米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの誕生した救い主を捜し求める。

誕生した救い主を捜し求める。
ルカ2:1-20。
＜そして、急いで行って、マリヤとヨセフと飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。＞（2-16）
クリスマスは、前世界で喜びを分かち合う時です。イエス、キリストがお生まれになったのは紛れもない事実です。そのことを覚えるのがクリスマスであり、私たちクリスチャンにとりまして深い意味のある日です。聖書では最初のクリスマスを祝ったマリヤとヨセフ、さらに羊飼いたちがどのようにキリストの誕生を迎えたでしょうか。　

羊飼いたちは不思議な経験をしました。み使いが彼らに現れて＜恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かせてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである＞と言ったのです。（2:10-12）

すると羊飼いたちは＜さあ、ベッレヘムへ行って、主がお知らせくださったその出来事を見てこようではないか＞と互いに語り合った。そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼子を捜し当てた。＞（2:15-16）ここには、羊飼いたちが、どのように救い主をお迎えしたかが書かれており、私たちに、クリスマスを迎える一つの意味は、救い主を捜し求めることである、という示陵を与えています。

プレセントや食事を楽しむことも悪くはありませんが、羊飼いたちが救い主を捜し求めたことを心に留めたいと思います。＜急いで行って、捜しあてた＞という言葉は、非常に示陵に富んでいます。＜ベッツレヘムに赤ちゃんが生まれた。捜しに行ってみよう＞といいましても、簡単なことではありません。

ベッレヘムは、人口が二千人くらいの小さな村ではありましたが、この時は人口調査があり、ごった返していました。その中で、どうやって、誕生した赤ちゃんを捜しあてたのでしょうか。旧約の時代から二千年以上にわたって、めんめんと伝えられてきた、その救い主が生まれたとみ使いから告げられ、羊飼いたちは、時間をかけ、労苦を重ね、捜し求め、ついに捜しあてたのです。

主は、罪から人間を救い出してくださるというメッセージをもって、私たちのところへおいでくださったにもかかわらず、キリストの探求をやめてしまう人がどんなに多いことか、思います。時間がかかることかもしれません。私たちは、救い主を捜した羊飼いのような思いでクリスマスを迎えることができるでしょう。アメーン。