ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ゲイの茶道同好会(ゲイオンリー)コミュの9月の行事

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
勝手に新しいトピックを作ってごめんなさい。残暑は残っているもののいよいよそれぞれの社中で行事が目白押しのことと思いますので・・・

私の日記にも書いたのですが、
今日は師匠のところで表千家七代で中興の祖と言われる如心斎天然(じょしんさい てんねん)を偲んで天然忌が開かれました。
本当は8月が本当の命日らしいんですが、暑さを避けて一月遅らせて開かれるらしいです。
如心斎は力をつけてきた町人が多数入門を希望する時代になり、それに対応できる家元の形を作り上げた方だそうで、「七事式」を制定したり、いろいろな道具を好んだりしています。
天然忌は、稽古の延長という考えから弟子たちみんなが交代でそれぞれの点前をする形で進められます。
最初に師匠の「お茶湯」続いて点前は弟子の一人に変わって薄茶をよばれました。
菓子は「鶉餅」そのあと花所望と続きました。
花寄せ屏風や床に50位の花入れが用意してあり、みんなで持ち寄った花を入れていきました。
きれいに花が入れ終わったら掃除をして供養の精進懐石が振る舞われました。
お向は「イチジクにごまだれ」
煮物椀が「揚げ豆腐と冬瓜・ひじき」
強肴が「ズイキと枝豆の胡麻よごし」「冬瓜とわかめの酢の物」等でした。
懐石のあと「六人且座」(今は五人が主流ですが、六人は古い形で、香が二人です)をして終わりました。
わたしは、一の香(いわゆる香で、もう一人は次香「つぎこう」と言って客が志野袋に入れて香を持参したという設定)をしました。
とにかく今日は蒸し暑かったです。
疲れました。
日記と同じですが、

画像1:持ち寄った花を選んでいるところ
画像2:ほぼ活け終わってサボって自分の写真を撮っているまきお
画像3:片づけが済んで、懐石前にパチリ(頭の上の長いススキが私の入れた花の一つ)

コメント(6)

ほう 6人且座  初めて聞きました

表さんは この月 円相 かける 事がおおいのですよね
お〜、密度の濃い一日でしたね。しかも精進懐石付きとは!お社中の熱心さがうかがわれますね。
 「天然忌」、家元だけでの行事かと思っていました(あっ、でも利休忌はうちでもやるか)。花寄せは花の多いこの季節ならではのものですね。こちらでも毎年この時期にする大寄せの席に花寄せ屏風を出しています。
お疲れさまでした。
こういうお茶事のお話をうかがえるのも、コミュティのおかげです。私の先生もお茶事を開いてくださいますが、このように大がかりなものは、お年のせいもあって、最近少なくなりました。
また、表千家のお作法をほとんど知らないので、興味深いです。
ありがとうございました。
うたさん
通い(運び)だけする人が付く7人且座ってのもあるんですよ。
如心斎が画像の代わりに円相を残させたので、家元に習ってどうしても多くなりますよね。

のりさん
昔はこの時期に花寄せで大寄せもやっていたんですが200人も300人も入る会場がなかなか無いものでだんだんしなくなってしまいました。

すぐるっちさん
毎年みんなが花を持ち寄るし、先生も山に行って車いっぱい採ってくださっているんですが、最近先生も年のせいで昔のようには山歩きができなくなったので珍しい花が少なくなりました。昔はサラシナショウマとかマツムシソウ、仙翁・・・いろいろ採ってきてくださったんですがね・・・

今度の土曜日は月見の茶会(大寄せ)です。朝から会場の設営をお手伝いに行かなくちゃいけません。私自身歳ですから疲れます。
詳しくはまた書きます。
月見の茶会(日記の方の写真も併せて見てくださいな)

10日(土)
先週の花寄せ茶会に続いて今週は「月見」です。
本当は「十四夜」だったんですがね(^^)
手伝う人や来てくださるお客様のことを考えると次の日が休みの方がいいので一日早くしました。
大筋は「日記」の方で読んでいただくことにして・・・
外のテントでは、師匠の知り合いに頼んで恒例の琴と尺八の演奏の生演奏。
今年は三味線も加わって少し艶っぽい演奏もあったりしました。
この辺の企画力は、なかなか私らには真似ができません。

門を入った玄関は、障子を取り払って靴脱ぎの前の土間に四畳半ばかり座を張り出して月見台の趣向で盆点で昇る月を見ながらくつろいで薄茶。
床前には古い茶箱を飾って。
かなりの名品揃いでした。

奥の三畳中板の小間で濃茶でした。
ここが私の担当で、
私が点前で主茶碗(堀内兼中斎箱珠光青磁、銘:寿海)を練って、おばちゃんが替茶碗(即中斎箱彫銘萩焼十二代新兵衛作、銘:翠)で点出しをしました。
菓子は岩国錦帯橋そばの風月堂製「子芋」を秋草蒔絵の与段重で。
茶入は生斎箱惺斎箱古い膳所(今の岩崎新定さんとは別の窯)
銘:布袋
茶杓は堀内兼中斎宗匠の父君不仙斎自作、銘:御園(みその)

客座は二畳で、そこに少ない時で6人。平均7人で多い時は9人入るのですからもう暑くて大変でした。
月見ですから、窓もにじり口も茶道口も開け放していたのですが、それでも暑かったです。

日が落ちてからは床に行燈中板に竹けい、拝見には小燈(こともし)を出して夜咄の風情を楽しんでいただきました。

八畳の間では点心の接待で
大徳寺重・冬瓜とわかめの酢の物(向)・菊酒・団子汁

普段使わない二階の立礼席は窓を開け放して月を楽しんでもらいました。
周りには先週の花寄せ屏風を置いて花を入れ、
床には雲鶴蒔絵黒塗り三宝に御酒・茶湯・菓子を丸盆に農産物を供えて・・・

遠方からのお客様も多くて、九州は大牟田あたりから、東は神戸からわざわざ来てくださった方もあり70人あまりのお客様を社中が分担してお客様をお迎えしました。

最後に社中が一堂に会して転身を相伴した後、あらかた片づけを済ませたのが11時。
挨拶をして外に出た頃から雲が出始めて月を隠してしまいましたが、茶会の間はきれいな姿を見せてくれていたようです。
一夜明けた今日は、下半身だけでなく体中が痛いです。
歳ですね。

ところで、
例年になく男性のお客様に来ていただきました。
もしかしたらこれを読んで下さってる方もいらっしゃったかもしれませんね。
是非メッセージを下さい。ゆっくりお茶ばなしをしましょう。
月見茶会(追記)
写真1:月見台(風炉先があるところから奥が室内で、手前は靴脱ぎに座を張り出した部分つまり外です)
写真2:小間点前座(三器の拝見の時をフラッシュ撮影)
写真3:八畳点心席床

追加写真1:小間点前座(フラッシュ無し:手ブレご容赦)
追加写真2:立礼床
追加写真3:入側(畳敷き縁側)道具の箱書き、軸は狸の古画

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ゲイの茶道同好会(ゲイオンリー) 更新情報

ゲイの茶道同好会(ゲイオンリー)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング