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GIDコミュのFtM急増ってホント?

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私は以前、「なんちゃってFtM」というコメントを乱発して、ある GID 系コミュから煙たがれた者です。

以前、私の書いたレビューで紹介した、「性同一性障害―ジェンダー・医療・特例法」
http://mixi.jp/view_item.pl?id=1145501&reviewer_id=3352548

という本で、本当かどうか疑わしい FtM の急増に嘆く、古典的 GID FtM のインタビューがありました。

GID 関連のコミュニティでも、「FtM のビアンですハート」、と、書いてあるのをみて、私自身、あれ? と思ったりしますし、別の本で、過去、性同一性障害が性同一性症候群と呼ばれていたときの有病率は、

男性(MtF): 1/30,000〜300,000
女性(FtM): 1/100,000〜1,000,000

と、圧倒的に男性でした。今では完全に逆転しています。

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日本精神神経学会・性同一性障害に関する委員会(中島豊爾委員長)の調査速報値
2007年度末までの全国統計
全国の主要専門医療機関受診者総数7177名

* MTF:3031名
* FTM:4146名
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出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3 (注:数値には重複受診を含みます)

(該当の引用部は1年以上前から存在なので良いでしょう)

医学的には、イヴ原則由来説は誤りとされているので、ホルモンバランスの外乱等による女性化は FtM 急増の原因としては適切ではありません。

何らかの社会的な要因があると私は思っていますが、いずれも FtM 急増を説明しきれるものではありません。


コメントください! よろしくお願いします。

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☆ GID | 今悩んでいること のトピック:
. http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=757790&comm_id=118948

の、399 番コメントにトピ立て依頼がありますが、そのあと立った様子がないので、類似質問を持つ者として立てさせていただきます。

コメント(20)

うーん。日本に限って言えば、前からFtMは多かったんですよね。
割合は、MtF:FtMが1:2ぐらいで、大体MtFに比べてFtMの数は2倍ぐらいです。
診断確定の割合もあまり変わりません。

GIDの急増の機会はいくつかあって、特に増えたのは特例法制定によって本格的にGID医療が始まった2003年です。そこからはずっと右肩上がりで増えています。
なので、数字的にはFtMが急増しているわけではないみたいなんですよね。もともと多いんです。

また、書かれている有病率はこれ

2001年のハリー・ベンジャミン国際性障害協会(現・世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会(WPATH))のドキュメント
http://www.wpath.org/Documents2/socv6.pdf

だと思いますが、アメリカとオランダのケースで、どちらもかなりの幅があるのでなんともいえませんし、性転換症に限っており、あまり参考になりません。
あと、性同一性症候群というのは性別違和症候群の誤りだと思いますが、日本でのGIDは性別違和症候群のかなりの部分であり、GIDと診断されやすいのでますます数は増えます。
なので、専門家の間ではGIDは数万人とも言われていますね。

わたしが『FtM急増』について興味があるのは、そういった受診者の数ではなく、医療機関を必要とせずに、GIDだとかFtMだとかを肩書きのように使う人が増えていることです。趣味嗜好としてGIDになろうとする人がいるんですよ。

こういう人たちは、男が女になること、女が男になることをGIDだと思っている風潮があります。同様に、同性が好きだからGIDだとか、性の役割がイヤだからGIDだとか、GIDを名乗ることで社会の枠組みから抜け出そうとしているように感じられます。

それがFtMで特に顕著なので、『なんちゃってFtM』と言われるわけですね。
GIDとは、ちょっと質が違う人たちなんです。
どうしてそうなっているのか。そこに興味があります。
 GIDの集い等をやると、MTFが10人に対して、FTMは1人来る程度です、私はMTFの方が多い様に思えます。
> magenta さん

まずは語句訂正: 性別違和症候群ですね。お詫びして訂正いたします。

私も GID をファッションの一部のように扱う風潮には、一種の気持ち悪さを覚えます。

地元の男女共同参画の運動をしている機関の機関紙のコラムに、性同一性障害の有病率が 1/1000 と書かれたのは、たぶん一部で真実であり、一部で誇張なのだと思います。千分の1であれば、インターセックスのこどもの出生率より高率なので、いくらなんでも……と、思いますし、一方、同じコラムで描写された MtF の小学生のこどもが、トイレに女性教師用のものを割り当てるなど受け入れ側も万全の配慮をしていることを高く評価しているように、社会の側も「もはや GID は珍しい障害ではない」、と意識改革を迫るに足る傍証なのかもしれません。

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私は先日、関西大学で行われた「こどもの性」のシンポジウムで、MtFTS のパネラーに会ってきました。社会で活動する GID の人には、MtFTS が多いなぁ、と思います。目立つから、と、ゲイの集まりのように MtF のほうが、より互助組織化しやすかったのかもしれません。

一方、mixi でのコミュニティは井戸端会議的。FtM がより参加しやすい土壌なのかもしれません。お互い GID のことを明かさなくても集まれますしね。

冒頭に記した GID の調査本には、FtM・MtF それぞれに GID を初めて自覚した年代の調査がありますが、FtM のほとんどが、30 代より後に自覚する例が無かった一方、MtF では、それ以上の年代の回答もありました。FtM かもしれないと思う女の子が、気軽に診察に来るようになって、GID の有病率を押し上げる一方で、成年をずっと過ぎてから GID を訴える男性の増加も、これまた GID の有病率を押し上げているのかもしれません。

私は主治医に、「性同一性障害は深刻なうつの原因になる」と言われたことがあります。うつの回復が足踏みしていたこともあって、男物の服でありながらロングブーツを穿いて診察に来た私を、主治医が GID を少しは疑っていたと思います。


先のシンポジウムで私は、性同一性障害とアスペルガーなどの発達障害との相関はあるのか? と尋ねました。パネラーは発達障害と性同一性障害とは、関連を思わせることはあるが、数が少なすぎて統計的に有意なレベルでない、との回答を頂きました。

精神疾患が今も研究が進み分野が広がっている現代では、生物学的男性も生物学的女性も、ある状況においては GID を先もって疑いをかける障害になったのかもしれません。


先に引用したパネラーは、生物学的男性がトランスジェンダーになる過程で、男同士の社会から「脱落する」という表現で MtFTS を表現し、一方で FtMTS は男だけの社会に立ち入って張り合うことを好まない、という感じの表現をするあたり、今の日本の縮図を見ているようで、ちょっぴりココロに傷が付きました。私も、紛れも無い男社会からの落伍者なのは、誰が見ても分かる事実なのですから涙
そのシンポジウムって、
JASE関西性教育研修セミナー2010夏「児童・生徒と性同一性障害」
http://www.jase.or.jp/etcs/s1008kansai.pdf
のことでしょうか。
わたしは参加していませんが、GID界の重鎮がそろっていたみたいですね。
どなたか当事者の方が登壇したのでしょうか。

当事者集会は偏りがあるので、MtFばかりのところもあれば、FtMばかりのところもありますね。
だからあまり参考にはならないのですが、MtFにしてもFtMにしても、そういう場を求める当事者は、どちらかと言えば社会生活に問題がある(もしくはあった)当事者が多いので、MtFが多くなりがちなのは想像できます。

また、FtMの場合、年齢が若く、経済的に自立できていない当事者が多いため、外ではなく、身近なところに理解者を求めようとするので、当事者同士のつながりを必要としないのもあります。親・兄弟・友達の比重が高いんですね。

あと、今も昔もほとんど変わりませんが、MtFに比べてFtMの平均年収はかなり低いし、非正規雇用が多いので、経済的余裕がないこともあります。これは社会構造の問題ですけども。

永遠の14歳様のコメントで、MtFの方が差別されやすいという話がありましたが、これは短期的な話です。
FtMに比べてMtFは外見上パスしにくいので、それまでの壁は分厚いのですが、パスした後は、逆にFtMの方が差別されやすくなります。
社会上、MtFは女性としての能力を求められるのに対して、FtMは男性としての能力を求められます。特に仕事上求められる能力については、現在の男性中心社会において、当然、男性に対する期待値は高いからです。結果として、年収の差になっているわけです。ただ、上手く世渡りが出来れば、男性優位社会ですから成功しやすくなりますね。
他方のMtFは、社会上保護されますから楽になりますが、仕事は頭打ちになります。
まあ、結局、良くも悪くもどっちもどっちなんですけども。

個人的には、FtMがもっと社会的に成功してくれると、GID全体がよりよくなると思うんです。やっぱりGIDだけ女性優位になっているのは変ですからね。もっと男性陣に頑張ってもらわないと。そういう意味ではGID Mediaには期待しています。
> magenta さん

残念ながらそのシンポジウムではありません。

[「子どもの性」を考える ―多様化する情報・消費社会のなかで― ]
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~ea6d001/jses2010/sympo.html

で、関西大学千里丘キャンパスにて開催されたものです。

このシンポジウムの3番目のパネラーが、MtFTS です。

時間を使い果たしたので、残りは夕方に。

> magentaさん

続きです。

私がレビューした同じ本でも、FtM のほうが経済的に苦しく、治療を受けられない人も多かった、と記憶しています。一方 MtF は資力があるのでホルモン治療も SRS/GRS の費用も工面しやすいという分析結果があったと思います。海外からホルモン剤を取り寄せる費用も出せる人も結構、いそうですしね。


私も性同一性障害等を持つ人達の地位向上に大きな関心を持っています。FtM は性別移行後の特に就職に相当高いハードルがありそうに思えます。たぶん仕事面で男性の能力を期待されるのにそれに応えられないという辛さも有るかと私は感じます。
男の求人で事務系の仕事は極端に少なく、肉体系の仕事はひ弱に見えると面接で落とされ、専門職は実務経験がものをいう。人材派遣や業務請負は経験値も付かないのに安い給料でこき使われる……。つくづく男のお仕事ってロクなものがないとさえ思えます。例外は新卒だけふらふら

そんな訳で私は FtM の成功事例がもっと増えて、正しい性同一性障害の知識が普及することを望んでいるわけです。そうすれば、憧れだけで FtM/MtF になるいわゆるワナビーは、ずっと減ると思います。

こうやってコメントを書いている私も、本当に性同一性障害なのか、そうで無ければどんな精神疾患なのか主治医に診てもらいたい、と思う一人です。そうすれば私の妄想も落ち着くと思うのですが……。
環境ホルモン入門という書籍と僕の知識を総合すると、MTFもFTMも妊娠3ヶ月以内に環境ホルモンに暴露して脳の奇形もしくは体の奇形が起こるとあります。その頃に脳とか体の性別が別れますが、その時に脳と体に影響するホルモンに異常が発生してアンバランスが出来ると思われます。動物にも起きてるので、人間に起きないはずはありません。その本をみればFTMの方が多いのも説明は出来るみたいですが、その辺はハッキリ覚えてません長文失礼しました
> 荒烈駆主RX♂さん

胎児の脳には男の子のみ、男性ホルモンのテストステロンに、低濃度ですが常時、曝されることは良く知られた事実です。一方、母体のエストロゲンは胎児に対しては結合タンパクの存在によりその活動が妨げられ、胎児の女性化を防いでいます。また胎児ではエストロゲンは作られることはありません。


私も胎児に暴露されるホルモンの非対照性から、FtM の増加を説明しようと試みましたが、材料不足で断念したことがあります。

ましてや環境ホルモンの体内での挙動はもっとわからないものです。

もっとも、性ホルモンは結合タンパク質によってその働きが制約を受けるので、人間の性ホルモンが体内でどのように働くのか、まだわからないことだらけだと、私は思っています。
いわゆる、TVやCDの人たちは
MTFの分類に入るのでしょうか?
趣味女装はGIDとはちょっと違うと
どこかで書き込みを見た覚えが在ります
TVだってCDだって趣味女装だって
純夫「普通」ではないと思います
性同一性障害と性別違和症候群は
どう違うのですか?
見てもらうドクターによっても
GID診断がまちまちだそうです
在るDRはあなたはGIDですよ
という人もおれば他のDRはあなたはGIDではありませんという
DRもいるそうです





> tomominさん

難しいですよね。

異性装することで、社会的利益を得たり性的快感を得るだけなのは、GID としないようにしていたと思います。しかし、異性装を生活の手段にしていても、その事実をもって GID を否定することは無かったはず。はるな愛の例もありますから。

一方、性的興奮は持ちながら SRS に踏み切らないと満たされないのが、オートガイネフィリア(自己女性化愛好症候群)。

性同一性障害の周辺部には、まだ埋もれている disorder だらけだと、私は思います。

今までタブーであっただけにね。
Licsakさん
YUIさん
わたくしは、いちおうパートタイムの趣味の女装子ですが
診断を受けたわけでもありませんし
ほんとうのところなんなのかよく分かっていないところも
在るのかもしれません
女装することによって性的興奮を覚えるかは
それはNOです
だってレディースを着たからといって勃起なんかおきませんから「笑い」
なんのために異性装するのか
異性装してなにがしたいかと問われれば
レディースのお洋服が好きだから
お化粧がしたいから
ただたんに純粋に異性装を楽しんでいるだけなのです
ひとくちにGIDと言っても
ひとくくりにはできないのかなと思いました
今はやりの草食男子と異性装とは
まったく違う物です
言葉だけが、単語だけが
独り歩きしているのかなと思ったりしています
メディアの中でもハルナ愛とikkoは
似ているようデモぜんぜん違いますからねえ


> tomominさん

私自身も診断や鑑別を放ったらかして女性ホルモンをのんでいる身なので偉いこと言えた身分ではありませんが、私自身、性同一性障害という言葉に、もしかしたら踊らされているだけの身かもしれません。

GID に特徴的な主訴、

☆ 「持続的な」自らの身体的な性への嫌悪と、身体的性と反対の性に対する「継続した」同一感・精神的帰依

の期間について、どう解釈したらいいのか私は悩んでいます。何より青年期に全然女性を意識することがなかった私、性成熟障害のために GID と似た症状を示しているかもしれないのですから。

ただ、GID になりたいと思う人が診察に行くと、真面目な医者はただ成りたいだけのワナビー(wanna be:前述のとおり)は、しっかりと除外診断をすると、知人から聞いています。
おまえらバカだな〜ε=ヾ(*~▽~)ノおめでたいわ

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