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クローズアップ現代コミュの2008年3月3日(月)地球温暖化 インドのCO2を減らせ

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2008年3月3日(月)地球温暖化 インドのCO2を減らせ


スタジオゲスト:藤野純一(国立環境研究所主任研究員)


身近に迫る温暖化の脅威。
発展途上国が50%のCO2を排出。IPCCの議長パチャウリ。母国インドでCO2の削減に取り組む。
日本からの技術移転で石炭火力発電所を建設。太陽光発電の普及。新たな成長モデルを模索している議長。
パチャウリ議長「我々が目指すのは持続可能な成長。」
パチャウリ議長の挑戦を追う。

化石燃料の大量消費と大量生産。先進国と同じ道を歩むわけには行かない。全世界で排出量を半分に減らす。2050年までに。自ら母国インドで陣頭指揮をとる議長。インドの人口の11億人の3割が貧困。2010年代半ばに世界3位の排出になるインド。パチャウリ議長は、先進国とは違った新たな道を歩もうとする。

都市部を中心にオフィスビルやマンションの建設ラッシュ。
消費が拡大するにつれ電力需要が急速に伸びる。CO2の排出も増える。2050年には2010年の6倍になる排出量。
自然災害がインドを襲う。去年のインド北部での大洪水。 
森林環境省次官「早急に対策をとらねばならない・・・」
成長と環境対策。

エネルギー資源研究所。500人の科学者が所属する民間のシンクタンク。インドのエネルギー政策に大きな影響を及ぼす。所長はパチャウリ博士 。
パチャウリ議長「環境保護なしの成長はありえない・・・そうでないと取り返しのつかない事態に・・・」
インドの発電の7割は石炭によるもの。理由は価格とインド国内で調達できるということ。拡大する電力需要に対応するためやむをえない。発電所の設備が旧式なのでエネルギー効率の悪さもある。同じ電力を得るために日本の1.4倍の石炭を燃やさなければならない。
パチャウリ議長「効率を上げて削減を・・・」

各地を回り具体的な対策を指導。
インド首都ニューデリーのインド最大の電力会社へ。余った熱を再び回収し5パーセントCO2を削減できるとアドバイス。
強調したのは新たなビジネスチャンスという側面。
パチャウリ議長「収益アップにつながる・・・」
国連のクリーン開発メカニズム。先進国に排出枠を売る。
ジェイン主任研究員「CO2の排出量が多いインドは大きな可能性を秘めている・・・」
先進国の技術を導入することも強調。
パチャウリ議長「日本の技術をインドが取りいれることが大切・・・」

エネルギー関係のフォーラム。日本から250社が参加・・」
インドのビジネスマン?「日本から技術を学びたい・・・」
日本の企業は市場開拓が狙い。
日本人ビジネスマン「間違いなく市場としてはある・・・中国の次に・・・そこでビジネスをする」
合弁会社を立ち上げ発電所の開発。日本の最新技術の導入。
超臨界圧という技術。CO2の排出を10%抑える。新たに9基をインドで設置。 
パチャウリ博士。対策が遅れるほどコストが膨れると指摘。
パチャウリ議長「今対策を起こさなければ将来支払うコストが大きくなる」


スタジオ。スタジオゲストは藤野純一(国立環境研究所主任研究員)。
国谷キャスター「超臨界圧・・相当の削減ですね・・・」
藤野「インドは技術の導入で10%削減できる・・・日本は6%でひいひいいっている」
国谷「インドでも積極的に投資をしているようですね・・・」
藤野「そうですね・・・まずコストがある・・・石炭の価格が上がるかもしれない・・・エネルギー安全保障上。天然ガスに飛べないのでまず石炭・・・」
国谷「将来安くつくのですか」
藤野「今後炭素の値段がついてくる・・・全体としてのコストが下げられる」
国谷「これまで途上国では先進国がまず責任をとれと要求してきた 自ら対策をとろうとし始めているのですか」
藤野「普通の会話として温暖化がインドでも出ている・・・大雨や気温上昇・・・洪水が起こって人が亡くなったりしている」 
国谷「途上国に被害が出やすいと理解されているのですか」
藤野「途上国はインフラが整備しきれていないので被害が出やすい・・・」

インドでは4億人が電力のない生活をしている。エネルギー効率の上昇だけでは対応できない。どうすれば排出量を抑えかつ豊かな生活を実現できるのか。
西ベンガル州の村。4000人の村。稲作で生計を立てる。電気がない。灯油ランプで明かり。
インド政府はこうした村全てに電気を引く計画をたてている 
研究所である取組。プロジェクトのリーダー。この1月からあらたな電力供給の仕組み。
10億人に明かりをプロジェクト。屋根の上に太陽光パネル。従来は送電線だったがそれではCO2も増えるし電線の費用がかかる。
太陽光パネルを設置してコストも削減。
数多くのコンセントで50個のランプを日中に充電。費用は企業からの寄付金で賄う。夕方に充電されたランプを取りに来る。
使用量は1回10ルピー。積み立てて修理などの費用にする。
太陽光のランプで裁縫などの内職を夜もできる。子どもたちは十分な明かりの元で勉強できる。
村の男性「灯油ランプに比べて明るく・・・ランプをつけると子どもたちはすぐに勉強を始める」
村で地球温暖化の勉強会。温暖化防止の取組は村に豊かさをもたらしてくれるという認識が広がる
村の男性「他の人にも伝えたい」

クリーンエネルギー導入の取組。新しい成長モデルを見出せると考えるパチャウリ議長。
パチャウリ議長「持続可能な成長を考える 先進国の過ちを繰り返してはいけない」

国谷「持続可能な開発・・・インドでは太陽光・・・」
藤野「今までは日本のように化石から太陽光に移っていった・・・・インドではいきなり太陽光で・・・リープフロッグという」
国谷「・・・」
藤野「理解する能力・・・環境にいいことだけを考えているわけでない・・・お金も回る・・・そうしたことを自分たちで考えている」
国谷「教育にも力を入れているのですね・・・」
藤野「何でやらなければいけないかを理解することが重要・・・例えば英語もそうですけど文法だけやっても・・・」
国谷「身近な例を使って説明しているのか・・・」
藤野「川が氾濫しやすいとか目の前で起こっている・・・生活に負担をかけないやり方を示す」
国谷「パチャウリ議長のビジョンをどう見ているか」
藤野「本人ではないのでなんとも・・・地元にある資源やエネルギーを使って・・・足るを知るという考えでやっているのではないか」
国谷「電柱を建ててというイメージが私たちにはあるが・・・そうではないやり方・・・」
藤野「日本では電線から入ったが・・・」
国谷「地元に電気が来ると今度はクーラーや冷蔵庫などもほしくなるのでは・・・そうしたところにどう折り合いをつけるか」
藤野「ただ使えばよいとかではなく・・・地域の資源は向こうの方が豊か・・・コミュニティーが生み出す範囲でないと持続可能ではない」 
国谷「そうしたことを自分で見出すように促す・・・ただ日本企業は技術移転に知的財産のことなども懸念して積極的でないとも言われるがどうか」
藤野「インドは蛙飛びをしている・・・しかし、ただで上げると日本もやっていけない・・・」
国谷「日本と・・・
藤野「ギャップを埋めていくことが必要」
 
 
以上見ながらのメモと見終わってから1時間10分の記憶より

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