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教行信証コミュの信心ひとつで助かる

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■信心一つで助かると言われた根拠

「涅槃の真因は、唯信心を以ってす」 (教行信証 信巻)

「真実信の業識、これすなわち内因と為す。
 光光明の父母、これすなわち外縁と為す。
 内外の因縁和合して、報土の真身を得証す。」(同 信巻)

「『真実信心をうれば実報土に生まる』と教えたまえるを
 浄土真宗とすと知るべし。」     (唯信鈔文意)

「正定の因はただ信心なり」 (正信偈)

「速に寂静無為の楽に入ることは、必ず信心を以って能入と為す」            (正信偈)

「弥陀の本願には老少善悪の人をえらばず、ただ信心を要とすと知るべし。」 (歎異抄第1章 「唯信心を要とする事」)

「聖人一流のご勧化の趣は、信心をもって本とせられ候。」
               (御文章 聖人一流章)

■『選択本願念仏集』には
「往生の業は念仏を以って本と為す」とあるので
法然上人の教えは念仏為本であるが、
親鸞聖人の教えは、上記の文証で明らかなように
信心為本、信心正因、唯信独達の教えである。

しかし、ここで法然上人が言われている念仏は、ただ口に出して称える念仏ではなく、真実信心(本願の三心)を伴った念仏である。歎異抄などで「念仏にまさるべき善なきがゆえに」
などとあるのは、飽くまで信心獲得した上での御恩報謝の念仏のことを言われている。

その証拠に「選択集」の第八の三心章には
「涅槃の城は、必ず信心を以って能入と為す」とある。

親鸞聖人は『尊号真像銘文』にこの御文を解説されている。

「以信為能入というは、真実の信心をえたる人のみ本願の実報土によくいると知るべしとなり。」

言い換えれば、真実信心をえていない人は浄土に往生はできませんよということになる。


■当時「念仏を称えれば助かる」と誤解した人が法然門下でさえ多くあった。蓮如上人の時代にもたくさんいたので御文章の
いたるところに
「ただ口に南無阿弥陀仏と称えているだけでは助かりませんよ」と教えておられる。
御文章を読めば、誰でもわかることである。

そこで、称名正因の誤解を破り、法然上人の真意を明らかにするために、親鸞聖人は「信心正因」を打ち出されたのだ。
仏教の教・行・証にあえて「信」を加えられたのもそのためである。

ここに浄土真宗の真骨頂があり、「真」の字がつく所以である。親鸞聖人の面目躍如は、この「信心正因」の教えにある。
この親鸞聖人の真意を知らずに、「念仏で助かる」と
教えるならば、聖人90年間のご苦労を水泡に帰する、とんでもない邪義である。
 




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