米国、南NJ州クリスチャン教会コミュのイスラエル人の歴の始まり。

イスラエル人の歴の始まり。
出エジプト記、12:1-2.

＜真夜中になると、主はエジプト中のすべての初子、王の長男から、牢屋にいる捕虜の長男に至るまで、またすべての家畜の初子も殺された＞（現代訳、12:29）
いよいよ最後の奇蹟が行われる時がやって来ました。この奇蹟によって、パロは徹底的に打ちのめされ、イスラエル人の大脱出が実行されることになります。出エジプトの出来事は、イスラエル人にとって、奴隷の束縛から解放される記念すべき日です。

イスラエル人がエジプトに滞在していた期間は430年で、神は新しい歴の制定を命じられました。それ故、この記念すべき月が、月の始まりとし、年の最初の月とすることになりました。
＜ユダヤの暦の1月14日には（今日の 4,5月）夕暮れに過越しのいけにえを主に捧げる＞（レビ23:5.）過越と出エジプトと言う重大な出来事を記念して、この月がイスラエル人の為に特別な意味を持つようになったのです。また、この日を覚えて、毎年主のためにお祭するようになりました。

この月はまた＜アビブの月＞とも呼ばれています。（13:4,23:15,34:18申16:1）＜アビブ＞とは＜穀物の穂＞を意味しています。それはちょど穀物が穂を出す頃で、太陽暦の4月頃に相当します。この時以来、イスラエル人は二つの歴を用いるようになりました。宗教歴と民事歴です。

英語のミッションと言う言葉は、ラテン語の＜派遣する＞と言う言葉に由来しています。クリスチャンは皆、イエス、キリストの代理としてこの世に遣わされています。主イエスは言われました。＜父が私を遣わされたように、私もあなた方を遣わします。＞アーメン。