米国、南NJ州クリスチャン教会コミュのMighty God

Mighty God

題目：全能の神、イザヤ９：６、

＜一人の男の子が、私たちのために生まれるからだ。
その方に主権が与えられ、“すばらしいカウンセラ”「全能の神」「永遠の父」「平和の君」と呼ばれる＞（現代訳）。　

　　　　　　　イザヤ書は、旧約聖書中、最も多く新約聖書に引用され、　　　　そのメッセージはきわめて福音的である。　来るべき救い主とその働きについて語っており、この中に主イエス、キリストの生涯が預言されて「第五福音書」とも呼ばれる。　

＜主ご自身が一つの印を与えられる。さあ、処女がみごもって、男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる＞（７：１４）。

イザヤは、分裂王国時代、南のユダ王国のウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ諸王の時代に活躍した預言者である（前729年―687年）。

ウジヤ王は最初は信仰の王として良い政策をとり、国が繁栄しましたが、最後は高ぶった為、神に打たれ、神からは離れた。　　　　当時のユダ王国は宗教的腐敗と社会的混乱状態は希望を失った　「死の影」の地と言われるほどの全き暗黒であった。

それは背信、宗教的偽善、社会悪、偶像礼拝、淫乱と好色、弱肉強食などである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そのような暗黒にいた民にも、人の目には見えない神様のあわれみ深い働きが臨んで、新しい待望を抱く、光が照らされたのであった。
　　　　　　　　　　　　
＜暗闇の中に生きていた人々は大きな光を見、死の暗黒の地に住んでいた人々に、光が照らされた＞（２）。

暗黒の地に光が照らされたことで、彼らの喜びは収穫の時に、また獲物を分ける前に喜ぶように、その喜びは絶頂に達し、神の御前に喜んだ。

　　この喜びは、圧政者たちの重荷からの解放、闇から光へ、争いから平和が与えられる神の一方的なお働きによる約束と恵みである。　

　神はイスラエルの民を増やし「私たちの為」に一人の男の子が、生まれ、その方に主権が与えられたので霊的な喜びに満たされている。

　　インマヌエル、キリストの降誕がこのイザヤの預言の成就として　暗示されている（６）。

　　これは＜その昔、主が預言者イザヤを通して語られた旧約の預言の成就であった。見よ「処女がみごもって、男の子を産む。その名前はインマヌエルと呼ばれる」。インマヌエルとは、神が私たちと共にいてくださるという意味である＞。（マタイ１：２２－２３）。

　　イエスの生涯、十字架の死と復活を通してすでに神の臨在を体験したマタイは、それを確信をもって証しすることができたのである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アメーン。