米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの岩から水が湧き出た。

岩から水が湧き出た。
出エジプト記、17:1-7。

イスラエルの民は主の命令に従って、シンの荒野から旅を続け、レフィデイムで宿営しました。そこには彼らが飲む水がなかった＞のです。そこでイスラエルの民はモーセに食って掛かりました。＜我々の飲む水を下さい。＞モーセは彼らに＜あなたがたはなぜ私と争うのですか。なぜ主を試みるのですか＞と言った。（17:1-2）

主が荒野の真中でイスラエルの民に肉を与え、パン（マナ）を供給されましたので、食糧問題は解決されましたが,（16:6-10）水を見出すことは容易でなかったのです。レフィデイムに水を期待して宿営したのですが、彼らの期待は空しく外れてしまいました。彼らは過去における神の恵みの御業をすべてを忘れて、指導者であるモーセに不満を言いはじめました。

＜私たちに飲む水を下さい。なぜ我々をエジプトから、こんな水の無い所へ連れ出したのだ。我々をここで殺すつもりなのか。＞（17:2-3）彼らはマナを与えて下さった主が水も豊かに与えてくださることを信じて祈ることでした。クリスチャンである私たちも、いつも主の御業を簡単に忘れているのではないでしょうか。彼らは水がないのがモーセの責任でもあるかのように愚痴をこぼしているのです。

聖書では、人間が神を試みることは、禁じられています。＜あなたがマサで主を試みたように、主である神さまを試みてはならない。＞（申命記6:16）＜イスラエルの民は、エジプトとこの荒野で私が行った奇蹟を見たのに、十回も私を心み、私の言うことに聞き従わなかった以上、彼らは一人残らず、私が約束した地に入ることはできない。彼らは、私を侮った者たちである。＞（民数記、14:22-23）

このように、神の臨在を疑い、神のみ言葉を疑うなら、神を試みることになるのであり、不信仰から出てくるものです。＜モーセは主に助けを求めました。彼らは石を投げ付けて私を殺そうとしています。＞（17:4）ここで、イスラエルの民は不信仰に陥り、モーセを石で打ち殺そうとさえしました。（17:4）

主はモーセに、イスラエルの長老たちもこれから起る奇蹟の証人として、その岩の前に連れて行かれました。（17:5）主は、モーセに杖でホレブの岩を打つように命じました。岩を打ったところ、奇蹟が起り、その岩から水がほとばしり出て、流れ溢れたのです。＜主が岩を裂かれると、水が湧き出て、乾いた地に川のように流れた。＞（詩編105:41）

人生の土台であり、イエス、キリストを救い主として信じる時、＜私たちの人生には決して尽きることのない永遠の命の水である聖霊が満ち溢れるのです。＞（ヨハネ4:14）アメーン