失恋はスタートライン！恋愛相談コミュの彼女がわからない

１年付き合った彼女にﾌﾗれて1週間です。
お互いにﾊﾞﾂｲﾁ、彼女は7つ歳下で合コンで知り合いました。
僕は外国車の営業で、彼女はﾊﾞｽｶﾞｲﾄﾞと言う事で、お互い平日休みだと意気投合。
その時は会社の名刺をあげただけで、ﾒｱﾄﾞも電話番号も聞きませんでした。
翌日、彼女が会社のﾒｰﾙに電話番号と携帯のﾒｱﾄﾞと共に、「また会ってもらえますか？」とのﾒｯｾｰｼﾞが届き、後日二人で会う事になりました。
ﾙｯｸｽは美人ではありますが、お高い感じは無く、真面目とは言わないまでも普通の女性に見えました。
それまで、「誰が見ても美人」ﾀｲﾌﾟとばかり付き合って何かと大変でしたので（苦笑）
正直、僕の好みではなかったのですが、良いコっぽいし、「結婚するならこういうﾀｲﾌﾟがいいのかな」と思いました。
初ﾃﾞｰﾄから２回目でSEXし、付き合う事になりました。
彼女は付き合ってすぐに、「結婚」を口に出しはじめ、彼女の頼みで、ご両親にも挨拶に行きました。
もちろん僕の両親にも合わせろと。
ﾓｰﾆﾝｸﾞｺｰﾙに、毎晩の電話、日中のﾒｰﾙ、週一のﾃﾞｰﾄ。
ｽﾄﾚｰﾄに愛情を表す彼女を、いつしか本気で愛してました。
大きな喧嘩も無く、幸せな日々が続きました。
ただ、僕には最初から違和感と言うか、「？」と思う事がいくつかあったのも事実です。
一つは、第一印象とは裏腹にSEXが大好きで、ﾍﾞｯﾄﾞでは物凄くイヤらしい女性になる事。
もちろん、それ自体は悪い事でも何でもなく、嬉しい事なのですが、見た目よりもずっと遊んでいるんだなぁ〜、と。
それと、二人で会ってる時でも頻繁にﾒｰﾙが入り、「ちょっとｺﾞﾒﾝね。」と言って返信ﾒｰﾙを打ち出すのも、常識的にｽﾞﾚた印象がして。
今にして思えば、自分の第一印象が間違っていた事に薄々気付き始めていたのに、毎日楽しかったし彼女を愛してたので、僕は無意識に考えないようにしていたんでしょう。。
僕達は二人とも話好きなので、色んな話をしてました。
ある日、彼女は何にも考えずに話したんでしょうが、元ｶﾚと付き合ってた時の話で、何かのｲﾍﾞﾝﾄの日付（忘れましたｗ）から、僕にｱﾌﾟﾛｰﾁして来た時は元ｶﾚとちゃんと別れてなかった事に気付いてしまいました。
冗談っぽく「お前〜、かぶってんじゃんかよ〜！」と
ﾂｯｺﾐを入れたところ、彼女は「あはは〜」と笑って誤魔化してました。
まぁ、過去の話だし大した事でもないので、それ以上は聞かなかったものの、その頃から少しずつ彼女への信頼が崩れだしたんだと思います。
まるで、砂の城が波に洗われるように、ちょっとずつ。。
それは本当に小さな事でした・・・僕にとっては。
付き合って８ヶ月目くらいのある日、二人でｽｰﾊﾟｰに夕飯の買い物に行った時です。
彼女はｶｺﾞにｻﾗﾀﾞ用にﾄﾏﾄを入れたました。
その日はなんとなくﾄﾏﾄを食べたくなくて
「ﾄﾏﾄいらないよ。」と言った僕に対して、彼女が突然怒り出したのです。
何を怒ってるのかｻｯﾊﾟﾘ判らないまま、彼女をなだめようと言った、「判ったよ。買っていいよ。だから、そんなに怒らないでよ。」の一言が、さらに火に油を注ぐ事になり
食事の準備中（いつも二人で一緒に料理してました。）も食事中も、彼女は目に涙を浮かべながら無言のままでした。
食事が終わったら、彼女の家（車で１時間３０分くらい）まで送って行く事になってましたが、悪い雰囲気のまま帰すのも不本意だったので、落ち着いた頃にワケを聞くと
彼女の元のﾀﾞﾝﾅは会社経営者で、結婚した後に事業が上手くいかなくなったうえ、お金にﾙｰｽﾞで彼女の稼ぎまで使ってしまうような人で、彼女がｽｰﾊﾟｰで好きな物を買おうとすると、「そんなのいらない！」と怒られたらしく、そのﾄﾗｳﾏがあるんだとの事でした。
そんなﾄﾗｳﾏを知るはずもなかったのですが、嫌な思いをさせた事を謝り、その日はなんとか納める事が出来ました。
その直後くらいから世界経済の落ち込みが世間を騒がせ
歩合制の僕の収入も、出会った頃から半減。
この状態が１年続くと貯金も底をつきかねないので、高い家賃を払っていたﾏﾝｼｮﾝから引っ越す事にしました。
とは言っても、敷金・礼金・引越し代と一時的にお金は掛かるわけで、彼女には「今月はあまり余裕が無いから、節約させてね？」と正直に言いました。
結婚の為の生活設計と言う事で理解を得られると思ってた。
でも大きな誤算があったのです。
そう。例のトラウマをすっかり忘れてしまってたのです。
僕は相手の態度の微妙な変化を敏感に感じるﾀｲﾌﾟです。
嫌な予感。胸騒ぎが止まらない。
彼女との夜の電話で、いつもの、たわいもない話をしていると
一瞬の、ほんとに一瞬の沈黙の後「あのね・・・」
悪い予感が当たった事を確信しました。
「貴方の事は好きだけど、経済的な心配はしたくないの。
　もう付き合えない。」
仕事では、悪いなりに結果を出していましたが、以前並の収入に戻るのは至難の技。
自分ではどうにも出来ない理由でした。
情け無いやら、悔しいやらで涙が出そうになりました。
「仕方ないね。判った。さよなら。」
平気な振りをするのが精一杯でした。
彼女は、外車に乗って高級ﾏﾝｼｮﾝに住んでいる僕の事が好きだったんだ･･･
そう思うと、やり切れない思いで一杯になりました。
ところが翌日の夜中に電話が鳴り、出てみると
彼女が泣きながら「やっぱり好き。これからも一緒にいたい。」
彼女が、お金が全ての女じゃなかったって事と、戻って来た事が嬉しくて、僕は彼女を受け入れました。
恋人同士に戻った僕達は、またﾃﾞｰﾄをしたり、SEXしたりの休日を過ごしました。
でも、翌週には再び「やっぱりダメ。愛があればと思ったけど。。」
「僕も君に振り回される事にもう疲れたよ。」と答えて
僕はまた振られました。
家にある彼女の物は全て捨てました。
いつもは、携帯のﾒﾓﾘｰは即Deleteする僕ですが
今回は、なぜか出来なくて。。
とうとう寂しさに押しつぶされそうになり、２週間後に電話をしました。
彼女は僕から連絡をした事に驚いてました。
「戻りたいんだ。」
「私も。」
またヨリを戻したけど、今度はちゃんとやって行こうと
しっかり話合いました。
僕は転職を検討する事
僕は節約をしてるんであって、元ﾀﾞﾝﾅとは根本的に違う事
実は別れてる間に、僕は他の女性から告白された事
付き合おうかとも思ったけど、僕が求めてるのは君だという事
彼女は、なんと５人に告白されたという事
その甲斐あって、少しずつ元の二人に戻って行き
ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝ・ﾃﾞｰ　ﾎﾜｲﾄﾃﾞｰ　彼女の誕生日と、立て続けにある
ｲﾍﾞﾝﾄを楽しく過ごして来ました。
そして６月には、１周年記念日と僕の誕生日が。
１周年には横浜のﾎﾃﾙの上層階を予約して豪華に過ごそうと決め、予約を済ませた僕ですが、いつの間にか「楽しく過ごさなきゃ離れてしまう」と言う強迫観念に囚われている自分に気が付きました。
６月のｲﾍﾞﾝﾄが終わったら、冬までｲﾍﾞﾝﾄは無い･･･
そんな不安をよそに彼女は、ﾎﾃﾙのﾍﾞｯﾄﾞでいつも以上に求めて来ました。
「ありがとう。ほんとに幸せよ。愛してる。ねぇ。私、貴方の子供がほしい。」
幸せな一日を過ごし、僕の誕生日までは、あと１０日。何も起こらない事を祈る気持ちでした。
記念日の後も、ﾒｰﾙや電話は今まで通り。
彼女は会社の女友達や、他の友達と遊びに行く時は予め僕に伝えてくれる。
「明日はＡちゃんと飲むから、ちょっと遅くなるね」
「土曜日は踊りの練習〜。その後、皆で飲むよ」
「今日、先輩（女）にｽｰﾊﾟｰ銭湯に誘われたから、仕事の後行って来るね〜。え？遊びすぎ？（笑）」
遊び過ぎだよｗと思いつつも「判ったよ〜。楽しんでね」と送る。
彼女の仕事は、ただでさえ朝早かったり、夜遅かったりするうえに、急に夜の添乗が入ったりするので、何時に仕事が入ってるのか把握するのは難しく、僕から電話する事はなかった。
だから、彼女から電話が来ない夜は、「１時には寝る。おやすみ。」とﾒｰﾙするくらいだった。
その日も、おやすみﾒｰﾙをしてﾍﾞｯﾄﾞに入ってｳﾄｳﾄしてたところ
彼女からの電話で現実に引き戻された。
時間は2：00AM　仕事でない事は明らかだし、かなり酔ってるようだった。
「もしも〜し。明日朝5：00に起こして〜。」
「明日早いなら、そんなに飲まなきゃいいだろ？」
寝てる所を起こされた事と、誰と飲んだかも判らない不安から、ちょっとｶﾁﾝと来た口調で言ってしまった。
すると突然、逆ギレした彼女が
「なんで私には貴方だけだって思うの！？」
「え？何だよ、それ。どう言う意味だよ？」
「何でも無い！バカ！！」と叫んで電話を切られてしまった。
翌日、もう一度どういう意味か聞いてみると
「酔っ払ってる時の事なんか覚えてない。告られたからかなぁ〜？」
また誰かに告白されたらしいですｗ
そんなに告られるって、ｶﾞｰﾄﾞが甘いからじゃないか？
余裕で落とせる女だと思われてるんだよ。
と言いたい気持ちは抑えましたｗｗ
「酔っ払ってるから、本音なんじゃない？」
「その話、もう終り！（笑）」
釈然としないまま、電話を切ったあとで色々思い返すと
「遊びの予定」の矛盾点に気が付いた。
そう言えば、この前はＡちゃんと行くって言ってたのに、後報告ではＢさんと行ったと。
「習ってる踊りの練習にひさしぶりに行ってくるね」
先週行ったはずだぞ？
思いつきで嘘をついてるせいだろう。
次々と彼女の嘘が脳内で結びついて行く。
そして、僕の砂の城は再び波にさらされ出した。
そして迎えた僕の誕生日
当日は仕事の僕を、家で料理を創って待っていると言う話だった。
ところが前日の夜に「体調が悪い。行けなかったらｺﾞﾒﾝね。」
そこで怒ると逆ギレされるのは目に見えていたので、「無理しなくていいよ。具合が悪いなら、早く治して。」と伝え、一人の誕生日を覚悟した。
当日、気分が晴れないまま、かと言って遊びに行く気も起きず家路につくと
彼女から「駐車場についたらﾒｰﾙちょうだい。」とﾒｰﾙが入った。
来てくれたんだ。その事が何より嬉しかった。
彼女は声が枯れていて、体調不良が嘘じゃなかった事も僕をホッとさせた。
その夜は幸せの内に過ぎていった。
次の火曜日にまた来ると言って、朝、部屋を出ていった彼女は
月曜日も友達と飲むと言っていた。
その日は酔った風でもなく、１１時頃電話を掛けて来た。
しばらく雑談をした後で、「明日どうする？」と聞くと
「遠いから行くのが面倒くさい。」と言う。
「じゃあ迎えに行くよ。」
「そこまでしなくていい。たまには一人でいたいの。」
ここの所、連日遊びに行ってるし、体調も悪かったはずなので
無理強いはしなかった。
そして水曜日は、「横浜で友達といるから、一緒にお茶しない？」と言われ、横浜まで行った。
同じ会社の同僚の女のコと彼女が女同士の会話で盛り上がり僕の到着に気付いてないようだった。
声が大きく、会話の内容が聞こえてしまったのは、合コンの話題だった。
相手の男を勤め先で覚えてるようで「あのＮ○Ｔは、私的にアリだわ。」
「この前の資○堂はどうしたの？」
不意に僕の中で、いつかの「金に魅かれたんじゃないか？」との思いが甦って来た。
その時、僕の中で全てが繋がった。彼女の嘘の予定は土曜日に集中していた。
一流企業の男になら、いつなびいてもおかしくないんじゃないか？
疑惑ばかりが大きくなって行くのを止めらず、どうして良いか判らなくなりそうだった。
知らぬ顔をして合流したが、態度に出してしまったと思う。
その夜、電話が掛かって来た。
「昨日はｺﾞﾒﾝね。」
「うん。しょうがないよ。」
「今日会えたからいいでしょｗ」
「会ったって言ったって、ちょっとの時間じゃん。」
「何ｽﾈてんの。あ、明日ＣちゃんとＤちゃんと飲みに行くね〜。」
その言葉で、僕は溜まっていた物を吐き出してしまった。
「具合が悪いんだろ！？僕との約束はあっさりｷｬﾝｾﾙしておいてさ、何か違くね？」
「最近、交友関係が広がったの。
　そっちはそっちで大事な付き合いなんだから仕方ないのよ」
「それは判るけど、彼氏の優先順位が一番下ってのはおかしいだろ？」
「彼氏は貴方なんだから、それでいいじゃん！」
そこからいつもの逆ギレで、次から次へと僕を攻撃し出した。
家が遠いから始まり、朝寝坊したい時に起こされたとか
家に来ると疲れがとれないとか。
そして、忘れられないセリフ「私、貴方の事好きかどうか判らない。」
ショックでした。
ついさっきまで普通に話してたのに
ついこの前、１周年記念と僕の誕生日を祝ったのに
あまりにも突然すぎて、何が起きたか判らないほど衝撃的でした。
「いつから？」
「火曜日から。すごく貴方の家に行くのが面倒になったの。
　貴方の事は好きよ。
　でももう恋人ではいられない。
　最初の頃のﾊﾟﾜｰがどうやっても出ないの。
　私はいつも愛情が長続きしないの。
　友達ならずっと同じ好きでいられるのに。
　貴方と友達になりたい。」
泣きながらの告白でした。
電話を切った後、普通の口喧嘩がｴｷｻｲﾄして、
望まない別れに発展した事が納得できず
カッとなっただけだろうとも思い、
「さっきの話、本気なの？」とﾒｰﾙを送りました。
彼女の返事は「少し考えさせて下さい。」
そして距離を置く事になりました。
お互いに連絡を取らず２週間が過ぎ、
彼女が結論を出す前に話したい事が色々出て来て
会って話がしたいとﾒｰﾙをしました。
「返事は水曜日の夜ならいいよ。」
待ち合わせも決まり、久しぶりに会う事になりました。
会えば元に戻る気がしてました。
前日、彼女から「仕事終わるの７時って言ったけど、７時３０分だった　○ちゃんは仕事何時に終わるの？」とﾒｰﾙが入る。
「俺は休みじゃん（笑）」
「そうか！（笑）」
いつものﾔﾘﾄﾘが戻った気がして、少しホッとしたのですが
夜、彼女からの電話が鳴りました。
「会ったら泣いちゃうから、明日会えない。」
「え？どういう意味？」
「もう戻れない。」
「誰か気になる人がいるの？」
「そうじゃない。前みたいに愛せないの。」
彼女は大泣きしてました。
本気度が伝わって来て、僕は別れを受け入れる事にしました。
そして「友達になるって話だけど、悪いけど無理だよ。
そうなるには好きになり過ぎた。
だから、もう会う事はないよ。元気でね。」と言って
電話を切りました。
覚悟が出来てたせいか、不思議と涙はでませんでした。
携帯のﾒﾓﾘｰも消し、彼女の持ち物を捨てました。
あれから１週間。
服のｾﾝｽがｲﾏｲﾁで、嘘つきで、尻軽な所があって
ｽｹﾍﾞで、計算高くて、すぐ逆ギレして
笑顔が最高で、一緒にいれば幸せを感じさせてくれた彼女。
もう会えないと思うと、友達になった方が良かったのかも知れないと思ったり
今回も今までみたいに、「やっぱり好き」と電話して来るのを、どこかで期待してる自分がいるんです。

僕には未だに彼女の本心が判りません。
本気で愛してくれてたのなら、待ちたい気持ちもありますし
悪女であるとしたら、記憶の片隅に追いやりたいと思います。
ご意見お待ちしております。