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聖書が教える結婚講座コミュの特別特集 「結婚してないのにSEXしていいの?」

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こんばんは!安藤修一です。
 疲労の故、一週間お休みを頂いてしまいました。待っていてくださった方々がおられることを息子から聞いていましたので申し訳なく思います。

 今回は、前の2回に続いて公開質問に対してお答えしたいと思います。そして、来週からは結婚後講座【夫婦十戒】ということで、十の戒めをモーセの十戒になぞらえて、一戒から一つずつお話ししていきたいと思います。頑張りますので、よろしくお願い致します。

 では、アイザクさんからの質問に答えることに致します。アイザクさんの質問はこんな質問でした。

第4回聖書が教える結婚講座について
 とても体系的に説明されているので、感心させられました。ところで私、結婚前の性交渉について非常に重荷を持っております。「お互い好きならいいじゃん」という風潮が当たり前になっている昨今、結婚がないがしろにされていることに心痛みます。
 機会があれば、「結婚してないのにSEXしていいの?」という特集を組んでいただければ嬉しいです。 私クリスチャンです。

第9回聖書が教える結婚講座について
 お試し期間としての同棲生活、という世の常識(いわば今まで反論を出せる人がいなかった、自分も出せなかった)を、何とか覆したいです。教会にも20代の女の子たちがおりますが、彼女たちの考え方はどうなんでしょうか。男の私がどうアプローチできるのでしょうか・・・夫婦で何かできたらな、と願っております。

 このような4回と9回の講座に関連して、アイザクさんから寄せられた質問は、「結婚してないのにSEXしていいの?」というテーマで特集を組むようにという依頼でしたので、期待に添えるか分かりませんが、何とかお話ししてみたいと思います。


はじめに
 「結婚してないのにSEXしていいの?」ということについて、私のお話を始める前に、聖書の中に、このテーマについて多くのことを教えている箇所があると思われますが、私の頭にこびり付いている物語で、次のような醜い事件が書いてあるので、少し長いのですが読んでみたいと思います。
                   (サムエル記第二 13:1〜19)

 「その後のことである。ダビデの子アブシャロムに、タマルという名の美しい妹がいたが、ダビデの子アムノンは彼女を恋していた。アムノンは、妹タマルのために、苦しんで、わずらうようになった。というのは、彼女が処女であって、アムノンには、彼女に何かするということはとてもできないと思われたからである。
 アムノンには、ダビデの兄弟シムアの子でヨナダブという名の友人がいた。ヨナダブは非常に悪賢い男であった。彼はアムノンに言った。「王子さま。あなたは、なぜ、朝ごとにやつれていくのか、そのわけを話してくれませんか。」アムノンは彼に言った。「私は、兄弟アブシャロムの妹タマルを愛している。」ヨナダブは彼に言った。「あなたは床に伏せて、仮病を使いなさい。あなたの父君が見舞いに来られたら、こう言いなさい。『どうか、妹のタマルをよこして、私に食事をさせ、私に見えるように、この目の前で病人食を作らせてください。タマルの手から、それを食べたいのです。』」
 そこでアムノンは床につき、仮病を使った。王が見舞いに来ると、アムノンは王に言った。「どうか、妹のタマルをよこし、目の前で二つの甘いパンを作らせてください。私は彼女の手から食べたいのです。」そこでダビデは、タマルの家に人をやって言った。「兄さんのアムノンの家に行って、病人食を作ってあげなさい。」それでタマルが兄アムノンの家に行ったところ、彼は床についていた。彼女は粉を取って、それをこね、彼の目の前で甘いパンを作って、それを焼いた。彼女は平なべを取り、彼の前に甘いパンを出したが、彼は食べようとしなかった。アムノンが、「みな、ここから出て行け。」と言ったので、みなアムノンのところから出て行った。アムノンはタマルに言った。「食事を寝室に持って来ておくれ。私はおまえの手からそれを食べたい。」タマルは自分が作った甘いパンを兄のアムノンの寝室に持って行った。彼女が食べさせようとして、彼に近づくと、彼は彼女をつかまえて言った。「妹よ。さあ、私と寝ておくれ。」彼女は言った。「いけません。兄上。乱暴してはいけません。イスラエルでは、こんなことはしません。こんな愚かなことをしないでください。私は、このそしりをどこに持って行けましょう。あなたもイスラエルで、愚か者のようになるのです。今、王に話してください。きっと王が私をあなたに会わせてくださいます。」しかし、アムノンは彼女の言うことを聞こうとはせず、力ずくで、彼女をはずかしめて、これと寝た。
 ところがアムノンは、ひどい憎しみにかられて、彼女をきらった。その憎しみは、彼がいだいた恋よりもひどかった。アムノンは彼女に言った。「さあ、出て行け。」彼女は言った。「それはなりません。私を追い出すなど、あなたが私にしたあのことより、なおいっそう、悪いことです。」しかし、彼は彼女の言うことを聞こうともせず、召使の若い者を呼んで言った。「この女をここから外に追い出して、戸をしめてくれ。」彼女は、そでつきの長服を着ていた。昔、処女である王女たちはそのような着物を着ていたからである。召使は彼女を外に追い出して、戸をしめてしまった。タマルは頭に灰をかぶり、着ていたそでつきの長服を裂き、手を頭に置いて、歩きながら声をあげて泣いていた。」

本論? アムノンにとって「結婚してないのにSEXして良かったの?」 
 アムノンは、腹違いの妹のタマルが大好きでした。恋したのです。しかし、処女という純潔な女の子ということもあって、心を傷つけたり壊してしまいそうで手を出すことが出来ませんでした。アムノンにも優しさや良心が残っていたのです。そして、日に日に恋やつれするほど恋に落ちていったのです。
 それを知った悪友が、だまして婚前交渉をするようにそそのかしたのです。アムノンは気が狂うほど好きだったので、その話しに乗ってしまいました。そして、大好きだったタマルを自分のものにすることに成功したのです。
 問題はここからです。ついに自分の願望を達成したアムノンは、婚前交渉ののちにタマルを妻に迎えたでしょうか?少なくとも、自分の行為に対する責任をタマルに対して果たしたでしょうか?いいえです。彼女に優しい言葉すらかけてやらなかったのです。
 では、聖書はどういう事をした、と言っているでしょうか?

 「ところがアムノンは、ひどい憎しみにかられて、彼女をきらった。その憎しみは、彼がいだいた恋よりもひどかった。アムノンは彼女に言った。『さあ、出て行け。』」

 アムノンは、なんということをしたのでしょう。この考えられないような非人間的なひどい事件から、私たちは幾つかの事を学ぶことが出来るように思います。
? アムノンの感情の変化と態度の急変を私たちは、どう考えればよいのでしょう?
 それは、好きだった時よりも「ひどく憎んだ」とあるのですから、何かの理由で《好き》から《嫌い》に感情が急変したんだろうな、と思うしかないのですが、では私たちは、このアムノンの感情と態度の変化をどのように理解すればよいのでしょう。
 しかし、私はここにこそ婚前交渉の危険性が潜んでいると思うのです。それはアムノンに限ったことではなく、《男性特有の不思議な心のからくり》を、女性が分からないのは当たり前ですが、男であるアムノン自身も、自分の心に巣くう男の心理を知ってはいなかったのだと思います。アムノン自身が、自分の心の急激な変化についていけなかったことでしょう。私はこう考えます。
 アムノンは、自分はタマルを愛していると思っていました。しかし、実際には、最初から愛してなどいなかったのです。好きだっただけなのです。自分のこの気持ちは、《これが愛なんだ!》と勘違いしたのです。その自分の気持ちの深層心理を理解していなかったのです。
 これこそ《エロスの愛》です。《愛》とは言いますが、名ばかりだったのです。むしろ愛などではなく、タマルの持っている美しさや可憐さや優しさなどの良き物を、ちゃっかりと利用させて頂くことによって自分の幸せを確立させようとする《無意識の欲望に過ぎなかった》のです。それを《愛だ》と勘違いしたのです。《あの思いは愛ではなかった》とアムノン自身が感じ、ハッと気づいたのは、全てが終わった後からだったと思います。男女の間には、本人も気づかないうちに、自分の為に相手を利用しようという思いがあるのです。
 ですから、「結婚してないのにSEXしていいの?」という質問に対して、《ダメ》とか《良い》とか言う以前に、婚前交渉を考えている人たちに言いたいことは、たとえ無意識であろうと《愛という大義名分によって》男女共にそのような互いを利用し合う、騙し合う、ということをやっているに過ぎないのだということを理解して欲しいのです。その上で、それを合意の上で行っている人たちを止めることは出来ないでしょう。ただし、これから学ぼうとしている、一生忘れられない心の傷を報いとして引きずることになることを覚悟することです。
 普段にない厳しい言葉で私が話しているのは、結局は虚しさしか残らないからです。肉体関係に入る前に、もっと若者としての別の交際の仕方を沢山したほうがどんなに楽しいことか知らないかと思うと可愛そうになるのを覚えます。彼らが、それしか知らないように見えるからです。もちろん、かく言う私自身、《肉体関係を持つことが愛である》と勘違いしていたノンクリスチャン時代があったからです。何が愛か?何が人を生かすことかさえ、私も分からなかったのです。

? 《友情をはぐくむ》という期間をスキップしてしまった男女交際の典型を、アムノンに見る気がいたします。
 アムノンは、友情をはぐくむどころか、タマルの意志さえ確かめることをしないで、婚前交渉をしてしまいました。相手の気持ちや相手の思いを尊重することさえしませんでした。そういう意味では、アイザクさんの「(合意の上でなら)結婚してないのにSEXしていいの?」という質問に答えることにはなっていないと思うのですが、それでも結果は同じです。
 友情の伴わない男女交際は、《好きだ》という感情が冷めてしまえば、ほとんどその時点で終わりを迎えてしまうことが多いのです。相手に対する尊敬の心を持っていないので、簡単に裏切ることが出来るのです。
 女性の皆さんは、男性の中にこんな気持ちがあるのを、ご存じでしょうか?たとえば、男性は達成原理で動いていますので、好きな女の子を《自分の物にしたい。》という思いがあります。《自分の物に出来た》という達成感が、男にとって無情の幸福感だからです。
 ですから自分の女にする為には、歯の浮くような優しい言葉やあらゆる方法を用いてアタックします。その為に、男は一番手っ取り早いのは、セックスをしてしまうことだと考えているのです。中にはバラの花を贈ったりしながら、『愛しているのだから、良いだろう。』と、せがんだり責めてみたりもするのです。ところが、功を奏したのか、意に反して彼女が案外簡単に身体を許してくれたりすると、『ついにやったー!』とか、『期待に応えてくれて嬉しい!』と思う反面、逆に『けっこうこの女は尻が軽い女なんだなー!』と軽蔑したりするのです。これが男なのです。身体を要求しておきながら、一方では尊敬に値する女か、軽蔑すべき女かを、頭の中でテストをしているのです。こんな程度のことは、すでに分かっている女性もいることでしょうが、だいたいは騙されて初めて分かる女性が多いのです。身体を許して男性から尊敬される女性は皆無に近いでしょう。それでも結婚してもらえたとすれば、よほどその女性に良い所があったからです。大部分は飽きて棄てられるのです。
 婚前交渉が、いかに両刃の上を歩くような危険かを、特に女性は悟るべきです。たとえ狼と思われている男どもであったとしても、自分が心から尊敬の出来る友情ある交際をある期間続けてきた女性に対して、アムノンではないが、突然、狼のように豹変して、そんな乱暴なことが出来るでしょうか?ですから、いかに友情をはぐくむような交際をするかが大事なのです。友情を伴わない肉体関係から入った夫婦が、尊敬し合い、互いの幸せのために献身的に仕え合う夫婦関係を築くのがどんなに難しいかは、互いに軽蔑し合った心を持ってスタートするからです。修復し回復するために何倍もの労力と年月を有することでしょう。
 逆に、友情をはぐくんだ末に結婚し、夫婦となった人たちの夫婦生活は、敵に対して共に戦い勝利した心から尊敬し合った戦友たちに対する勲章でもあるかのような誇らしい気持ちの豊かな人間性に富む生活となることでしょう。少なくとも、傷だらけで何とかゴールインした夫婦とは比べ物にならない何かが、二人の間にはあることでしょう。

? 《人格的に知り合う》という期間をスキップしてしまった男女交際の典型を見る気がいたします。
 アムノンは、タマルとの《人格的に知り合う、お付き合いの期間》をスキップして肉体関係に直行してしまいました。きっと、「幼い時から見ていたし、彼女のことを良く知っていた。」とはいうものに、それは、表面的に知っていただけだったのです。つまり、互いを一人の人格として理解し合う時間もないうちに、肉体的魅力に負けて肉体的に知り合ってしまったのです。ほとんどの男性は、肉体的に知り合うことが、相手を知る最も近道だと本気で勘違いしているのです。
 本来は、友情も性格も人格も知り合った結果として、最近まで縁もゆかりもなかったはずの二つの心が、神によってまったく一つ心に合体され、そのことを確認(証明)するかのように、結果としての肉体的合体(セックス)が付いてくるのです。これが人間の性なのです。心が一つにされることのなく身体だけ一つに合体していたとしても、果たしてこれが本当に人間の性生活と言えるでしょうか?この心が一つになるための人格的交わりをカットすれば、まさにけだものセックスと大差がなくなてしまうのではないでしょうか。

? 婚前交渉は、両方に対して生涯に渡る傷をつけるのです。
 女の子のタマルにとっては、身体に傷を付けられただけでなく、「自分は遊ばれただけ」と分かったのですから、男は恐ろしいもの、男は自分勝手なもの、男は信じられないものという印象を受けたはずです。一生嫁にも行けないと本気で思ったことでしょう。事実、一生を台無しにしたのです。それは、心の底に深い傷として残りました。アムノンに対する不信に留まらず、男性不信、人間不信にまでしてしまうほど大きいものでした。そういう女性たちは大きくなってからも結婚や、セックスに対して昔の嫌な思い出がオーバーラップして、愛する夫との交わりにおいてさえ不快感を覚えるのを知っているでしょうか?たくさんの人たちにカウンセリングしたことがある人なら、常識的に分かっていることです。
 しかも、傷ついたのは、女の側だけではありませんでした。アムノンも、聖書にハッキリとは書いてはいないのですが、知られずに傷ついていたことが容易に想像できるのです。彼の何が傷ついたのでしょう。
 それは、彼がタマルを追い払った時の「追い出してくれ」という言葉から分かるのです。もし冷静になれるなら、二人でよく話しをして、許しを請いながら別れ話しも出来たと思うのです。

?男子であるアムノンの4つくらいの傷を想像することが出来ます。
 ☆本来は乙女心を傷つけることが出来ない優しい心を持った男だったのです。だから悩んで悪友に相談したのです。その純粋な彼の心が傷ついていたのだと思います。へたをすると、これから平気で女性を傷つけることの出来る小悪党が誕生した事件になった可能性があるのです。

 ☆自分の思っていた女というイメージと、実際の女というものが、かけ離れていたことで、傷というよりは衝撃を受けていたのではないかと考えます。俺は女という生き物が分からなくなった。とか、俺は結婚する自信がなくなった。など。

 ☆自分の思っていたセックスのイメージと、相手の意志さえも無視した実際のセックスとが、予想に反して、余りにもかけ離れていたことで衝撃を受けていた。少なくとも楽しい思い出に残るものではなかったようです。人生の汚点というか、おぞましい体験になっていたことでしょう。

 ☆自責の念に駆られて、心に責められるものを感じていたはずです。あらゆる事を想像したことでしょう。
 俺は王家の者としてなんと馬鹿なことをしてしまったのか。親父は何と言うだろうか?俺はこの件をどのように解決すればいいんだろう?俺は全国民の笑い者になってしまった。神はこんな俺を赦し、俺の生涯を祝福してくれるのだろうか?俺はもうおしまいだ!などなど。

 これらの学習から、婚前交渉の是か非を考えるなら、誰の目から見ても良い結果をもたらすとは決して言うことは出来ません。それどころか、女だけでなく男の方にも生涯に渡る傷をつけるものであることを知ることが出来たと思います。

本論? 本来の結婚から
 本当の愛という観点から、「結婚してないのにSEXしていいの?」について考えてみましょう。

 その為にまず、世界最初のセックスを聖書の中から見ることにしましょう。
創世記4章1節に、「アダムは、その妻エバを知った。」とあります。この「知った。」というヘブライ語の言葉が《セックスをした。》という意味なのです。昔、私も先輩から、安藤お前女知ってるか?」と言われて赤くなったことを思い出しますが、その「女を知ってるか」という「知る」が、「体験した事あるか?」という意味であるのと同じです。
 神様が、人類に結婚という神聖な制度を制定されたいきさつは次のようなものでした。最初に土地の粘土から造られたアダムをエデンの園に住まわせました。エデンとは、《歓喜=溢れる喜び》という意味です。神様は結婚生活を喜びに溢れるものにしようと考えておられたということをこの言葉は証言しているわけです。そして、アダムを眠らせ、アダムのあばら骨の一本を手術によって切り取りました。そして、そのあばら骨から妻のエバを造ったと聖書は教えています。
 そして、アダムは、神が自分専用に造ってくださったエバを最高に喜び讃美した、と書かれています。アダムは自分の愛を、神様が自分のためにわざわざ造ってくださった愛する人に献げたのです。そして、神の前で結婚式をしていただいて結ばれたのでした。これが本来の結婚の姿であり、模範なのです。《結婚していない人と結ばれる》などということは、神様のお考えの想定外の事なのです。
 つまり、エバはもともとは、アダムのあばら骨だったのですから、アダムという人間にだけピタッと当てはまる女性だったのです。アダム以外の男性にとってどんなに魅力的な女性であろうとピタッと当てはまることはないのです。全人類の顔がすべて違うように全ての人には神様が永遠の昔から用意していてくださる相手がいるのです。先に誰かに取られないかと心配する必要はないのです。われ先と争って予約を入れるように手付け金としての肉体関係を結ばねばならない必要などないのです。不信仰になって私には神様は用意してくれないかも知れないと悩む必要などないのです。考えてもご覧なさい。人類の歴史が、何千年か何万年か分かりませんが、男の数と女の数はどの時代であったとしても、だいたい一対一になっているではありませんか。 
 アダムにとって妻はエバ以外にあり得ませんでした。この原理は普遍的な真理であり、人類が2人であろうと、4人であろうと60億の人口であろうと全く変わりません。一人の現代のアダムである男性に対して神様は、その人だけにピタッとくる現代のエバである女性を用意しておられるからです。好きなら誰でも良いわけではありません。理想的な人なら誰でもかまわない訳ではありません。創世記6章には、神の子たちが、本来結婚すべき女性ではなく、自分の好きな女の子を自分勝手に妻にめとったことにより、神の祝福を失い、それまで、1000年近く生きていた人間の寿命が120年に短縮された。と記録されています。
 この記事から、神様は、本来結婚すべき相手以外の相手と結ばれることを嫌っておられることが想像して頂けると思います。逆に結婚する相手とだけセックスを神は許しておられることを知らなければなりません。

 話しは、だいぶ変わりますが、ここでマスターベーションについて少しだけお話ししておきたいと思います。マスターベーションをすることで悩む人が多いと思うからです。
 マスターベーションは、言い換えれば、一人セックスです。マスターベーションのことを、オナニーと呼ぶこともありますが、このオナニーという語源は、聖書の創世記38章7節に出てくるオナンが、たとえ死んだ兄貴の妻に自分によって子供が出来たとしても、自分の子供にならないのなら、子供を作らない方が良いと考えて、セックスの途中に精子を兄嫁の体外に流していた事から、オナニーと言われるようになったのです。
 マスターベーションは、それ自体は罪ではありません。むしろ、健康な徴と言っても良いでしょう。しかし、色々な事を想像してする楽しむことの中に汚れた思いや汚れた事が出てくることになるので、自制できるものならなるべく自制した方が健全でしょう。しかし、してしまったからといって落胆したり、自分を恥ずかしい人間だと決めつける必要はありません。
 そのような弱さを考慮して、イエスが選ばれた聖パウロという使徒も、罪だとも言っていなければ、責めることもしていません。ただ、そのような弱さを強く感じて『我慢の出来ない人は、早く結婚するように』と勧めています。

本論? ジョシュア・ハリスの恋愛講座から
 今までは聖書から説教の形式で、「結婚してないのにSEXしていいの?」という質問に出来るだけ答えるようにしてきましたが、今度は、特にこれからの部分は、ジョシュア・ハリスというクリスチャンが書いた「聖書が教える恋愛講座」(ホームスクーリング・ビジョン株式会社)という私のお薦めの本を参考にして、なるべく短めにお話ししますので、詳しくは、是非、皆さんもご一読ください。

1 「結婚してないのにSEXしてしまった人」の不安な心理と状況について、彼はこんなことを書いていました。(原文そのままの引用ではなく、安藤流の言い方に直して使わせて頂きました。)

 俺の結婚式に、「過去に付き合った何人かの女性が押しかけて来るのではないのか。」と考えてハラハラする。
 結婚後も突然「私あなたのことが忘れられないの」と言って尋ねてくるんじゃないかと考えると、神経を消耗する結婚生活を過ごすことになる、と。
 後悔の念や、未来への恐怖にさいなまされて生きることになる。

*皆さん!こんな不安な結婚生活なんて、考えられますか?何も知らない純真な妻との生活であればあるほど、かつて行ったツケを独人で背負い、息苦しい思いを味わうことになるのです。

 本来は結婚後に味わうべき感情や喜びを恋愛によって教授しているので、責任を伴う結婚生活に、あえて入りたいと思わない恋愛中毒にかかってしまう人が出てくる。
 恋愛関係に陥らないように注意すれば大丈夫というような心がけでは、自制できるものではない。本当に正しい交際の仕方やレベルを学んでから交際を始めるようにする必要がある。

2 婚前交渉とは何か?
 デートというものは、昔はあまり一般的ではなく、近代になって始まったのである。便利な物は、何でも使い捨てのアメリカ文化がもたらした産物である。彼女がいないことや独身は異常だという「世のすり込み」に騙されないように注意しましょう。

 女性を、自分の欲望を満たすための道具のように考えている人たちもいます。このような人たちは、欲望のはけ口としてしか見ていませんから、いくら肉体的交際を重ねても、人格的交際をすることがありませんから、人間としての人格的成長は期待できません。

 相手に対する責任など考えていない。一生忘れられない傷を付けることになるかも・・互いを楽しむためだけに付き合っている人々もいる。その日、一晩楽しめれば、互いにそれでいいと思って付き合っている。

3 独身時代を大切に。
?恋愛に夢中になり、2人は周りから浮き上がってしまうことがある。そして、他の大切な友人や家族の関係を希薄なものにし、壊してしまうことになるケースが多い。
?恋愛関係を維持する為に、多くのエネルギーを消費してしまい、本来、若いときに身につけるべき才能や技術や教育や経験を犠牲にしてしまう。そして物足りない夫婦で終わってしまう。現時点でパーフェクトな恋人としてあり続ける代償として、将来の自分たちにとって必要な成熟するための期間と機会を失ってしまう恐れがある。
?独身時代だからこそ色々なことをやれる貴重な期間である。恋愛は悪くないが、独身時代を楽しむことを知らない人になってしまう。

結論
 「結婚してないのにSEXしていいの?」という質問をくださったアイザクさんの為に書いたつもりですが、あまりお役にたてなかったかも知れません。少しでもこの特集を読んで役立った。と言ってくださる人があれば幸いです。息子から時間切れですよ!と言われていることもあって、今回はこれにて失礼。

コメント(97)

>tomooさま

いったい何に対する怒りですか?

そもそも、今まで体をきよく保っていられていることに
対する喜びはないのでしょうか????

無知であれ、いい加減さであれ、事故であれ、
貞操を失った人が本当に罪悪感なく幸せでいると思いますか?

守られてきたという事は、喜び感謝することであり、
自分の正しさやきよさを証明したり主張したりするための
ものではありませんよ?
汚れた性的関係は、霊的な面での問題でもあります。神がそのように人を創造されたからです。
全人格的な問題です。汚れた関係を持つ者は、その相手と霊的にも一体になったのです。
肉体と精神を分離し、肉体のことだから精神は関係ないとして、悔い改めもしないのは聖書の理解ではありません。

第一コリント
6:16 遊女と交われば、一つからだになることを知らないのですか。「ふたりの者は一心同体となる。」と言われているからです。
6:17 しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。
6:18 不品行を避けなさい。人が犯す罪はすべて、からだの外のものです。しかし、不品行を行なう者は、自分のからだに対して罪を犯すのです。
自分に厳しかったとして、それを他人に適用しないとすまないという
態度は独断的であり、独裁者だと思いますよ。

婚前交渉が良くないこと、汚れた行為だということはみなさん
一致していると思います。

けれども、それぞれがどんな生き方をしてきたのか、
人間は神のように知ることはできません。

だから人が人を裁く事は難しく、また霊的に裁く事はできないと
言っているのです。

そこまで言うのなら、あなたは最後の審判で、
イエス様に非処女は赦せない自分は正しいと言えばいいと思います。
きよさを保ってきた自分は自分によって正しいと言えばいいと思います。

そしてイエス様に言ってください。

非処女を裁いてくださいと。

イエス様はどう答えるでしょうね?
>Puritanさま

その通りだと思いますよ。
誰もそのことを否定していません。

ただ、悔い改めた女性が(ここでは非処女といって女性ばかりが
対象になっていますが、男性もですね)

赦せない、汚れている、ありえない、と一方的にここで批判される
いわれはないでしょう。

ここでは、婚前交渉はよくない、そうならないように祈って
がんばって行こうというトピックであって、

人を裁くトピックではなかったはずですよ。

ここを、若い多くのクリスチャンが見たときに、
単に一方的に裁かれるように感じたり、傷つけられるのを避けたいと
私は考えているのですが。
>tomooさん

>これだけ自分に厳しくし、相手へは自分の守ってきた
>範囲内の事を求めているだけやのに冷や汗自分以上の事は何も要求してませんよ。

イエスキリストが同じ考えなら誰も許されないでしょうねw。
それともあなたの生活は神の水準だとw?

>その発言をした方はどれだけ自分に厳しくして来られましたかあえてここでは書きませんが
>私の生活はそうカンタンに誰でも出来る様な生活や職場やないですよわーい(嬉しい顔)

「その発言をした方は」タイプミスですよね?
これだけやったから報われる(はず)と積み上げた物に縛られる姿は・・・
なんだか哀れですが・・・報われるといいですね泣き顔

まあ、皆さんが十分助言されたとは思いますし、
これ以上の実りもないと思いますのでこれにて。
tomooさんはもう、見ておられないようなので、
続けて書くかどうか迷ったんですが、、

「赦さないといけない」とは言ってません、、。
赦した方がいいことは確かですが、一番言いたかったのは

「裁く権利がない」ということでした。

そのことを理解してほしくて、始めはなるべく表現を柔らかく
コメントを入れていたのですが。

言い過ぎたかもしれません。
(はっきり言わないとわからないだろうという判断でしたが)
ご覧になられていないかもしれませんが、
その事は謝ります。ごめんなさい。

言い過ぎた分は、私自身も悔い改めないとイカンでしょうな、、
最後の審判で裁かれる項目が増えてしまったな。
>tomooさま

お?復活されましたか!!
いや、、心配してました、、私も探しちゃいました。

いえいえ、、本当すみません!
またよろしくおねがいします!
> tomooさん

そこまで相手の女性を赦すことが出来ないのであれば、交際を無理されてまでする必要はないのでしょうか?

赦せないTOMOOさんを神が赦さないことはないと私は思いますが。

処女の人なら必ずいると思いますし。

処女がどうとか、っよりは、恋人の過去の異性に嫉妬する気持ちが、あなたを苦しめるのでは?
そういう気持ちは、おかしいことではないと思います。
> tomooさん

TOMOOさんはクリスチャンの方ですか?

日本人は無宗教が多いですよね?
私が高校時代に受けた性教育も婚前交渉の禁止という教えはありませんでした。むしろ、避妊方法と中絶の問題だけでした。

無宗教の人に聖書の教えから批判しても、相手の心には響かないかも…

私は聖書を読んだから婚前交渉をしない方向が良いと思ったわけではないです。

それは私はクリスチャンではなかったからかもしれませんね。
> tomooさん

あまりコメントを書いていたら、参加者の方に気分を害されるかもしれないので、そろそろ終わりにしなければいけませんね。

非処女をネットで攻撃とは、婚前交渉しているクリスチャンを対象にしていたのですね。

教えに背いていると。

私の前のコメントは無視して下さい
私が終わったものとして忘れていたのにまだここでは攻防が続いていたのですね…あせあせ

まだ続くようでしたら記事依頼しましょうか?あせあせ

今まで静観してましたがtomooさんの納得行く行かないに関わらず必要と思う方がいるようでしたら書いてくれるか解らないけど・・・

でもはっきり言えるのはこの前牧師にこのスレ見せたらスレの会話に苦笑しつつ2人で大笑いしてしまった事(不謹慎でごめんなさい)
記事を依頼した場合…tomooさんの言い分は偏っていると指摘される可能性があります。(tomooさんがミクシーをやめないという条件で依頼)

それでもスレの住人がよいと言うならば一応依頼してみます・・・


あとここまで注目していただけてありがとうございます。

牧師は若い方が結婚について真剣に考えている方が信者問わず発言していらっしゃる事にうれしく思うと話しておりました。

tomooさんも名無しの権平より回復されて何よりです。
まだ長引くような雰囲気なのでとりあえず記事を依頼してみます。あせあせ
そろそろ
牧師からのご意見を待ちませんか?
掲載するときはスレッドを新規に作成します。尚TOMOOさんの名前を直接書いてますが気になりますか?気にならなければそのまま掲載します。

返事が遅くなっている方が他にもいるのでここで代わりに謝罪しておきます。
またせっぱなしでご免なさい。もう少しお待ち下さい。汗

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