）
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体験学習会 野球練習150人殺到」
（9月10日 北海道新聞苫小牧日高版）
日本高校野球選抜の米国遠征から地元苫小牧に凱旋し、駒大苫小牧高校の体験学習会に参加した同校の田中将大、本間篤史、中沢竜也の三選手は9日、中学生ら約五百人から熱狂的な出迎えを受けた。
（略）
プロ球団入りの意思表示をしている田中投手には中学生から「十二球団のうち、どこに行きたいですか」などと「直球」の質問をされ、返答に詰まって苦笑する場面もあった。
練習グラウンドで開かれた野球部の部活動体験には、市内から約百五十人の中学生が参加。香田誉士史監督から直接ノックを受けたり、三年生部員の連係プレーを見学したりした。
（以下略）
日刊スポーツの記事からです。こういうところが素敵ですね！！
駒苫が予定変更の遠征、香田監督が申し出
秋の高校野球・新旧北海道王者の対戦が実現した。１５日に初優勝を飾った旭川南と、昨年の覇者・駒大苫小牧が２１日、旭川スタルヒン球場での練習試合で激突。投手戦の末、２−１で旧王者に軍配が上がった。
駒大苫小牧が全道王者に敬意を表した。苫小牧で予定されていた両校の練習試合。旭川南の秋優勝後に、駒大苫小牧・香田誉士史監督（３５）から「こちらから行きます」との申し出があった。小池啓之監督（５４）は「うちが弱い時代から、イヤな顔ひとつせず練習試合につき合ってくれる」と感謝。駒苫ナインは「神宮頑張れよ〜」とバスの中から手を振ってスタルヒン球場を後にした。
駒苫が予定変更の遠征、香田監督が申し出
秋の高校野球・新旧北海道王者の対戦が実現した。１５日に初優勝を飾った旭川南と、昨年の覇者・駒大苫小牧が２１日、旭川スタルヒン球場での練習試合で激突。投手戦の末、２−１で旧王者に軍配が上がった。
駒大苫小牧が全道王者に敬意を表した。苫小牧で予定されていた両校の練習試合。旭川南の秋優勝後に、駒大苫小牧・香田誉士史監督（３５）から「こちらから行きます」との申し出があった。小池啓之監督（５４）は「うちが弱い時代から、イヤな顔ひとつせず練習試合につき合ってくれる」と感謝。駒苫ナインは「神宮頑張れよ〜」とバスの中から手を振ってスタルヒン球場を後にした。
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