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米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの四旬節。

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四旬節。

今年もレントのシーズンを迎えました。今年のイースターは4月21日ですから、3月6日の「灰の水曜日」から、4月21日のイースター前日までの期間なので、6回ある主日を除く40日間がレントの期間とされています。

日本の教会は、ローマ、カトリックでもプロテスタントでも、四旬節と呼ばれることが多いと思います。英語のLentと言う言葉には、ラテン語で40を現わす「クアドラゲシマ」に由来しています。プロテスタント教会では「受難節」という呼称が一般的です。

40日のイースターの準備期間は、4世紀以来、キリスト教の歴史の中で確認されています。まず何よりも、この期間は、洗礼への準備と悔い改めの期間という意味を持っていますので過ごし方は、「祈り」と「断食」と「施し」が勧められてきました。

洗礼志願者はイエスにならって、すべてを棄て自分を父なる神と人々のために捧げ尽くすことを通して、復活のイエスと一緒に永遠の命に招き入れられることを祈りました。そして洗礼を前に、断食し食事も少なくして祈りに専念しました。

このような習慣は、イエスが荒野で、断食して祈られたというお話と結びつくようになりました。(マタイ4:2,マルコ1:13,ルカ4:2)荒野は神だけのお声を聞き、神だけに頼り、神から人々に仕えることを示される学びの場であったのです。復活日に洗礼を受ける人のための準備をする期間が、すでに洗礼を受けた人も、同じように復活日を迎える準備の期間として守られるようになりました。

この期間には悔い改めの実践の重要な要素としての断食が強調されました。この期間の祈りの中で、富や能力を自分のために用いるのではなく、自分をどのようにして神と人々のために捧げようかと考えます。「自分のためではなく、神と人々のために」と変えられて行くことを求めて祈ったのです。

さらに断食には、食を断った分を施すという実践的意味もありました。最後にこの期間には、キリストの受難を覚える期間という意義をも合わせ持ってきました。断食やその他の節制は、このような神との交わりに人間が立ち返ることを準備するためのものであると位置付けられています。

今一度、キリスト教会の歴史を振り返りながら、特別な期間として十字架を思いめぐらす期間として過ごしてみてもよいのではないでしょうか?


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