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心を育てる言葉コミュの熊本師友会、「中庸」「日本精神の研究」「論語と算盤」

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熊本師友会、「中庸」「日本精神の研究」「論語と算盤」

 昨日の午前中は、3月ぶりに熊本師友会の勉強会に参加した。そもそも、10年前に友人から誘われた中国古典輪読会「中澄会」に参加するようになり、さらに3年前に宇土親子論語教室にの立ち上げに関わり、その縁のなかで昭和の東洋哲学者の故安岡正篤先生の教えを学ぶ、関西師友協会・熊本支部「熊本師友会」に誘われて今春から参加させてもらっています。8月・9月は選挙、10月選挙後の整理等で、参加できませんでしたが、やっと11月の学習会に参加できました。

 実は、熊本師友会の学習会前に、来年熊本で行われる「ねんりんピック」のプレ大会にボーリングの試合があり、市議の仕事で開会式に参加しましたので、少し遅刻して参加しました。

 勉強は、関西師友会の月刊誌の刊頭言を読み、安岡正篤先生の「日本精神の研究」、明治の実業家渋沢栄一の著書「論語と算盤」、最後は孔子の教えをまとめた「中庸」を学びました。約2時間の勉強ですが、「私たち日本人は、幕末以来これまで、どんな思いで、どんなことをして来たか」渋沢栄一は、論語を重要視し、企業経営に、経済運営に重要視しました。その考えをまとめたのが「論語と算盤」です。示唆多い言葉を、読むと先人たちが、未来の日本のことをいかに考え、仕組み作りに努力をしたかが分りまます。

 四書五経の名著「中庸」の解説を何度も読むのですが、人間はどう日々行動するべきか、先人の教えを読みながら、自分の行動を検証できます。ただ、理解が難しいのが現実です。「心法」ともいわれる中庸は、学び続けなければいけない課題の一つです。

 自分の考えを持つことは大事ですが、人は人の群れの中で生きています。「自分の立ち位置は何処か?」、常に検証しつつ生活することが重要と思います。中庸の「中」は、真中ではなくて、ちょうど良い位置、人との付き合いのバランス感覚を教えているように私は感じます。

 人間のエネルギーの根本には、怒りがあるとある先輩からお話を聞きました。しかし、怒りを前面に出しては、人との交流はうまくいきません。怒りにパワー(志)は心に秘めて、自分の欲望を社会に要望に限りなく近づけるような言動が必要と思います。

 人は縁の中で生きています。縁尋機妙(えんじんきみょう)は、良き縁は良き縁を結ぶの教えですが、10年前に出会った論語を中心とする中国古典輪読会からの人の縁、私にとってはとても重要な縁尋機妙のつながりと思います。

 関西師友会の「師友」は、幕末の指導者吉田松陰先生の教示から、安岡先生が取られました。

「徳を成し材を達するには、師の恩・友の益、多きに居る。故に君子は交遊を慎しむ」

から取られた吉田松陰先生の直筆「師恩友益」から、師友会となったと知りました。

 「朋遠方よりあり、また楽しらずや」の論語の冒頭の言葉が、人の縁をつなぐ大事な気持ちのように思います。「熊本師友会」年齢は、40代〜70代の10数名に教学の朋ですが、私も50代になり「人生の示唆」を頂く会話がとても楽しみく参加しています。、



『聞学起請文』
一、かくの如く我れ聞く、或いは一国に生まれ、或いは一郡に住み、或いは一県に居り、或いは一村に居り、一樹の下に宿り、一河の流を汲み、一夜の同宿、一日の夫婦、一所の聴聞、暫時の同道、半時の笑い、一言の会釈、一座の飲酒、同杯同酒、一時の同車、同畳同座、同床同臥、軽重異るあるも、親疎別あるも、皆これ先世の結縁なり。(説法 明言論)

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