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今の時代を考えるコミュの鹿児島市の公民館活動と大人の夜回り

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2005.03 コモンズ?02 春の陽気に誘われていくつか ?

4.まちづくり事例?〜鹿児島市の公民館活動と大人の夜回り

 まちづくりシリーズ第2段です。今回は、先進国中で世界一犯罪が増加し続けている日本で、唯一犯罪が減っている地域の市民の活動を紹介します。


アメリカの警察の活動

 その前に、アメリカの警察の活動で本職の仕事?と疑うことを紹介します。それは、地域の不法投棄(ゴミのポい捨て)箇所や落書きがそのままの場所を徹底的に調べている報告の番組をみました。
 ゴミの不法投棄と事件発生地区が一致すると言うデーターです。また、良く事件が発生する重点地区の1割を厳重に捜査を続けるとすると事件の50%を減らすことができるとのことです。

 その時に、活躍するのが事件発生地図とゴミの不法投棄・落書きの多い地区の地図です。この結果は、地域の人が無関心で地域の改善に協力が少ないところが、事件や被害者が多発している理論に基づき成果を上げています。日本も古い地区よりも新興中住宅地が事件が多いことと似ています。要は、地域の連携ができてないところは、事件が多い。


鹿児島市内の取り組みを紹介

 そこで、日本の取り組みを一つ紹介します。日本国内で昭和60年くらいから少年犯罪が全国的に多発し始めました。これを危惧した地域の大人が、繁華街や少年たちが集まりそうな場所の夜回り(声かけ)活動です。鹿児島市内で120を越えるグループが活動を続けています。
 もう一つが、鹿児島市の赤碕市長の発案で始まった、校区公民館制度(小学校の敷地に公民館を設置)を制定し、公民館活動を活発にすることを奨励しました。

 初めは、夜の声かけ活動は、夕食後の9時くらいから深夜まで、繁華街でたむろする少年たちに、声をかけたり注意したりして、地域の大人たちが少年たちに関心を持ち、安全と健康も含めて見回りをしている活動です。有名な夜回り先生の水谷先生の地域保護者版でしょうか?地道が活動が大きな成果を上げています。


校区公民館制度

 もう一つの校区公民館制度は、小学校の敷地に地区(小学校単位)の公民館をつくり、小学生、中学生、高校生から露人まで関わる様々な行事を作り、鹿児島市内のほとんどが年120回前後の地域活動を企画し運営をしています。多様な行事には、小中学生が必ず入る催しが企画され、小学校の卒業式は学校とは別に公民館(地域)の卒業式があるのが当たり前の地区もあります。
 両方とも、子供と地区の大人たちが顔見知りになり、知らない間によその子供と言うよりは、地域の子供として子育てができ、少年犯罪が急激に減って行ったと報告がありました。犯罪は、顔見知りでは起こりにくいと言います。顔の見える地域交流・活動が、少年犯罪の抑止力(地域の力)として育成されたと考えます。

 ニューヨークのダウンタウンや地下鉄の犯罪対策の改善に、落書きの清掃が大きく貢献したと聞いたことがあります。地域住民が地域の落書き、不法なゴミに関心を持ち、子供たちへ声かけれるのは、知り合いだからこそと思います。地域が積極的に地域活動に関わり、環境をいかにつくるかは地域のリーダーの意識の差に有ると考えます。
 鹿児島市の小さな活動が、日本一事件が少ない町を作り上げていること知って欲しいと思いこの事例報告としました。最近は、鹿児島市に視察が増えていると言います。ぜひ、みなさまの町でもゴミ拾い、落書き消し、地域行事に子供が入る企画を進めて欲しいと思います。

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