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・・・コミュの◎番外編 ミス・マープルのほんの一部

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 アガサ・クリスティーの生み出した、エルキュール・ボワロと並んでそのモデルは作者クリスティーの敬愛する祖母であると言われているミス・ジェーン・マープル(ミス・マープル)
(Miss Jane Marple)はいまさらここで取り上げるまでもナクミステリ好きの方ならば誰でも知っているでしょうし、映像化も何本もされているし、いまさらと思う方もいらっしゃるでしょうが、振り返る意味で取り上げてみましょう。ポワロとミス・マープルの違いは、ポワロには行動を共にするヘイスティングスやジャップ警部がいるけれど、ミス・マープルは主に一人で推理するという違いがあります。

 まずはその背景でイギリス・ロンドン郊外の架空の小村セント・メアリ・ミードに住む60代後半の老嬢探偵でロンドン近郊の中流家庭に生まれ、イタリア・フィレンツェの寄宿女学校に留学し、帰国後は両親のもとで花嫁修業の日々を送ります。
 人並みに恋もしましたが両親の反対もあって実らず、やがて両親も亡くなったことから生涯独身を通すことを決め込み、セント・メアリ・ミードへやって来ました。

 薄い青色の目をした物静かで編み物が得意な心優しいおばあさんで、外見からがとても想像できませんが、これまでに警察も匙を投げるような難事件をいくつも解決してきました。

 その推理法は、近所の噂話などから情報を収集し、犯人の性格を自分のこれまで知り合っていた友人・知人にあてはめてみて、真相を探り出していきます。人間観察を趣味とする詮索好きなお婆さんならではの推理方法といえるでしょう。


 初登場は1928年、〈スケッチ〉誌に掲載された短編「火曜クラブ」ですが、これを含めた短編集「火曜クラブ」が1932年に刊行されるよりも先に長編「牧師館の殺人」が1930年に出版されたため、事実上こちらが初登場作品とされています。

 ミス・マープルの登場する作品は12の長編と20の短編ですが、そのほとんどがセント・メアリ・ミードで起こり、ごくわずかの作品でロンドンのバートラム・ホテルが舞台となっています。

 色白で上品な雰囲気を漂わせる老夫人。編み物や庭いじりが大好き。村の人々を観察するのが好きで、そのうちに直感力と観察力が発達してしまい、警察も手をやくような難事件を解決するまでになった。新聞の情報に目をくばり、村のゴシップに聞き耳をたて、それらを総合して事件の謎を解いてゆく。家にいながら、あるいは椅子に座りながらゆったりと推理を繰り広げることが多いが、敵に襲われるのもいとわずみずから危険にも飛び込んでいく行動的な面ももつ。

作品一覧
☆短編
◎火曜クラブ
火曜クラブ 、、アシタルテの祠 、金塊事件 、舗道の血痕 、動機対機会 、聖ペテロの指のあと 、青いゼラニウム 、
二人の老嬢 、四人の容疑者 、クリスマスの悲劇 、毒草 、
バンガロー事件 、溺死
◎黄色いアイリス
ミス・マープルの思い出話
◎愛の探偵たち
風変りな冗談、巻尺殺人事件、
非の打ちどころがないメイド 、管理人の事件
◎クリスマス・プディングの冒険
グリーンショウ氏の阿房宮
◎教会で死んだ男)
教会で死んだ男
☆長編
牧師館の殺人
書斎の死体
動く指
予告殺人
魔術の殺人
ポケットにライ麦を
パディントン発4時50分
鏡は横にひび割れて
カリブ海の秘密
バートラム・ホテルにて
復讐の女神
スリーピング・マーダー

まずはわかりきったことを載せましたので皆さん書き込んでください。

4時50分にパディントン駅を出るチャドマウス行きのローカル列車は、途中の停車駅、ブラッカムプトンを5時38分に出発して、さらに1時間5分後、ミルチェスター駅にすべり込む。
そして、ここから、タクシーに乗り9マイルほどドライブした所が、ミス・マープルの住む村、セント・メアリ・ミードだ。
セント・メアリー・ミード村のモデルになった村はいったいどこなのか、この答については諸説紛々で、いろんな人がいろんな村を探し歩いているようだ。ガイドブックを開くと、ダートムーアにある Widecombe in the Moor がセント・メアリ・ミードだ。ということで村の写真を載せてみよう。



写真左 Cockington というこれもまた小さな村
写真中 客引きをしている観光用の馬車
写真右 『スタイルズ荘の怪事件』を書いた
    ムーアランド・ホテル

コメント(2)

最近、牧師館の殺人を読みました♪。
ミス・マープルがちょっと(かなり?)詮索好きなお婆ちゃんとして書かれていて意外でした。
たぶん、ミス・マープルのキャラクターが練り上がる前に書かれたんでしょうね。
その後しばらくはミス・マープルをアガサ・クリスティーさんは書いてらっしゃらないようですから、この時はシリーズ化するつもりはないせいかな??、印象の違いは。

LD様、早速ありがとうございます♪
写真のようにのどかなセント・メアリー・ミード村から
ほとんど出たことがない、編み物と庭いじりが好きなおばあさんが、
元警視総監も尊敬の念を抱き、警部が助言を求め、
大富豪が事件解決を依頼するほどの名探偵。素敵です(笑)

ポアロとミス・マープルはどちらも超有名な探偵さんですが、
アガサ・クリスティが「短編はミス・マープルに分があり、
ポアロの才能を発揮するには長編が必要」と『火曜クラブ』の
著者のことばの中に書かれているように、マープルの短編は
とてもおもしろいと思います。
(実はポアロの短編は読んでいないので、比べられませんが・・^^;)
もちろん、長編もおもしろいです^^

ところで、マープルは全部読んだと思っていたのですが、
『教会で死んだ男』と『愛の探偵たち』・・読んだかしら・・
教会〜は、最初の何篇かがポアロの短編集なので、
もしかしたら見落としていたかもしれません。
LD様、作品一覧ありがとうございました!

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