東京の名所旧跡再発見コミュの12　世田谷区

世田谷区

１北烏山妙善寺世田谷区北烏山5-12-1 為永春水の墓
２給田新一理塚世田谷区給田3-29-1 明治政府が明治3年に作ったもの
３給田千手観音堂世田谷区給田3-15-20 延宝8(1680)年の宝篋印羅尼経之塔
４-5 烏山神社世田谷区世田谷区南烏山2-21-1, 宝暦13(1763)年庚申塔
６-7 南烏山念仏堂世田谷区南烏山2-23-16 寛文3(1663)年の江戸初期の地蔵
8 南烏山大橋場の跡世田谷区南烏山4-1 正徳2(1712)年地蔵
9 粕谷地蔵世田谷区粕谷3-33 元禄4(1691)年の如意輪観音坐像、元禄9(1696)年の庚申塔
10-11 蘆花恒春園世田谷区粕谷1-20-1
12 八幡山八幡社世田谷区八幡山1-12-30 狛犬は元治元(1864)年
13-14 桜上水勝利八幡神社世田谷区桜上水3-21-6 天明8(1788)年に再建された旧社殿
15-16 桜上水密蔵院世田谷区桜上水2-24-6 元禄3(1690)年庚申塔享保3(1718)年の観音像
17-18 船橋宝性寺世田谷区船橋4-39-32　　　　　　　　　　延宝4(1676)年造立の夜泣き地蔵
19 船橋神明社船橋4-40-17　　天保10(1839)年の石造鳥居
20-21 豪徳寺善性寺世田谷区豪徳寺1-55-23 宝暦4(1754)年造立の子育て地蔵
22-23 経堂福昌寺世田谷区経堂1-22-1 元禄4(1691)年の菅刈庚申塔、慶応3(1867)年馬頭坐像
24-25 宮坂常徳院世田谷区宮坂2-1-11　　　　　　　　　　　　　　　享保16(1731)の銘のある庚申塔
26-27 代沢森巌寺世田谷区代沢3-27-1 文化11(1814)年造立の道標
28 北沢八幡神社世田谷区代沢3-25-3 狛犬は嘉永5(1852)年
29-30 世田谷八幡宮世田谷区宮坂1-26-3 文政13(1830)年の銘の力石貞享3(1686)年の水鉢
31 都指定史跡世田谷城跡世田谷区豪徳寺2-14-1 南北朝時代（1331-91）
32 桜勝光院世田谷区桜1-26-35　　　　梵鐘は元禄11(1698)年
33 世田谷代官屋敷世田谷区世田谷1-29-18 元文２年（1737）に建築
34 世田谷区立郷土資料館世田谷区世田谷1-29-18
35-36 世田谷浄光寺世田谷区世田谷1-38-20　　　貞享2(1685)年造立の庚申塔
37 東急世田谷線
38-39 弦巻実相院世田谷区弦巻3-29-6 吉良氏朝と一族の墓
40 上馬駒留八幡神社世田谷区上馬5-35-3 天和3(1683)年の江戸初期の庚申塔
41 上馬宗円寺世田谷区上馬3-6-8　区内最古の明暦4(1658)年造立の庚申塔
42-43 野沢龍雲寺世田谷区野沢3-38-1　　　　寛政9(1797)年に造立された道しるべ地蔵
44 下馬駒繋神社世田谷区下馬4-27-26 享保7(1722)年の庚申塔
45 三軒茶屋大山道標世田谷区三軒茶屋2-13 寛延2(1749)年造立で文化9(1812)年に再建
46-47 太子堂円泉寺世田谷区太子堂3-30-8 延宝4(1678)年、寛文13(1673)年庚申塔
48 林芙美子旧居世田谷区太子堂3-29
49 池尻稲荷神社世田谷区池尻2-34-15
50 池尻庚申塔世田谷区池尻2-23先延宝8(1680)年元禄5(1692)年庚申塔
51-52 深沢医王寺世田谷区深沢6-14-2 正徳5(1715)年造立の雷地蔵
53 用賀真福寺世田谷区用賀4-14-4　太子堂は嘉永３年
54 サザエさん通り世田谷区桜新町一丁目
55 長谷川町子美術館世田谷区桜新町1-30-6
56 下馬お猿の庚申塔世田谷区下馬5-25 寛文11(1671)年造立お猿の庚申塔
57 中町金剛寺世田谷区中町2-20-11　　貞享元(1684)年の江戸初期の庚申塔
58-59 上野毛覚願寺世田谷区上野毛2-15-15　　　観音堂は天保年間(1830-44)に再建
60-61 野毛善養寺世田谷区野毛2-7-11 寛文8(1668)年の江戸初期の舟形地蔵庚申塔
62 尾山台宇佐神社世田谷区尾山台2-11-3 寛延元(1748)年の庚申塔があります。右手に十字架
63 駒沢オリンピック公園世田谷区駒沢公園1-1
64 岡本公園民家園世田谷区岡本2-19-1 江戸時代中期に建てられたという古民家
65 鎌田吉祥院世田谷区鎌田4-11-18 元禄3(1690)年の庚申塔
66-67 喜多見氷川神社世田谷区喜多見4-26-1 承応3(1654)年区内最古の石鳥居
68 玉川大師（玉真密院）世田谷区瀬田4-13-3 昭和9年に作られた石仏群
69 上祖師谷神明社上祖師谷4-19-24 石灯籠享和元（1801）年、水鉢文久元(1806)年
70 瀬田玉川神社世田谷区瀬田4-11-31 水鉢は江戸期
71 瀬田元禄10年庚申塔世田谷区瀬田4-10
72 瀬田慈眼寺世田谷区瀬田4-10-3
73 静嘉堂文庫美術館世田谷区岡本2-23-1
74 武家屋敷門世田谷区岡本1-3多摩テラス敷地内旧岡山藩城代家老伊木家の下屋敷の表門
75 宝寿院（光伝寺）世田谷区喜多見5-13-10 寛延3(1750)年造営の本堂
76 仙川
77 仙川東宝撮影所世田谷区成城1-4-1
78 等々力万願寺世田谷区等々力3-15-1　　日本三体地蔵の１つで「一言地蔵」
79-80 等々力不動尊世田谷区等々力1-22-47　　不動の滝
81-82 等々力渓谷公園世田谷区等々力1-22、2-37～38

日記の目次

喜多川歌麿世田谷区北烏山4-28-1専光寺 2005 12 4
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豪徳寺世田谷区豪徳寺2-24 2005 12 8 井伊直弼・元祖招き猫
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松陰神社世田谷区若林4-35-1 2005 12 9
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教学院（目青不動) 世田谷区太子堂４ー１５－１ 2006 1 13
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世田谷観音世田谷区下馬4-9-4 2006 1 22 "不動明王・八大童子は重要文化財
"
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九品山浄真寺世田谷区奥沢7-41 2006 2 18 丈六の９体の阿弥陀如来像
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慶元寺世田谷区喜多見4-17 2006 6 14 区内寺院の本堂では最古の建造物
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=154671835&owner_id=300389 江戸氏

次大夫堀公園民家園田谷区喜多見５－２７－１４ 2006 6 14 世田谷区内の古民家などを移築保存
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円乗院世田谷区代田2-17-3 2006 6 15
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コメント(83)

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[44] mixiユーザー 09月19日 07:06

「下馬駒繋神社」

　蛇崩川の蛇行する横の高台にある神社です。明治以前は子の神と呼ばれていました。
子とは北の意味です。かつては北斗信仰がなされていたと推定されています。
　祭神は大国主命で天喜4(1056）年以前の創建と伝えらています。源頼朝が藤原泰衡討伐に際し愛馬芦毛を松に繋いで祈った故事があり現在３代目の松が神楽殿横にあります。
　所在地：世田谷区下馬4-27-26

写真
　左　　　社殿
　中央　　文化5(1808)年の水鉢
　右　　　享保7(1722)年の庚申塔

[45] mixiユーザー 09月19日 07:07

「三軒茶屋大山道標」

　東急田園都市線三軒茶屋駅の世田谷通り口の横にありますが、駅の出口の陰に隠れ多くの人が気がつかないと思います。寛延2(1749)年造立で文化9(1812)年に再建されたものです。高さ2.4mの大きなものです。
　道標には
　正面「左相刕通・大山道」
　左「右富士・世田谷・登戸道」
　右「此方二子通」
　上に不動明王石造が乗っています。

　大山道はこの三叉路の世田谷新宿を経て用賀から二子の渡しに向かう初期の道と現在の国道２４６号沿いに新町を通り用賀で合流する新道とに分かれていました。
　この分岐した場所に石橋屋・田中屋・角屋の三軒の茶屋があり三軒茶屋と呼ばれていたのです。
　江戸時代大山詣でが盛んになり丹沢の大山阿夫利神社に向かう旅人のために江戸各地にこのような多くの道標が建てられましたが多くが失われ貴重なものとなっています。

　所在地：世田谷区三軒茶屋2-13

[46] mixiユーザー 09月19日 07:08

「太子堂円泉寺」(その１)

　真言宗のお寺で聖王山法明院と言います。大和久米寺の賢恵僧都が聖徳太子像と十一面観音像を背負いこの地で一夜を過ごしたとき夢枕にここに安住せよ太子のお告げあり寺と聖徳太子堂を文禄4(1595)年に創建したと伝えられます。本尊は不動明王立像と２童子像です。　
　境内い入ると右に一段と高く大師堂があり、聖徳太子を祀っています。これが太子堂の地名になっています。
　門前右手の古木のうろに２体の庚申塔が安置されています。手前が延宝4(1678)年、奥が寛文13(1673)年のいずれも江戸初期のものです。

　所在地：世田谷区太子堂3-30-8

写真
　左　　　本堂
　中央　　太子堂
　右　　　子育て地蔵

[47] mixiユーザー 09月19日 07:08

「太子堂円泉寺」(その２)

写真
　左　　　延宝4(1678)年、寛文13(1673)年庚申塔
　中央　　寛文13(1673)年庚申塔
　右　　　全景

[48] mixiユーザー 09月19日 07:10

「林芙美子旧居」

「円泉寺」山門に向かって左（西側）の角地に世田谷区教育委員会の案内板があります。この掲示板を見過ごすとまず見つからないほど狭い路地を入ったところです。
　「林芙美子旧居」太子堂三丁目２９番地「此の路地奥の二軒長屋は林芙美子不遇な時代の寓居です。その一軒には壺井繁治、栄夫婦が住み、若い頃の平林たい子も度々訪れました……。」と記されています。
　林芙美子がここに居住していたのは大正14年から15年にかけてです。彼女が上京して赤貧にあえいでいた時代で、彼女の出世作「放浪記」にも太子堂の生活が書かれています。
　
　所在地：世田谷区太子堂3-29

[49] mixiユーザー 09月19日 07:11

「池尻稲荷神社」

　明暦年間（1655-58）に旧池尻村・池沢村の両村の産土(うぶすな)神(がみ)として創建され、村の共同生活と信仰の中心として現在に至りました。俗信仰としては、古くから「火伏せの稲荷」、「子育ての稲荷」として霊験あらたかと伝えられています。
　当時は、大山街道のほとり常光院の片隅に勧請され、江戸から大山詣での人々が道中の無事を願ったと伝えられています。
　説明板に「この池尻稲荷神社の入口わきに、昔涸れずの井戸と呼ばれる井戸がありました。この前の大山道旧道を往き来する旅人や野菜を運ぶ農民ののどをうるおし、まわりの人々に大変尊ばれました。とくに、雨乞いのための大山詣の際には、必ずここに立ち寄ったと言われます。この像は、江戸後期近くの商店に奉公に来ていた少女が、奉公先の子供といっしょに、ここに水を汲みに来た際、たぶんついでにかごめかごめの遊びをしたであろう様子を想像してつくったものです。」

　所在地：世田谷区池尻2-34-15

[50] mixiユーザー 09月19日 07:12

「池尻庚申塔」

　細い路地を入ったところの狭い空き地に庚申塔２基と地蔵があります。庚申塔は延宝8(1680)年と元禄5(1692)年に造立されたものです。地蔵は池尻村女性13人が宝永元(1704)年に建てたものです。

　所在地：世田谷区池尻2-23先

[51] mixiユーザー 09月19日 07:13

「深沢医王寺」(その１)

　真言宗智山派のお寺で薬王山宝寿院と言います。本尊は大日如来です。寛永2(1625)年に谷岡庸重が建立されたと伝えられています。
　山門前には深沢小学校発祥の地碑と正徳5(1715)年造立の雷地蔵があります。武蔵野の農家の防風林である欅の木への落雷が時々発生し農家が焼失してしまうことが度々ありました。この地蔵に願うと落雷がなくなったと伝えられています。今日の様に避雷針の発明が無いため畑の中にある防風林は落雷の危険が今より大きかったと思われます。

　所在地：世田谷区深沢6-14-2　　　　　　　　　　　　

写真
　左　　　本堂
　中央　　山門と雷地蔵
　右　　　深沢小学校発祥の地碑

[52] mixiユーザー 09月19日 07:14

「深沢医王寺」(その２)

写真
　左　　　正徳5(1715)年造立雷地蔵
　中央　　延宝8(1680)年造立庚申塔
　右　　　享保17(1732)年造立庚申塔

[53] mixiユーザー 09月19日 07:15

「用賀真福寺」

　新義真言宗智山派のお寺で瑜伽山真如院と言います。駅前商店街の中にあり、朱塗りの門が目立ちます。本尊は大日如来です。永禄・元亀年間(1558-72)小田原北条氏に仕えていた飯田帯刀・図書親子がこの地に土着し飯田図書が開基しました。飯田氏の代々の墓所となっています。
　山門入って左にある庚申堂は弘化４年、太子堂は嘉永３年のものです。また元和5(1619)年造立の江戸初期の六地蔵があります。

　所在地：世田谷区用賀4-14-4　　

[54] mixiユーザー 09月19日 07:16

「サザエさん通り」

　東急新玉川線桜新町から南に伸びる桜新町商店街は、故長谷川町子さんの作品・漫画「サザエさん」のなかに登場する「三河屋」さんや「魚徳」さんが実在します。1985年に長谷川町子美術館ができたのを機に、87年からサザエさん通りの名称となりました。通りにはサザエさんのイラストをあしらった旗や地下埋設にした電線のトランスカバーを目にすることができます。
　
　所在地：世田谷区桜新町一丁目

[55] mixiユーザー 09月19日 07:16

「長谷川町子美術館」

「サザエさん」の作者である長谷川町子を初代館長として、長谷川姉妹が４０年住み慣れたという桜新町で1985年に開館した美術館です。
　展示品のメインは、長谷川姉妹収集の美術品コレクションです。夏には「アニメサザエさん展」も開催ています。つまり夏でないとお目当てのサザエさん展は無いのです。

　OPEN 10:00-17:30（入場は17:00迄）
　CLOSE 月曜日（祝日の場合は翌日）、展示替期間（※）、年末年始
　FEE 入場料大人 600円大学・高校500円　小中学生400円
　※休館となる展示替えの期間は長いので、公式ＨＰ・電話等で各展示期間と内容を確認してからお出掛け下さい。基本的には約２ヶ月間の展示期間と、半月間の休館（展示替え）が交互になっています（2004年5月現在）
「長谷川町子」と聞くとどうしても「サザエさん」を連想し、サザエサンもので溢れていそうなイメージをつい抱いてしまいますが、ここはあくまで「美術館」メイン。長谷川町子氏自身が初代館長となり、１・２Ｆのメインホールには、絵画（シャガール、東山魁夷、etc）や陶器など、姉の毬子さんと一緒に収集したという美術品を年４～５回に分けて展示しています。

　住所.東京都世田谷区桜新町1-30-6
　TEL.03-3701-8766

[56] mixiユーザー 11月08日 18:03

「下馬お猿の庚申塔」

　静かな住宅地の角地のお堂の中に３体の石造物中央にお猿の庚申塔が安置されています。
　寛文11(1671)年造立の下馬で最古のものです。名前の通り猿の姿をした大変珍しい
庚申塔です。他に元禄7(1694)年の銘のある庚申塔もあります。

　所在地：世田谷区下馬5-25

写真
　左　　　寛文11(1671)年造立お猿の庚申塔
　中央　　元禄7(1694)年庚申塔
　右　　　お堂全景

[57] mixiユーザー 11月08日 18:05

「中町金剛寺」

　真言宗智山派のお寺で東陽山薬王院と言います。弘安7(1284)年聖空上人が薬師如来を勧請し一宇を建立したのがはじめと伝えられています。通称「野良田の北向薬師」と呼ばれ坂東７薬師の一つとして信仰を集めました。後に頼栄法印が金剛寺として開山し本尊は大日如来です。
　薬師堂前には８体の地蔵と貞享元(1684)年の江戸初期の庚申塔があります。

　所在地：世田谷区中町2-20-11　　

[58] mixiユーザー 11月08日 18:06

「上野毛覚願寺」(その１)

　真言宗智山派のお寺で自性山聖徳院と言います。本尊は大日如来です。天文年間(1532-55)創建と伝えられています。
　本堂と本堂左の北向き観音を祀る観音堂は天保年間(1830-44)に再建されたものです。
　境内には樹齢300年と言われる欅の老木があります。
　山門前には元文6(1741)年造立の庚申塔、寛延4(1751)年造立の馬頭観音他複数の地蔵が並んでいます。

　所在地：世田谷区上野毛2-15-15　　　

写真
　左　　　本堂
　中央　　本堂
　右　　　観音堂

[59] mixiユーザー 11月08日 18:07

「上野毛覚願寺」(その２)

写真
　右　　　山門前の石仏
　中央　　盆踊りのを催す準備がなされた境内

[60] mixiユーザー 11月08日 18:08

「野毛善養寺」(その１)

　真言宗智山派のお寺で影光山仏性院と言います。国分寺崖線にある不思議な石像の多いお寺です。山門の石段脇にある一対の海駝の石像は珍しいです。火除けの神で架空の獣です。
　本堂は唐招提寺金堂をまねたものです。樹齢600-700の榧（かや）が本堂横にあり都の天然記念物に指定されています。創建は江戸時代初頭で本尊は大日如来坐像です。開山は阿闍梨祐栄で慶安5(1652)年に帰化していますのでこの時期に寺も作られたと思われます。
　墓所入口には江戸初期の石仏が多く見られます。

　所在地：世田谷区野毛2-7-11

写真
　左　　　山門と海駝
　中央　　本堂
　右　　　榧（かや）

[61] mixiユーザー 11月08日 18:08

「野毛善養寺」(その２)

写真
　左　　　境内の石造物
　中央　　寛文8(1668)年の江戸初期の舟形地蔵庚申塔
　右　　　寛文10(1670)年の石仏

[62] mixiユーザー 11月08日 18:09

「尾山台宇佐神社」

　国分寺崖線の上にある神社です。社殿の裏山には６世紀頃の八幡塚古墳があります。祭神は誉田別命（応神天皇）です。かつては八幡社と呼ばれてました。
　源頼義が前九年の役で奥州討伐の途次、この地に陣を張り八幡社を祀ったのが始まりと伝えられてます。永承６年（1052）奥州平定に向かう源頼義公が尾山に陣を張ったとき、空に白雲が八つに分かれて棚引いた。その姿が源氏の白幡のようであったので大いに喜び、戦勝の暁にはこの地に八幡社を建立することを誓いました。康平５年（1063）奥州安倍氏を平定した頼義公は誓約通り、奉賽として八幡社を建てた。これが宇佐神社の創建とされています。
　社殿左奥に寛延元(1748)年の庚申塔があります。右手に十字架？をもつ珍しいものです。

　所在地：世田谷区尾山台2-11-3

[63] mixiユーザー 11月08日 18:17

「駒沢オリンピック公園」
この公園は、東京オリンピックの第2会場で、レスリングやバレーボールなどの競技が行われたところです。大会終了後に公園として昭和39年12月1日一般に公開されたものです。開園面積は413,573.09ｍにも及びます。
　公園内の運動場には体育館を含め体育施設が12もあり、特に屋外で楽しむための施設の充実ぶりは都内屈指です。多目的に使える第一球技場やナイター使用もできる第二球技場・補助競技場、屋外プール、軟式・硬式野球場、テニスコート、弓道場などが揃っています。

所在地：世田谷区駒沢公園1-1

[64] mixiユーザー 11月20日 06:25

「岡本公園民家園」

丸子川を望む国分寺崖線を背に、茅葺きの民家と白壁の土蔵が立っています。瀬田に残されていた江戸時代中期に建てられたという古民家を移築復元したものです。茶の間の囲炉裏には、いつも火が入っていて、訪れる人はお茶を飲むことができます。

[開館時間]
民家園　9時30分～16時30分
[休館日]
月曜日(祝日にあたる場合は翌日)、年末年始(ただし、1月1日は正月行事のため開園)

所在地：世田谷区岡本2-19-1

[65] mixiユーザー 11月20日 06:27

「鎌田吉祥院」

　真言宗智山派のお寺で大聖山と言います。天平12(740)年行基の開基と伝えられ、行基作の地蔵菩薩立像を安置し東覚山地蔵寺と称していました。本尊は不動明王坐像で開山良弁僧正の作と伝えられています。建武2(1335)年、兵乱により堂宇等が消失しますが、世田谷吉良氏が再興しました。天正18(1590)年に吉良氏の主君北条氏が滅びるとともに吉良氏も滅び以降は無住となります。近世後期に村人により伽藍が整えられ現在に至ります。
　墓地入口に寛政5(1793)年建立の六地蔵と中央に元禄3(1690)年の庚申塔があります。

所在地：世田谷区鎌田4-11-18

[66] mixiユーザー 11月20日 06:27

「喜多見氷川神社」(その１)

　天平12(740)年の創建と伝えられています。元亀元(1570)年に江戸由頼忠が再興しています。社前のニの鳥居は承応3(1654)年に喜多見重恒、重勝兄弟が建立したもので、銘文は石井兼時の書とされ区内最古の石鳥居です。
　境内は広く緑が多いです。

所在地：世田谷区喜多見4-26-1

写真
　左　　　承応3(1654)年の石鳥居
　中央　　参道
　右　　　嘉永2(1849)年の石灯籠

[67] mixiユーザー 11月20日 06:28

「喜多見氷川神社」(その２)

写真
　左　　　文化12(1815)年の水鉢
　中央　　一の鳥居

[68] mixiユーザー 11月20日 06:29

「玉川大師（玉真密院）」

　本堂地下に昭和9年に作られた石仏群があります。約100mにわたり両壁に石仏を見ることができます。但し江戸期のものではないです。

所在地：世田谷区瀬田4-13-3

[69] mixiユーザー 11月20日 06:30

「上祖師谷神明社」

　仙川に架かる宮下橋のたもとにあります。創建等は不明ですが境内に残る石灯籠には
享和元（1801）年、水鉢には文久元(1806)年の銘があります。現在の社殿は昭和42年に改築されたものです。

　所在地：上祖師谷4-19-24

[70] mixiユーザー 11月20日 06:30

「瀬田玉川神社」

　国分寺崖線の上にあります。元は御嶽神社と呼ばれ永禄2(1559)年の創建とされています。江戸初期には瀬田の開発者長崎四郎左衛門が社殿を造営したと言われてます。
　水鉢は江戸期のものです。
所在地：世田谷区瀬田4-11-31

[71] mixiユーザー 11月20日 06:31

「瀬田元禄10年庚申塔」

　瀬田幼稚園の角に元禄10(1697)年造立の笠付庚申塔があります。この道は大山道で用賀へ続き南へ下ると二子玉川に出ます。
　なお向かって右にある小さな庚申塔は享保16(1731)年のものです。

所在地：世田谷区瀬田4-10

[72] mixiユーザー 11月20日 07:50

「瀬田慈眼寺」

　真義真言宗のお寺で喜楽山教令院と言います。徳治元(1306)年権大僧都法印定音の開山と伝えられます。

所在地：世田谷区瀬田4-10-3

[73] mixiユーザー 11月20日 07:51

「静嘉堂文庫美術館」

　静嘉堂は、岩崎彌之助(1851～1908　三菱第二代社長)と小彌太(1879～1945　三菱第四代社長)の父子二代によって設立され、国宝7点、重要文化財82点を含む凡そ20万冊の古典籍と5,000点の東洋古美術品を収蔵しています。静嘉堂の名称は中国の古典『詩経』の句から採った彌之助の堂号で、祖先の霊前に供える供物が立派に整うとの意味です。
　1977年(昭和52年)より静嘉堂文庫展示館で美術品の一般公開を行ってきましたが、静嘉堂創設百周年に際して新館が建設され、1992年(平成4年)4月、静嘉堂文庫美術館が開館しました。

開館時間：午前10時～午後4時30分（入館は午後4時まで）
休館日：毎週月曜日(祝日の場合は開館し翌火曜日休館)
　　　　　展覧会によっては、前後期の展示替作業の為、臨時に休館することがあります。
　　　　　詳しくは各展覧会のページをご覧ください。
　　　　　展覧会期間以外は休館です。　≫年間スケジュール
入館料：一般800円　大高生500円　小中学生100円
　　　　　（一般・大高生は20名以上団体割引あり）
所在地：世田谷区岡本2-23-1

[74] mixiユーザー 11月20日 07:52

「武家屋敷門」

　旧岡山藩城代家老伊木家の下屋敷の表門でした。かつて岡山城の後楽園下手の中洲にありましたが河川改修工事の際に鮎川義介が譲受け、昭和38年に自宅の表門として使用していた。昭和53年に多摩川テラス建設時に現在地に移転しました。
　長屋門形式で屋根は切妻造り、本瓦葺き、外壁は腰が海鼠（なまこ）壁、他は漆喰の漆壁造りで江戸時代中期のものです。

所在地：世田谷区岡本1-3多摩テラス敷地内

[75] mixiユーザー 11月20日 07:53

「宝寿院（光伝寺）」

　小さいお寺ですが風情があります。山門を入ると寛延3(1750)年造営の本堂と庫裏があります。創建は永禄12(1569)年で、喜多見氏の祈願寺でした。徳川家光より朱印を得ている格式の高いお寺です。
　

所在地：世田谷区喜多見5-13-10

[76] mixiユーザー 11月20日 07:54

「仙川」

　小金井市貫井北町三丁目の東京学芸大学の近くが源ですが小金井市・武蔵野市・三鷹市の一部はもともと川ではなく雨が降ると低い場所を水が流れている状態だったようです。そこで、地堺に沿って掘削して水を流したのが現在の三鷹市の人見街道より北部の状況と思われます。このためここまでの仙川は地境を流れる直線的な形状を持っています。
　人見街道をすぎると川幅が広がります。この辺あたりから湧水がかつてみられ本格的な川となったと考えられます。
　仙川は世田谷区を流れ二子玉川付近で野川と合流し野川も間もなく多摩川に合流します。　三鷹市の東八道路より南側からは川沿いに野川近くまで走ることができます。

　仙川は小金井市・武蔵野市・三鷹市・調布市・世田谷区を流れ長さは20.9kmです。

[77] mixiユーザー 11月20日 07:57

「仙川東宝撮影所」

　砧撮影所(現東宝スタジオ)は、仙川を挟んで打越橋から大蔵水道橋にかけて、広さ約90,000?の敷地を有しています。

砧撮影所が世田谷砧(成城）に建てられて以来、日本映画の黄金時代と言われた昭和３０年代の日本映画には世田谷の風景がよく登場します。

　所在地：世田谷区成城1-4-1

[78] mixiユーザー 11月20日 07:58

「等々力万願寺」

真言宗智山派のお寺で致航山と言います。文明2(1470)年に吉良氏により深沢村に創建されたと伝えられています。開山は定栄和尚です。その後焼失により現在地に移転しました。本尊は大日如来です。本堂左の地蔵菩薩立像は日本三体地蔵の１つで「一言地蔵」と呼ばれてます。願いを一言で述べれば成就すると信仰されました。本堂左脇には江戸時代の地蔵や供養塔が十数基並んでいます。
　広い境内で、小石を巻いた庭となっています。等々力不動尊の管理寺です。　

　所在地：世田谷区等々力3-15-1　　　　　

写真
　左　　　一言地蔵
　中央　　寛政9(1797)年の石地蔵
　右　　　国史跡　元禄期の筆家細井広沢及び一族の墓所

[79] mixiユーザー 11月22日 21:05

「等々力不動尊」(その１)

　真言宗智山派のお寺で致航山満願寺別院瀧轟山明王院等々力不動尊と言います。本尊は役の行者の自彫りの大聖不動明王（秘仏）、持堅姿童子です。
　なお、満願寺は不動尊の北、世田谷区等々力3-15-1にあります。本尊は大日如来で文明2(1470)年世田谷城主吉良氏により創建されたと伝えられています。
　本堂左手脇の階段を下り途中で左に下ると弁天堂と弁天池。階段を右手に降りると途中に役の行者を祀った神変窟、さらに降りると、霊気が満ちる「お瀧の霊城」や等々力渓谷と続きます。

　（不動の滝）
　数千年の間、如何なる早魃にも涸れることなく流れる冷水が渓谷に轟く音から「とどろき・等々力」の地名が起こったといわれてます。

　所在地：世田谷区等々力1-22-47　　

写真
　左　　　不動堂
　中央　　役の行者を祀った神変窟
　右　　　不動の滝

[80] mixiユーザー 11月22日 21:05

「等々力不動尊」(その２)

写真
　左　　　不動の滝の不動
　中央　　境内

[81] mixiユーザー 11月22日 21:06

「等々力渓谷公園」(その１)

　世田谷区の用賀から多摩川に注ぐ谷沢川下流の約1kmの渓谷を区が公園として整備しました。広さは2.6haです。等々力渓谷は23区内唯一の渓谷で都指定の名勝に指定されています。
　この渓谷の公園内には、都指定史跡の等々力渓谷三号横穴古墳があり、ガラス越しに見学できます。これは谷沢川の東斜面の崖に群集している横穴のひとつで、古墳時代末期から奈良時代のものと推定されています。ここからは須恵器や金銅製耳環などと共に、男女と子どもの三体の人骨も発見されました。
　平成17年4月、等々力渓谷公園の一部として新た拡張した区域は谷沢川の右岸に位置し、崖地の地形や自然環境を巧みに活かし作庭された庭園が保存されています。園内には斜面林や湧水など、豊かな緑が残されています。
　この庭園は著名な造園家により、昭和48年に作庭されたものとして記録されています。また、園内には昭和36年に棟上げされた書院建物も保存されています。この書院周辺の庭、流れ、滝の石組み、崖地の地形を活かし付けられた石畳の園路など、建物と庭が一体となった自然・文化的環境が残されています。
　かつては川の臭いがあり決してほめられたものではありませんでした。近年は水も綺麗になり異臭がしなくなりました。

　所在地：世田谷区等々力1-22、2-37～38