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心を育てる言葉コミュの我々の個人性は永久の生命を有し、永遠の発展を成す(『善の研究』)

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我々の個人性は永久の生命を有し、永遠の発展を成す(『善の研究』)


近代の日本を代表する哲学者西田幾多郎氏は、現代にも大きな影響を与えています。

「物はすべて本来のおいて善である」

西田氏よれば、現実世界における「真の善」とは、「真の自己を知る」ということだそうだ。私は、まだまだその域までほど遠いのですが、自分が何であるかは、中学時代からずっと考え続けてきたように思います。

「人間の個性とは何か?」

辛抱強い人、諦めの早い人、相手を思いやれる人、自己中心的な人、周りを見れば色々な人の風景を見ることができます。

西田氏は、人間の成長と遅れ、行き詰まりの分岐点を次に言葉で表現しています。

「『挫折するか 何処までも強くなれるか』この一念の分れる所に人間の一生の分れ途があると思います」

これは、次男へ送った手紙の一節です。また、亡くなる三月前に、教え子に送った手紙に日本人の国民性について書いています。

「国家が一寸(ちょっと)武力的に衰えても高い立場に於て国民が自尊心を有つならば必ず又大いに再起するでしょう。私は、日本国民は相当優秀な国民と信じます。唯指導者がだめだった。残念の至りです」

西田幾多郎氏は、1945年に死去しています。

自分の心と向きあい続けた哲学者の言葉を、日本国民は真剣に受けとめ、一人ひとりが自分の「善なる心」の育成に務めることが必要と思います。

「善は、心正しく言動する」

孔子の教えを集めた『論語』に、「政治とは正なり」とあります。

「あなたが率先して、正しくしたならば、だれもが正しくなりましょう」

高遠な目標ですが、自分を育成する根幹と思います。技術や知識も大事ですが、それを動かず自分自身の「心」を育てる努力が、今求められていると思います。

*参考資料:関厚夫著「一日一名言」

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