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・・・コミュの∞LD読書会7月指定図書∞悪党小説

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ゲット・ショーティ   その続編ビー・クール    エルモア・レナード

7月の指定図書はエルモア・レナードの悪党小説です。
アメリカ映画好きの方ならきっと映画で彼の作品を沢山見ていることと思います。山本周五郎の日日平安から黒澤明の椿三十郎が生まれたのを始として様々な監督が周五郎作品を映像化しているように、レナード作品もタランティーノを代表とするハリウッド監督はほとんどの作品の原作が映像化されておりますからほとんどの作品を入手するのにそんなに苦労はしないでしょう。

というわけでもう一度いいますが凄まじいスピード感あふれる悪党小説の醍醐味を味わってください。

○ELMORE LEONARD エルモア・レナード (1925-10月11日〜 )
ニューオーリンズ生まれ。ウェスタン小説や映画脚本を手がけるいっぽう、『五万二千ドルの罠』『野獣の街』『グリッツ』等の犯罪小説を発表し、1983年に『ラブラバ』でMWA最優秀長篇賞を受賞。独特の文体でひと癖もふた癖もある悪党たちを描く。さらに1992年にはMWAグランド・マスター賞を受賞し、タランティーノ監督が最大限の敬意を捧げる男。それがエルモア・レナード、押しも押されぬ犯罪小説の大家にして、アメリカ・ミステリ界の最長老です。しかし、その作風は円熟味を増しこそすれ、決して瑞々しさを失ってはいません。すでによわい80歳を超えていますが、執筆意欲は相変わらず旺盛で、今年2007年にも新作の犯罪小説が刊行されます。(身元不明者89号ー1977年発表作)


*作品集 

The Big Bounce (1969)
Mr. Majestyk (1974)
『ミスター・マジェスティック』 高見浩訳 文春文庫
Fifty-Two Pickup (1974)
『五万二千ドルの罠』 山崎淳訳 ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ・ミステリ文庫
Swag (1976)
『スワッグ』 高見浩訳 文春文庫
Unknown Man No.89 (1977)
『身元不明者89号』 田口俊樹訳 創元推理文庫
The Hunted (1977)
『追われる男』 高見浩訳 文春文庫
The Switch (1978)
『ザ・スイッチ』 沢万里子訳 サンケイ文庫/扶桑社ミステリー
City Primeval: High Noon in Detroit (1980)
『野獣の街』 高見浩訳 創元推理文庫
Gold Coast (1980)
『マイアミ欲望海岸』 田口俊樹訳 サンケイ文庫/扶桑社ミステリー
Split Images (1981)
『スプリット・イメージ』 高見浩訳 創元推理文庫
Cat Chaser (1982)
『キャット・チェイサー』 田口俊樹訳 サンケイ文庫/扶桑社ミステリー
Stick (1983)
『スティック』 高見浩訳 文春文庫
LaBrava (1983)
『ラブラバ』 鷺村達也訳 ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ・ミステリ文庫
Glitz (1985)
『グリッツ』 高見浩訳 文藝春秋/文春文庫
Bandits (1987)
『バンディッツ』 高見浩訳 文藝春秋
Touch (1987)
『タッチ』 田口俊樹訳 ハヤカワ・ノヴェルズ/ハヤカワ・ミステリ文庫
Freaky Deaky (1988)
『フリーキー・ディーキー』 高見浩訳 文藝春秋
Killshot (1989)
『キルショット』 高見浩訳 文藝春秋
Get Shorty (1990)
『ゲット・ショーティ』 高見浩訳 角川文庫
Maximum Bob (1991)
Rum Punch (1992)
『ラム・パンチ』 高見浩訳 角川文庫
Pronto (1993)
『プロント』 高見浩訳 角川書店/角川文庫
Riding the Rap (1995)
Out of Sight (1996)
『アウト・オブ・サイト』 高見浩訳 角川文庫
Be Cool (1999)
『ビー・クール』 高見浩訳 小学館文庫
Pagan Babies (2000)
Fire in the Hole (2001) (e-Book版のみ)
Tishomingo Blues (2002)
When the Women Come Out to Dance (2002) (短篇集)
Mr. Paradise (2004)
A Coyote's in the House (2004) (ヤングアダルト向き)
『ママ、大変、うちにコヨーテがいるよ!』 高見浩訳 角川書店
Up in Honey's Room (May 2007)


時代小説
The Moonshine War (1969)
『ムーンシャイン・ウォー』 北沢和彦訳 扶桑社ミステリー
Cuba Libre (1998)


ウェスタン小説
The Bounty Hunters (1953)
The Law at Randado (1954)
Escape from Five Shadows (1956)
Last Stand at Saber River (1959)
Hombre (1961)
Valdez is Coming (1970)
Forty Lashes Less One (1972)
Gunsights (1979)
The Tonto Woman and Other Western Stories (1998) (短篇集)
The Complete Western Stories of Elmore Leonard (2004) (短篇集)
The Hot Kid (2005)
Moment of Vengeance and Other Stories (2006) (短篇集)
Blood Money and Other Stories (2006) (短篇集)
Three-ten to Yuma and Other Stories (2006) (短篇集)
Trail of the Apache and Other Stories (Jan. 2007) (短篇集)



コメント(64)

「陽気なギャングが地球を回す」
読みました!
面白かったです!!
面白かったんですが… やっぱり日本の作家さんはユーモアという点では翻訳物には及ばないですねぇ。
あと、ノリ!!
それが作家の力なのか、翻訳者の力なのかはわかりませんが。
しかし、それでも、つーは日本の作家さんの方が肌に合います。
「陽気なギャングの日常と襲撃」
も、入手しているので、楽しみです。

「陽気なギャングが地球を回す」
は、映画化もされているようでそちらも見たいと思ってるんですが、どうも評判はいまいちのよう…
エルモア・レナードもそうですが、改めて映像化って難しいんですね。

「RUM PUNCH」
も今手元にあります。
今、ちょっと忙しいので手が出せていませんがちょ〜楽しみです。

今月の読書会はつーにとっては実りある会でした。
悪党小説という、ふだん読まないジャンルから、伊坂幸太郎さんという作家さんにたどり着きました。
ありがとうございますです!


アリサさま

>捨て身の一発ギャグもむなしく響くばかりですね。(笑)

その勇気は賞賛に値すると思います。
いや、ホントに。


坪ちゃんさま

>本・・・ちょっとおもしろいおじさん
>DVD・かっこよくておもしろいお兄さん

わたしは映画のイメージが拭えなくて、おじさんかお兄さんか、頭の中でごっちゃになってしまいました。
あと、丸谷才一は学生時代以来読んでませんので、私も未消化の作家さんです。


LDさま

わたしはベストセラーでもいいような気もします。
ベストセラーと言っても、ひねくれ者の多い(失礼!)『読書好き』は、実は手にとってないというのもあるよう思います。
ベストセラーを改めて検証するというのも面白いかも。
でも、評判のあまりよくないベストセラー(例えば、読んでないけど山田○介さんとか)ではなく、好き嫌いの別れるW村上とかが、いいかな。
ベストセラーとは違うけど、『名作』を改めて読み直してみるとか。
ベストセラーとか名作だと、探しやすいし、今忙しい人も過去に読んでる確率があがって、参加しやすいと思います。
つーは新しいジャンルの発見はもちろん楽しいですし、昔読んだ本と再会するのも楽しいです。

とりあえず8月だったら、『新潮文庫の100冊』からとか、いかがですか?
各出版社似たようなことしてますし、さすがに全部読んでる人はいらっしゃらないでしょう。
かつ、既に読んでる人率もあがるでしょうし。

いかがでしょう?
7/8まで本を読める環境ではなかったのですが、
ビ・クールをやっと手にいれました。
でもコレは続編なんですよね。ゲット・ショーティ手にいれて
こなすまでには、7月終わってしまうかもしれませんが、
こんな参加者もいる事をご理解下さい。

読書会続けて下さい。

LD様のブラッド・ベリィーの華氏451度のアップを
みた時ドキッとしました。
心の有り様を語られていたのでしょう?けど
高校生の時好きだった作品なので
逆に嬉しくなってしまった私です。
こんな出会いがあるのも読書会があるから♪
話が色々な方向に派生して行く雰囲気もうれしいです。

8月の読書会ですが、時代小説か
又は時節柄ホラーはいかがでしょう!

ブラッド・ベリィーももちろんいつか取り扱って
下さいネ!
むねお さん

素敵な提案有難うございます。
・小林信彦「夢の砦」
・丸谷才一「たった一人の反乱」
ともに素敵ですね。
小林信彦刃非常に好きな作家なので近いうちに取り上げます。
坪ちゃん

ようやく時代小説をとりあげます。 坪ちゃん の大好きな佐伯作品はちょっとあまりにポピュラーになりすぎたのでちょっと違う視点かで取り上げました。又おぼれてください。
つー さん

素敵な書き込みありがとう。新潮文庫の100冊はいい提案だと思います。ただあまりに散漫なりやすので今度はその中から
選んでみましょう。確かにベストセラーになるくらいですから
面白いでしょうが、いまさらという気になってしまうのです。
今度これはというのがあれば取り上げましょう。これからも宜しくね!!
ますみちゃん

ブラッドベリーはいずれ取り上げます。
ニコルソン・ベイカーもね・・・・・

今回は時代小説の古典にしようかと思ったのですが
あまりに手垢がついてると、ということで最近ブームの時代書き下ろし小説を選んでみました。
ホラーも面白いので又考えます。
読了しました。
場面、場面は楽しかったです。元々、洋画通の人なら、頭に映像が浮かんでいいのでしょうけど、映像が浮かばないですね。
自分の限界を感じますね。

ただ、映画の話がたくさんでてくるところは(わからないながらも)よかったと思います。
「ネバネバモンスター」って何?ってところです。
その辺を教えていただいたら、新たな楽しみが広がりそうです。(エイリアンしか浮かばないんですけど)
あと、「ジグザグ」の意味が個人的に気になってます。作中にも登場する実在の言葉なんでしょうけれど、映画の評論などをあたらないとわからないんでしょうね。

知りたいことが増えて、頭が大変というところです。

私は本屋で平積みにされているような本しか読んでない気がするんですよね。だから、毎回提案はトンチンカンでございます。トンチンカンななかから、きっかけになればいいとは思っていますけど…。難しいですね。(そういう方も多いのではないかと推察しています)
ネバネバモンスターはスライムのことです。
ゲット・ショーティやっと手に入れました^_^;
わあ〜〜映画的??な小説だな、という感じで読み進めています。

時代小説取り上げていただきありがとうございます。
そちらも手をつけてない作家なので、楽しみです!!

スライム、子供達と良く作ったので、懐かしいです♪
ますみちゃん

原作者のエルモア・レナードはハリウッドの映画の脚本などを数多く手がけておりますので多分常に映像化を意識した娯楽色
と山場を考えながら書いていたと思われます。
シドニィ・シェルダン等と同じ進め方なんでしょうねぇ。
ですから読み手にとってはとても面白いのです。
読了しました。
映画にはそれほど詳しくないのですが、会話劇の面白さを堪能いたしました。最近、登場人物が覚えられなくて困っておりましたがたらーっ(汗) コレは大丈夫でしたうまい!
「陽気なギャングが地球を回す」伊坂幸太郎著

 銀行強盗をしようとした4人組がまきこまれる事件。
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。

 読みやすかったし、面白かったし、複線がピッタリハマっていくのはよかったです。

 しかし、銀行強盗って、わりがあわないという話なのに、私のイメージのなかでは、映画や小説になってることが多いような気がします。そういえば、ノンフィクションで、ものすっごく緻密な強盗団があったような記憶があります。読んでみたいと思いつつ、調べたことがなかったなぁと思いました。
(ノンフィクションも結構すきなのです)
約5億4000万円が強奪された福徳銀行神戸支店の現金輸送車(94年8月5日、神戸市中央区)


アリサさん

是非続編も読んでみてください。

ところでノンフィクションの銀行強盗の話ではこんなのがありますよ。
 
史上最大の銀行強盗―5億4000万円強奪事件
  森下香枝  幻冬舎
94年夏、福徳銀行神戸支店での事件
日本犯罪史上、最大の銀行強盗事件の真相
 銀行強盗犯の森本喜博は10の顔を持つ男と呼ばれた。
 犯行後、2重まぶたにしたり、ほくろを消すなどしながら整形を重ねて逃亡。偽名を使い、韓国や香港なども渡り歩き、時効まで逃げ切った。これだけを聞くと、とても頭の切れる行動力のある、スパイ映画の主人公のような男を想像してしまう。それも金額は5億4千万円。この金額は、銀行を狙った現金強奪としては現在も国内犯罪史上、最高の被害金額だという。
 ところが時効後に再び起こした2月9日の銀行強盗の事件(愛知信用金庫)で行員に逮捕されている。職員は向けられた銃口が下がっに強盗・森本の腕をつかみ、そのまま壁際へ力まかせに押した。男はあっけなく崩れ落ちた。他の職員4人も加勢に入り、次々と馬乗りになると、「もう観念した」と苦しそうに喘いだ。実にあっけない降参。これでは強盗犯としては、弱す
ぎるだろう。パトカーに連行される際、強盗犯は職員に声をかけた。
「おめー、強いな。柔道でもやってたのかい?」
格闘技の経験も皆無だった男性職員は、首を横に振りながら、
「お前こそ、何でこんなトロいことしたんだ?」
そして所持金は数千円・・・・・あの大金はどこへ・・???????
そして最初の事件の共犯のパチンコ店店員の男・金翼哲(キム・イクチョル)は1997年に兵庫県警から事情聴取を受けた直後に金は首吊り自殺をしている。

不思議な事件だ????????
『陽気なギャングの日常と襲撃』
『RUM PUNCH』
読了しました。

『RUM PINCH』
凄く面白かったです!
ユーモアもスピード感も最高。
『ゲット・ショーティ』と何が違ってこういう感想になったのかと考えると、『RUM PUNCH』は悪党小説に徹しているというコトでしょうか。
『ゲット・ショーティ』はハリウッドを舞台に、「映画」制作に絡む「悪党」の話で、メイン舞台が2つあったように思います。
普通の読者にとって、「映画製作の世界」も「悪党の世界」も日常の世界ではありませんよね。
だから、混じり合ってはいるけれど、2つの世界が読者に示されている訳です。
しかし『RUM PUNCH』は、ひたすら武器密売で稼いだ金の争奪戦で、非常にシンプルでした。
翻訳物の場合、このシンプルさは重要かも。
ヒロインのジャッキー・バークが素敵というのも、女である私が入り易かった理由でしょう。
キャラクターもそれぞれ魅力的で、クレバーなヒロインはそろそろ仕事に飽きてる44歳三流飛行機会社のスチュワーデス、銃密売でたっぷり儲けて愛人を何人も囲ってるけど結局間抜けな密売屋とその仲間たち、功名心満載の若い捜査官、仕事にも妻との別居生活にもうだうだ迷ってるちょっと冴えない保釈金融業者。
すべてのキャラクターがいきてます。
他のレナードもの読みたくなりました。

しかーし、この『RUM PUNCH』は、タランティーノの映画が見たくて先に原作を読んでみたのですが、Amazonで映画のジャケットを先に見ていたのです。
そのジャケットの中に、原作と映画のイメージの違うところがありまして、それを払拭するのにまたまたちょっとだけ苦労しました。
うーん、さすがタランティーノ、そうくるんですねぇと、映画を見る前から感心してます。

『ジャッキー・ブラウン』『ゲット・ショーティ』『陽気なギャングが地球を回す』。
この3本を今月中に見れるかなぁ。
無理かもですね。
報告にはまたお邪魔します。

あ、『陽気なギャングの日常と襲撃』も面白かったです。
またまた滑り込みセーフで
「ゲット・ショーティ]「ビ・クール」読了しました!
本当に映像を意識している小説ですね。
まあ登場人物達がこの場面は使えるかと常に意識しているんですから、あたりまえ??
日頃あまり映画を見ない私にとっても、
乏しい知識を動員しながら配役を考えたり、登場人物のモデルになりそうな俳優を思い浮かべたりしながら読み進める楽しさがありました。

チリ役って私の中ではもう少し若いロバート・デ・ニーロだったんですが、
トラボルタなんですね…
後、マイケル・ウィアのモデルはどの俳優なんだろうと
気になるところです。

レナードの他の小説も気になるし、映画化された2編も観たいし
時代小説も早く手に取りたいし、
三浦をしんの「風が強く吹いている」も読み始めてしまったし…
速読術身につけたいです!!

ところで、「史上最大の銀行強盗」
昨年?週刊朝日で関係者のインタビューが載ったルポを読んだ
気がするんですが…ウロ覚え…
出版されたのはいつですか?
つー さん

素敵な的を得た分析で面白いですね。テンポという点ではレナードの本はあっという間に読み終えてしまいますから他の作品も読んでみてください。なるほどと納得します。


アウト・オブ・サイト 角川書店
プロント角川書店

なんかはお薦めですネェ。(本当は全部ですけどね。)
ますみちゃん

史上最大の銀行強盗 5億4000万円強奪事件
森下香枝 幻冬舎 2003年9月 1,890円

ということです。
しかし考えてみれば府中の3億円強奪事件はあれだけ世の中を騒がせたのに、もっと額が凄いのに皆の記憶にあまり残ってないのは何でだろう。それも事件としては時効になり又銀行強奪事件をやって情けない捕まり方をしたというのに、とにかく謎が多い事件です。

*あとがきの抜粋

すでに時効を迎えた事件の明かされることのなかった捜査の全貌を暴露すること自体が本書の目的ではなく、8年に及んだ時効を逃げ切った森本喜博、彼を追った彼の情婦・安美貞。
理屈では到底、説明のつかない二人の奇妙な「腐れ縁」をひもとくことが、まさにドラマでもありました。
          森下香枝のあとがきより 


その事件は1994年8月に起こった。今からほぼ13年前。
 神戸市の福得銀行から5億4100万円を強奪し指名手配された。日本の犯罪史上、最大の銀行強盗事件だという。
 犯行はわずか3分で、互いに名前も知らない2人の男(これが又不思議である)がこの銀行強盗事件をやってのけた。
 犯人の一人は逮捕寸前の3年後に自殺。2002年4月1日に時効が成立している。

犯人の一人である森本喜博は、元暴力団組員だった。
 彼は整形手術や変装を繰り返し、約10種類の偽名を使い分け、「10の顔を持つ男」と呼ばれていたという。
 強盗罪の時効は7年だが、8ヶ月の海外への渡航期間があり、この間は時効が延長されていた。

 その時効が成立していた森本喜博(56)が、また懲りずに今度は名古屋の愛知信用金庫で、同じような手口で信金強盗を図り、逮捕された。それが、今年の2月9日のこと。
 5億円も手に入れたら、一生遊んで暮らせると単純に思いがちだが、そうもいかなかったのか?それとも銀行強盗のスリルと、警察をあざむいたときの爽快さが、忘れられなかったのか?彼自身は、「金目的でやった」と供述しているという。
福徳銀事件では共犯と2人で車で乗り付け、脅迫役と強奪役の役割分担をしていたが、今回は単独でバイクを使用していた。

 旧福徳銀行五億円強奪事件については黙秘しているとの事。

いずれにしてもマスコミはあまり騒がないのは何故なんだろう・・・・、そしてカネは何処にいったのだろう・・・
何度も云うようだがまったく不思議な話だ。
>LD様
ノンフィクションも好きです。
図書館で見つけたら読んでみるつもりデス!!

誤字はずかし〜〜〜
三浦しをんさんのファンの方ごめんなさい…
私も…ギリギリで「ゲット・ショーティ」を読み終えたところです。
悪党小説ということで 勝手なイメージから ダークな裏の世界が描かれているものと思っておりましたが…

読みはじめから レストラン?で革ジャンを間違えられたことから始まる因縁など ちょっとお茶目だけれど 諍いなんて 結構そんなことから組織の争いに発展したりするのかも…と想像したら可笑しくなりました。

つーさまの感想のとおり…
>『ゲット・ショーティ』はハリウッドを舞台に、「映画」制作に絡む「悪党」の話で、メイン舞台が2つあったように思います。
その展開は とても面白く イメージとは全く違い楽しめました。
ただ 映画や俳優の話題になると やはり分からない点や思い出すのに時間がかかり ペースが落ちましたが…
本を読みながら 洋画のシーンを思い描く楽しみを 満喫できました。

6月の『砂塵きらめく果て』に引き続き 洋画を観るように場面が展開していく感覚は面白く 途中から この映画を観たことがあるのではないかと思いはじめたほどです。
来月は 時代物ということで 洋書からはなれ 頭の中がすっかり切り替わるのも楽しみな気がします。

LDさまが あげていらした日本の作家の中では 浅田次郎氏の作品を 最近 少し読んでいました。
今までとは違った世界も 広がっていきそうな気配です。
7月が終わってしまいました。読もうと思っていたんですが、読めずにすみません;
この流れのときからもう2年も経ってしまいましたが、久しぶりに載せたい本があります。それは・・・・白川道(とおる)の『龍の道』です。

  『龍の道』  講談社   2009年9月

 義父母をはじめとした世間から虐げられてきた捨て子の双子の兄弟、竜一と竜二。ごみための人生とオサラバするために嵐の夜、竜一は完全犯罪を決行する。胸に秘めた復讐を果たすべく、弟はエリート官僚の道を選び、兄は裏社会の力を味方にし、整形して名前も変えた竜一は悪の世界でのし上がっていく。一方竜二は恩人の娘が事故で盲目になるが・・・・・

 竜一が別人になり金融ゴロの新聞社に勤めるくだりから何処まで広がるのだろうと言う期待感に膨らみます。ピカレスク小説好きの方、是非挑戦してみてください。

 


白川道といえば『流星たちの宴』や『病葉流れて、朽ちた花びら - 病葉流れて2、崩れる日なにおもう - 病葉流れて3』で男を描いたと思えば『』単騎、千里を走る』(高倉健で映画化された)のようなものも書き、その視点の鋭さから一体この人は何者だろう?と多いに首をひねらされたものでした。そして背景が実は
一橋大学を出てからサラリーマンを経験した後様々な会社をつくり(旅行代理店や書店)その後、兜町の投資顧問会社に入社。のちに自ら株式投資顧問会社を起業。何十億という金を動かし、女子大生と同棲しながら、1年間に1億円を使いきるような生活を送る。投資ジャーナルや豊田商事などとも関わり、インサイダー取引やマネーロンダリング等の違法行為で逮捕、実刑判決を受けた経歴もある人物だと言う事がわかった。それで金融や株の世界があんなに詳しいなと納得しました。いずれにしても不思議な人物なのです。

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