米国、南NJ州クリスチャン教会コミュのキリストと共に生きる。

キリストと共に生きる。
ローマ、6:1-14。

私たちが律法から解放されたのは、罪を犯してもよいということでなく、律法の下におかれていた私たちが、イエス、キリストの恵みの下で新しい命に生きるためなのです。（4節）。私たちにとって大きな問題の一つは、人間は果たして変わることができるかということです。生つきの自分の嫌な性格や悪い習慣を改めるのは容易なことではありません。

思いがけない間違いを起こしたり、どんなに良い教育を受けさせても、親が期待するほど子供の性格改善には役立たないし、教育現場で両親や教師が子供の生活態度を変えさせようと努力しても、どうにもならないことが多くあります。人間を変えることは難しいのです。

それだけではなく、私たちは、信仰を告白して洗礼を受けても、今までの自分が変ったとは思われません。相変らず自己中心で、気が短く、絶えず人の心を傷つけ、平気で間違ったことを繰り返しているのではないでしょうか？

このような疑問に対して、パウロははっきりと、キリスト、イエスに結ばれるために洗礼を受けたとき、罪に支配されていた＜古い自分＞はキリストと共に死に、キリストと共に、復活の命に生かされたのであると語っているのです。（6節）

努力しても自分で自分の性格や生活態度を変えることができないで苦しんでいる私たちは、キリストの十字架と復活にあずかることによって、今までとは違った新しい人間に造り変えられるのです。洗礼を受けることによって、今までの古い自分は死んで新しい生命に生かされるという、想像を越えた決定的な変化が私たちの身の上に起こるのです。

クリスチャンとしての従順な生活は、神の恵みと復活の力に由来しています。＜古い人がキリストと共に十字架につけられ＞、＜罪の体が滅び＞たと言われています。私たちは律法の奴隷ではなく、救いの恵みに生かされているのです。（6:14）

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