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今の時代を考えるコミュの介護奮戦記「夫のかわりはおりまへん」(2002.07.25)

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2002.07.25 介護奮戦記「夫のかわりはおりまへん」

 今日は、九州から台風メールでしょうか。熊本の野口です。今回の台風は、ルートがだいぶ季節柄違うのではと思って心配をしています。これも温暖化のせいでしょうか。

 さて、7月中旬から読み始めた「夫のかわりはおりまへん」と言う介護奮戦記から色々考えています。元高槻市長の江村利雄氏著書の本です。だいぶ前にテレビの報道で知ってはいたのですが、どんな人だろうと記憶に在り、本屋で見つけて発見塾後読んでました。

 介護と簡単に言いますが、人により家庭により色々あります。市長と要職にあり任期を終えずに、経緯や目的はさておき中途で家庭の介護に宣戦しますとは、すばらしいと思います。我が家も今年春に100歳になる祖母が亡くなりました。その状況を目の当たりにしていたこともあり、身近なことと受け止めていました。

 介護保険は始まり、複雑な評価や地域間格差など問題は多く残っています。高槻市の市長も介護保険の開始直前までの準備を
終えて自分の奥様の介護のために、「市長のかわりはおりますが、夫のかわりはおりまへん」と軽快な関西弁が心を打ちました。
 これを自分の家族や自分自身に置き換えて出きるかかなと考えることがあります。みなさんは、いかがでしょうか。私自身、ゴールドプラン以来高齢者建築の仕事で施設に関わってきた関係も有り、北欧やオーストラリアなど先進地の状況も少しは勉強をしてきましたが、日本ほど急速に高齢化が進んでいる国は、無いように思います。
 又、日本の慣習や教育に今までの在り方が、介護制度に大きく影響を与えているとも思います。介護保険開始前に、有料老人ホームで日本一安いとNHK「未来派宣言」で放送された鹿児島県の枕崎市近郊の老人ホームを見に行きました。そこで理事長(施設長)と話しをした時に、「5年間静観してそれから何をするか考える」と言われてました。5年の実績が今後どう展開するか、高齢者を2人抱える家族として真剣に見ていきたいと思います。

 男女共同参画社会への転換を進める国の意向が、生活習慣や地域の慣習にも意識改革を起こさないと介護の分野でも家庭への負担は軽くはならないように感じます。

 重要なのは、家族の思いが伝わる介護が出きればと思います。夫婦でお互いを支え合う、共同参画社会へ市民の意識が変わることが一番大事のようです。施設を利用するもよし、家庭で介護するもよし、その家族に有った介護の在り方を選択できるようになるのが願いです。江村氏の言葉ではないですが、笑顔がでるような老人たくさんいるのが望みですとも話されています。

「夫のかわりはおりまへん」「妻のかわりはおりまへん」「私のかわりはおりまへん」良い言葉と思います。
そんな風に人生を送れたらと願っています。
中年まっただ中の 野口でした。

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