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今の時代を考えるコミュの『投票の心得』(尾崎行雄財団HPより)

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(尾崎行雄財団HPより) 
*戦前の尾崎行雄の言葉ですが、今の市民は変わったでしょうか?

『投票の心得』
? 何よりもまづ、自分はいかなる政治を希望するかという自分の意思を、はっきり決めてかかることが大切である。選挙は国民の意思を国政に反映させるために行われるというが、有権者それ自身に政治的意欲がなければ、すなわち反映する本体がなくては、いくら投票しても意味がない。・・・・

? 「出たい人より出したい人を」・・・・有権者のための選挙である以上かくあるべきが当然であろう。

? 金銭や、ごちそうや、因縁や、情実で投票しないのはもちろん、選挙の費用は、有権者の持ち寄りにしなければならないこと。・・・・

? 買収・ごちそう・哀訴・嘆願など、一切の不正な選挙運動をする候補者には、絶対に投票しないこと。

? 一から十まで政府に反対する議員も困り者だが、一から十まで政府に盲従する議員よりはましだ。常に政府党が勝つ選挙よりも、どちらかといえば、在野党の方がうけのいい選挙の方が、民主政治の趣意にかなっている。

? ・・・・立憲政治が、結局政党内閣制度によって運営せられねばならぬのであるから、今の政党を向上させて、真の公党に育て上げる準備のためにも、各政党の政綱政策をまじめに研究し、自分の希望するような政治をやる政党はどれか、よくよく見極めてから投票すること。

? 演説会場その他あらゆる機会をとらえて、有権者は各政党または候補者に向かって、具体的な政策を明示するように要求しなければならない。・・・そうして政党本部で発表した政策と候補者の言質を箇条書きにし・・・いやしくも公約を裏切った政党や議員に対しては、次の選挙の時に絶対に投票してやらぬことを覚悟すれば政党も議員も、完全に有権者によって、リードせられるようになる。

? 議場の内外で国会の品位をけがすような行為をするもの(下等な野次や、殴り合いをするようなものは、この部類に入れる)には投票しない。当選後、公明正大な理由もなく、選挙民の諒解も得ずに党籍を変更し、または他の政党に入党するようなものには投票しない。・・・

? ・・・また多数党でなければ何も出来ないから、投票しても損だと考えることも、「長いものには巻かれろ」式の封建思想のなごりであって、多数少数は有権者が投票して決めるのだという民主政治の「いろは」さえもわきまえぬもののたわごとである。・・・

? 川上を濁しておいて、下流の清きを期することはできない。川上の選挙が濁れば、川下の政治も濁るのが当たり前である。腐った水にボウフラがわくように、腐った選挙からは自堕落政治のボウフラがわく。日本民主化の大建築は、正しい選挙の土台の上にでなければたてることはできない。



<一人ひとりが、未来を良くしたいと、行動を起さないと何も変わりません。>
格差社会解消に、「貧困解決と世界平和に、地球市民の志向と参画」が必要です。



<尾崎行雄の人生の理念>

「人生の本舞台は常に将来に在り」

 人間は、齢を重ねれば重ねるほど、
 その前途が益々多望なるべき筈のものだというのが、
 私の最近の人生観である。

 人間にとっては、知識と経験ほど尊いものはないが、
 この二つのものは年毎に増加し、
 死の直前が二つ共最も多量に蓄積された時期である。
 故に適当にこれを利用すれば、
 人間は、死ぬ前が、最も偉大な事業、
 または思想を起こし得べき時期にあるに相違ない。


*「人生の本舞台は常に将来に在り」とは、何歳になっても「これまでの人生は序幕にすぎない。これからが本舞台なのだ」という意味である。すなわち、「人間は年をとればとるほど、その前途は輝かしい」という人生観である。 
 尾崎行雄は、75歳の時(1933年)、三重県を遊説中にひどい風邪と中耳炎にかかり、その病床で「自分はこれまで何をやってきたのか」と考え、この思いを抱くに至ったのである。

 尾崎行雄(咢堂)は、真の民主政治と世界平和の実現にその一生を捧げた政治家である。若くして自由民権運動に身を投じ、保安条例によって東京退去を命じられるが、国会開設(1890年)とともに衆議院議員に選ばれ、以来、議席にあること63年、世界議会史上の記録を打ち立てた。

  彼は民主政治の確立を目指し、あらゆる権力の弾圧にも屈せず、常に民衆の側に立って闘った。その雄弁は天下に鳴り、憲政擁護運動が起こると、人は彼を「憲政の神」と呼んだ。また、軍国主義が一世を支配するに及んでも、平和の信念を曲げず、国に警告することをやめなかった。そして「世界連邦」を提唱し、議会政治の父と仰がれつつ一生の幕を閉じたのである(1954年永眠、享年95歳)。

HP 尾崎行雄記念財団
http://www.ozakiyukio.or.jp/gakudo/index.html


「人は、何のために生きるか」を考える機会になりました。
尾崎行雄の生き様と言葉から、「世のため人のために生きる」こと意味を学んだ気がします。皆様も一度検索頂ければ幸いです。

学徒 野口修一

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