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必殺シリーズ復活検討委員会コミュの必殺仕置人?・復活地獄編 ?

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ここで、時をいったん、新・仕置人解散時に戻す......
仕置人を廃業し、江戸を離れ、田舎で暮らす巳代松(中村嘉葎雄)、おてい(中尾ミエ)とその幼い息子・松太郎。ある日、押入れから古びた道具箱を見つけた松太郎は、同心・諸岡から受けた拷問の後遺症で寝たきりの巳代松に「父ちゃん、これ何?」と話しかける。その中にはかつて何人もの悪人を地獄に送った竹鉄砲を作るための部品と道具が収められていた。江戸を出るとき、捨てようとするおていに、廃人同様の巳代松が必死に抵抗し、おていは捨てることをあきらめ、思い出の品として取っておくことにしたものだった。言葉もしゃべれず、1人では食事をすることすら困難な巳代松であったが、麻痺の残る手で何かを思い出すように寝床で竹鉄砲を作り始める。出来上がった竹鉄砲を松太郎に手渡す巳代松。鉄砲を構える松太郎。そこへおていが仕事から帰ってくる。怒声とともに松太郎をしかりつけるおてい。2度と竹鉄砲に触れてはいけないと松太郎に念を押す。
そして、月日は流れ、成人した松太郎(柳葉敏郎)は老いた両親の世話をするようになっていた。そんなある日、松太郎と巳代松の留守中に何者かに追われている男が助けを求めてくる。その男がかつて江戸で一緒に仕事をしたこともある仕置人の一人であることに気づくおてい。男は江戸で仕事に失敗、組織から追われる身であった。自分の過去を知る者を生かしてはおけないとおていに手をかける男。そこへ巳代松を大八車に乗せ、近所を散歩していた松太郎が帰ってくる。男は逃げる。息絶えようとするおていを抱きかかえる松太郎。我が身の最期と悟り、裏稼業の事、逃げた男のことを松太郎に話すおてい。息絶えた母の仇をとるべく、あの日以来、押し入れ深く、しまわれていた道具箱を手に竹鉄砲の作り方、使い方を巳代松から聞き出そうとする松太郎だが、植物人間同様の巳代松に教えてもらえる程度では、命中精度もままならない。しかし、のんきに練習などしている暇もない。けして高くない命中精度の竹鉄砲を手に、松太郎は男の行方を捜す...........

そして時を今一度、新・仕置人解散時に戻し......
鉄の死の直前に床を供にしていた女郎は、その後、身ごもっている事に気づく。鉄の子であるかどうかわかるすべもないが、鉄に密かに心寄せていたその女郎は、そうであることを信じ、出産することを決意する。そして絵草紙屋を廃業し、その女郎部屋で下働きをしていた正八(火野正平)はその女郎が産気づいていることに気づく。堕胎させようとする正八であったが、その女郎の決意と鉄の子かもしれないということに心、動かされ、その女郎と供に脱走を計る。二人はその子供を大鉄と名付ける。数年後、正八と妻の間に子供が生まれ、その子には小鉄(こてつ)と名付けた。田舎で親子四人、正八家族は仲良く暮らしていた。息子の大鉄(中村獅童)・小鉄(キャスト未定)も立派になったある日、男がやってくる。何者かに追われ、助けを求めるその男、他ならぬ、おていを殺した男である。心優しい正八家族は男の申し出を受け入れ、かくまうことを約束する。
あくる日、大鉄・正八は仇の男を追う松太郎に出会う。その男の人相風体を聞いて、もしや、今、家にかくまっているあの男ではと考えた大鉄と正八は松太郎とともに急いで家に引き返す。しかし、一足、先に男を追う一味が大鉄の家に男がかくまわれていることを探り出す。大鉄の家にやってきた追っ手が男に斬りつけようとした瞬間、男は大鉄の母を楯にして自分の身を守る。家には小鉄がいたが、母を守ることはできなかった。そこに大鉄、松太郎、正八が戻ってくる。母を殺した男と確信した松太郎の竹鉄砲が男に向けて火を噴いた瞬間、大鉄の体の中で亡き父から引き継いだDNAが覚醒する。大鉄の心のスクリーンに、まるで身に覚えのない、それでいて、何か懐かしい光景が映し出される。鉄(山崎努)と巳代松の死闘である。大鉄の手は、自分の母に斬りつけた追っ手のこめかみをアイアンクローよろしく掴み、その瞬間、映し出されるレントゲン映像には男の頭蓋骨にガラスのごとくヒビが入っていく。亡き父の背骨外し・アバラ外しをもしのぐ頭蓋骨砕きの誕生である。二人の殺し技にかつての鉄と巳代松を見る思いの正八。息絶える妻を抱きかかえながら、正八は大鉄・小鉄・松太郎とともに江戸に戻り、仕置人を再開することを決意する。

母の仇を果たし、大鉄・小鉄・正八と供に家路を急ぐ松太郎。家では、近所の人々の世話になりながら、ここ数日間をすごした巳代松が眠っていた。巳代松に駆け寄る正八、目を覚ます巳代松。ほとんど表情を変えることのできぬ巳代松が微かに笑ったように見えた。そして、正八のとなりにいる大鉄に気付く巳代松。重度の言語障害であるはずの巳代松が微かに「て...つ....」としゃべる。
大鉄、小鉄、正八、松太郎は既に江戸に戻り、仕置人となる点では、合意していたが、巳代松を江戸に連れて行くと言い張る松太郎とそれに反対する正八の間には深い溝があった。正八との口論に疲れ、席を立ち、例の道具箱を手に巳代松の枕元に座る松太郎。今一度、命中精度をどうすれば、上げられるのか巳代松に尋ねようとする。道具箱に手を伸ばそうとする巳代松。松太郎は道具箱を巳代松が扱いやすいよう支える。巳代松が道具箱のある部分を指差した。そこには何の為か分からぬ小さな突起が見えた。その突起を押したり、引いたり、叩いたりする松太郎。すると突然、道具箱の二重底が開き、そこには数枚の紙片があった。その紙片は竹鉄砲の詳細な図面だった。その図面を見て、すべてのからくりを理解する松太郎。命中精度を上げるための秘密も詳細に図解されていた。すると、突然、巳代松が竹鉄砲の銃口を口にくわえ、傍らにあったキセルの火で発砲する。砕け散る竹鉄砲。どこにそんな力が残っていたのか。呆然と父の最期を看取る松太郎。

江戸での共同生活にも慣れてきた正八・松太郎・大鉄・小鉄。その頃、江戸の裏業界は虎の会、闇の会等の解散、虎、鹿蔵をはじめとする元締め達の死を経て、混乱を極めていた。金さえもらえば、何の罪もない者でも殺す者。手数料だけ受け取って、実際に仕事はしない者。そんな状況に我慢ならない松太郎は外道仕置人のうわさを聞くたびに、見つけ出し、始末していた。しかし、こんなことを繰り返していても、きりがないと思う松太郎は虎の会の復活を考えるようになった。しかし、正八は無理だと言う。そして、ある外道仕置人から吐かせた情報で、松太郎は自分の母を殺した男が葛西衆という組織に属していたことを知る。それを聞いた正八と小鉄は葛西衆の事を調べ始める。
その頃、松太郎と同じようなことを考えている者がいた。秀は現役を引退した勇次の元を訪ね、江戸全体の仕事人の元締めとして、復帰してはくれないかと懇願する。視力が衰えたとはいえ、勇次は勇次。江戸全体を仕切るにふさわしい力量は持っていた。余談だが、かつて、全盲の仕事人、元締めも存在したと伝え聞く。そして、自分が副頭になると言う秀。一笑に付す勇次。秀はあきらめて帰る。

ある日、正八は昔のつてを頼りに、仕事(表の方)の一つも紹介してもらえないかと、とある絵草紙屋をたずねる。小鉄も一緒である。けんもほろろに追い返されようとする時、その店の片隅で静かに仕事に打ち込む一人の職人に気づく。その職人の名は藤吉。畳針ほどもある太針と糸を操り、あざやかに絵草紙を綴じていく。その技の華麗さに目を奪われる正八・小鉄であった。
あくる日、正八の死体が発見される。葛西衆のことをかぎまわっていたために殺されたものなのか?正八の首筋の針跡と昨夜、絵草紙屋で見かけた藤吉とを結びつけて考える小鉄。しかし、証拠はない。藤吉を尾行、調査した結果、正八の死んだ夜から朝にかけて、藤吉にアリバイがあったことを小鉄は知る。藤吉に疑ったことを侘びる小鉄。二人は和解する。小鉄がふと漏らした葛西衆という言葉に驚く藤吉。実は藤吉の母、おけいも葛西衆に殺されていた。葛西衆には自分も恨みを持っていることを藤吉は語る。

居酒屋「佐渡島」で酔っ払いが暴れているという通報を受け、八丁堀同心・木村(中井貴一)が向かう。そこでは、酔った大鉄が暴れていた。大鉄を取り押さえようとする木村。大鉄がいきなり繰り出したアイアンクローを間一髪、十手で受け止める。他の同心の手を借りて、大鉄を取り押さえる。
数日後、同じく、佐渡島で大鉄が酒を飲んでいると、となりに木村が座る。話しかける木村。はじめは相手にしない大鉄だが、とぼけた木村のキャラクターにだんだん、興味を示す。酔いも回り、盛り上がってきたところで、
木村「ところで、おめえ、生きてる人間のシャレコウベ、砕いたことはあんのか?」
大鉄「あるよ。5人ばかりな。」
木村、突然、真剣な顔になり、
木村「そうか。じゃあ、番所まで来てもらおうか。」
お互い、にらみ合う。しばしの沈黙の後、突然、豪快に笑い出す二人。お互いのことを相当、気に入ったようである。

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