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武器としての日本刀コミュの痛い刃・痛くない刃

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研ぎ澄まされた刃は切れるのが当然。

しかし、その切れ味に違いが有るのも当然。

切れ味の違いは痛みの違い?と云う話をば。

私は研ぎ(研磨)のProfessionalです。

対象とする刃物は

叩鑿(タタキノミ)
鎚入鑿(オイレノミ)
突鑿(ツキノミ)
台平鉋(ダイヒラカンナ)
台曲鉋(ダイクセカンナ)
鑓鉋(ヤリカンナ)
手斧(チョウナ)
繰小刀(クリコガタナ)

職業は大工の棟梁ですから刃物としての道具は全て自ら研ぎます。

趣味として居合道や試斬も嗜みますので刀剣も研ぎます。


試斬のための寝刃合わせ(ネタバアワセ)は、かなり頻繁に繰り返しますね。

他にも長い間の手入れで眠くなった刃に刃艶(ハツヤ)入れたりも致します。

大工道具も刀剣も、鋭利に研ぎ澄まされた刃は、うっかり油断すると怪我を致します。

半世紀に渡り幾度も失敗を繰り返して参りました。

その痛みは刃に依って様々なんです。

鋭い痛みを感じる割には傷は浅い例

痛みを感じず出血で傷を自覚する例

痛みは少ないのに、出血が遅く傷が深い例

油断から怪我を負う事に依り刃は研ぎの良し悪しとは別に様々な切れ味があり痛みも様々である事を知った、文字通り痛い体験(爆

コメント(1)

書き忘れましたが十年ほど以前に居合での抜刀で人差し指を引き斬りした時、全く痛みを感じず気付かないまま演武を続けた処、夥しい出血に気付いた周りの方から教えられた苦い体験が御座いました。

骨まで達する深手で縫合して頂いた外科医師に、まるでメスの切り口の様だと感心されました。

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