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TFCC損傷コミュの自宅できる保存療法 〜 手のポジションを記憶させる 〜

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管理人様、トピックスを立てさせて頂くにあたり、
貴重なスペースをお借りしておりますこと御礼申しあげます。

さて、TFCCの病態は慢性化が進行するにつれて、多様な病態を示します。
臨床で行われているリハビリテーションの多くは、この多様な病態に対する
対症療法であり、原因を訴求したものではありません。
確立した治療方法がテキストに載っていないということもあります。
また、TFCCが破綻することによって生じる運動学的変化(pathokinesiology)が
現場で正しく理解されていないという現状もあります。
TFCC損傷後のリハビリテーションにおいては
1)誤った手の使い方による病態連鎖を断ち切ること
2)手関節尺側の安定性を既存の機能で代償すること
以上の2点が戦略の要となります。
但し、治療効果を阻害する因子として、
1)橈骨に対して尺骨が長い(ulna plus varience)突き上げ例
2)骨症を伴ったもの
3)遠位橈尺靭帯の明らかな断裂を伴っているもの
4)病態の悪化によって、遠位橈尺関節や手根骨にあきらかな不安定性のあるもの
5)神経障害を合併しているもの
以上の因子がいずれか一つでも未治療もしくは改善されていない場合は、
十分な効果が期待できません。

TFCCの運動療法においては、手のポジションが大事な要素になります。
手根列が下がって、尺骨と手のアライメントがズレが愁訴の根本的な原因であることから、
尺側の安定性が得られやすい手のポジションで運動することが勧められます。
「機能的中間肢位」という、やや橈屈位かつやや掌屈位(10度ぐらい)が
運動行う際のベストポジションと考えて下さい。
悪いポジションとは、手関節背屈ー尺屈位です。TFCCが損傷することで、手関節の
尺側の安定性が損なわれることから無意識のうちに作業時にこの肢位を取るようになります。
手根列の落ち込みをテープで引き起こしながら行うとなお効果的です。
貼る時のコツは、手根列を最後まで引き上げておいてから、貼るようにします。
テープはキネシオのように軟らかすぎるとすぐに下がってしますので、elastic tapeという
固めの伸縮性のテープがいいと思います。
小指と薬(環)指はものをひっかけて保持するために大事な役割をします。
鞄や買い物袋を持つときこの2本の指で引っ掛けることによって、疲れないような
持ち方をしています。石けんや洗剤のついたお茶碗を把持するときにも役立っています。
疲れにくい手の機能を再構築するために、この2本の指のトレーニングが大事になります。
中太のマジックを小指と薬指で挟んだり、転がすように持ちながら動かすようにしたり
します。ゴムチューブを尺側の2本の指で持ちながら、固定しておいてチューブを
反対の手で引っ張って負荷を与えます。そのとき、機能的中間肢位を維持するように
努力します。よく見られるのは、手関節が背屈する反応です。手関節が背屈しないように
やや掌屈位を維持できるようにします。軽い棒を機能的中間肢位から尺側の2本の指で
強く把持するようにしながら手関節を橈屈します。トレーニングの際に留意することは
負荷を強くすることよりも回数を多くこなすことを心がけることです。ただし、
だるくなってきたら休みをいれることです。手が疲労してくると効果的な手のポジション
がとれなくなります。
効果判定ですが、ものを強く握りながら掌屈します。TFCC損傷後はものを強く握るときに、
手関節を背屈させて握るクセがついているので手の背側の腱が短縮して、掌屈が困難です。
掌屈しやすくなってきていれば改善していると判断できます。
手関節尺側の安定性が損なわれていると、橈屈が困難です。
親指を上の方向へ伸ばす(突き上げる)ように最大限努力するようにすると、
手関節尺側の安定性が低いと手が下がってきます(尺屈)。親指を突き上げている間、
手が下がらないよう固定していられるか、橈屈できれば改善してきていると判断できます。

コメント(18)

自分がケガをした時は、写真のようなテーピングをしながら運動していましたが、
症例をかねるごとに、手根列だけを支えるだけでいいことに気づきました。
写真は運動時の悪いポジションの一例です。
TFCCの破綻による機能変化によって、無意識下の手の使い方が変化します。手の使い方を
学習することで、2次的障害の重篤化を予防することができ、病態を改善することができます。
多くの症例を経験しながら試行錯誤を繰り返し、今のスタイルにたどり着きました。もっと、
いい方法はあると思います。否、あるはずです。
明らかな症状があるうちは毎日行った方がいいですが、症状が改善したら、週に2〜3回
気づいたときに行うだけでいいと思います。損傷したTFCCは修復されないので、続ける
ことは必要になります。関節鏡で縫合した症例にも適応できます。
>Jacoさん
「手根骨の調整」というのが具体的にどのような方法なのかわかりませんが、
スタンダードな方法にモビライゼーションという方法がありますが、これは
ギプスとかで固定した後など手根骨同士の柔軟性(正確に言うと副運動といいますが)が低下するので、”柔軟性”を回復させるために骨同士をほぐすようなことをやります。
TFCCの場合は、手根列がしだいに崩れて行く方向に進行するので、モビライゼーションの適応には
なりません。たぶん、マッサージの一種だと思います。施術されることで、末梢循環が改善されるので一過性に症状が緩和することは期待できますが、対症療法であってイタチごっこのようなものです。尺側の手根列のアライメントを解剖学的な位置にもどすような操作ではないと効果は期待できないと思います。リハの担当の先生は、病態をよく把握できていないので、その時々で愁訴を聞いて個々の愁訴に対応するというオーソドックスな方法です。臨床ではよく選択されるケースですが、一次しのぎ的な方法(一般的に経過観察といいますが.......)で積極的な問題解決ではありません。
背屈時のつまりは、手根列の尺側が落ち込んでいることの影響によって、時間の経過とともに
手のアライメント自体が尺側に偏倚してきて、機能軸が変化することによって橈
骨と手根列が衝突
しやすくなっている(俗に、はまりが悪いといいますが。手根列がスライドするように動くのですが
本来の通り道を通らないので、ひっかかるような動きになります)せいです。
掌屈時の痛みがどこに出るのか不明ですが、よくあるケースでは、手を安定させるために手関節を背屈させて使うクセがついているので、手関節の背屈筋が疲労のため短縮して柔軟性が低下(固い)
しているために、掌屈時に引き伸されて痛みが出るケースが多いです。手を握った状態で、尺屈しないように(手関節が尺側に偏倚しないように、できればやや橈
屈、橈
側に)しながら、掌屈させて
ストレッチします。ちょっと痛いぁ〜と感じるところで。7秒ぐらい我慢します。
5回から7回ぐらいやるのを、できれば日に3〜5回やるように勧めています。
一度の回数を少なく、一日にやる回数を多くするのがコツです。単語や歴史の年号を覚えるのと
同じ要領です。もう一つ、大事なポイントは、肘を伸展させた状態でしますが、肘の腹を天井に
(真上)に向けながらやることです。こうすることで、伸筋腱がより伸長されます(伸筋腱は上腕骨の外側に付着しているため。外側型のテニス肘もこの方法が効果的です)。
握力が弱い女性では、TFCC損傷後、手関節背屈の多用による上腕骨の外側上顆炎を合併する方が
多いですが、これも掌屈時の痛みと同じ理由です。
ご参考になれば幸いです。
非常にためになるスレッド感謝いたします。もう一年半、刻々と変わる病状に、翻弄されてきました。現在は手首の背屈時の痛みと、左右に動かした時の痛みがずっと続いています。ちょっとこの方法を試してみようと思います。ありがとうございました。
とっても詳しくありがとうございます。
回内制限治るかな
>Jacoさん

書き忘れたことがあるので補足です。
「手根骨の調整」をするとすれば、尺側の手根列が下がっているのを、テーピングとか
細工したサポーターで解剖学的な位置に補整することになると思います。
TFCCの治療は、尺側の手根列を解剖学的な位置にリアライメント(アライメントをもどす)
するか、尺側の安定した手の使い方を学習することが基本です。
関節鏡でTFCCを縫い縮めることはしていますが、アライメントの補整に留意している
術者は多くないというのが印象です。解剖学的な位置に再建されていないと愁訴は再発する
ケースがほとんどです。術後再発例では頚肩腕症候群とか反射性交感神経性ジストロフィーなどの難治性の病名を新たにつけられて、「しょうがいないもの」として扱われているケースは
少なくありません。
コジコジ296 さん

はじめまして。あおやぎというものです。
コジコジ296さんの記事、自分なりの治療の方針が見えてきて大変に有難く思っています。また、かかりつけの医者やOTだとはっきり言って分かっていないために自分で調べて考えてやってきたことがコジコジ296さんの治療法に近かったことで安心しています。感謝しております。

さて、今回不躾ながら質問させていただきたいのは「tfcc関節鏡縫合術後のテニス復帰について」です。私はテニスを競技としてやっているものでして、恐らく患者さんの中では回復の程度は高い方かと思います。それでもいくつかの問題点が依然としてあります。

?長いラリー時にどうしても「手首に力が入らない?抜ける?」瞬間があり、それがゲームの上で致命傷になる時があります。これはどうしようもないものなのでしょうか?

?一度尺側手根屈筋腱を軽く伸ばしてしまった(復帰初期に無理してサービス動作をしたことで伸びた感覚を感じてしまった)ことで、小指の握りが甘くなってしまったために、フォアボレーのときに面の安定性を欠くときがある。実際に触診では屈筋腱の弾性が少し落ちている感があります。
これは尺側手根屈筋腱に依然術部の癒着があり、腱の走行を阻害しているものなのか?この現状で小指の握りをしっかり戻すことは出来るのか?

?担当だったOTに「2年たてば癒着は自然と取れる」と言われたものの、当方半信半疑であり、その事実確認。

以上の3つが今回の質問となります。

尚、当方の受傷・手術・リハビリ経緯は以下のとおりです。

2011年4月
テニス練習時に受傷(フォアハンドバギーホイップ、要はナダルの打ち方をした時にゴリっと音がしてラケットを振れなくなった)

2011年7月 
3ヶ月保存療法+1回のステロイド注射で様子を見たものの、改善せず関節鏡縫合術を受ける。

2011年10月 
3ヶ月リハビリしたものの、手のアライメント調整不足による尺側手根伸筋腱周辺の疼痛や、ドケルバン腱鞘炎を発症。この時点で担当OTにクレームをいれ長崎県島原市愛野記念病院田崎和幸ハンドセラピストの診察を受ける。結果は手の甲側の各腱の癒着の残存と、尺側手根屈筋腱の術部に癒着があったことからのアライメント調整不足によるものと診断される。

2012年1月 
同上ハンドセラピストからのリハビリメニューをこなし、手の甲側の癒着はほぼ取れたと実感。手根屈筋腱側の多少の癒着を残しつつテニス復帰。現在に至る。

長々と申し訳ありません。お手数をおかけすると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

以上

あおやぎ さん

>?長いラリー時にどうしても「手首に力が入らない?抜ける?」瞬間があり、それがゲームの上で致命傷になる時があります。これはどうしようもないものなのでしょうか?

手関節を固定する能力やラケットを保持する能力、「持久的」能力が十分でないために生じるものと
考えられます。ラケットを保持するためには、小指と環指で引っ掛けるように持つことで、疲労を
最小限にととどめるようにしていますが、この2本に指の能力が劣っていると、持続的な運動が
困難になります。握力計で測る一般的な握力は瞬間的な力なので、自給的能力の目安にはなりません。
尺側の2本を鍛えることが必要です。grossな力だけでなく、指と手のひらの間でビー玉を転がすとか、中太のマジックを転がすとか自由度の高い動きを学習させることもラケットを上手に持つために
必要な能力です。

>?フォアボレーのときに面の安定性を欠くときがある.............腱の走行を阻害しているものなのか?この現状で小指の握りをしっかり戻すことは出来るのか?

記述だけではどういう状態か確認できないので、あおやぎ さんの感覚とズレがあるかもしれませんが、フェースがイメージしたポジションにできないのは、手関節が背屈位で使っていることが多いせいです。TFCCが損傷されると手関節が尺屈位を取りやすい(橈
屈位を維持できない)ので、それを代償するため手関節を背屈位にするとフェースは立ち上がりますが、フェースの方向はイメージよりも上や
外側に向きやすくなるので、インパクトの際に薄くなるので強いボールが来たときにはじかれやすくなります。手関節を掌屈位で使う学習を重ねることで改善することが可能です。
フェースの確度(イメージとの誤差)に問題なければ、グリップの握りの問題か、もしくは
強く握ることを意識しすぎるあまり、手関節や肘を柔軟に使えない(力の出し入れがスムーズに行えない)ことも可能性に挙げられます。グルップの握りに対しては?で述べた方法を、手関節や肘を柔軟に使う方法は上肢全体の協調性になります。

>?「2年たてば癒着は自然と取れる」

癒着の場所と程度が不明なので、一概には言及できませんが、
一般的にいわれている「癒着」であれば、時間がたっても自然ととれるものでは
ありません。何らかの介入をしなければ取れるものではないものがほとんどです。
自動運動を繰り返していれば取れるものもあるので、「ちゃんと手を使っていれば、
取れる癒着」というニュアンスのもであれば間違いはないと思いますが.......。
単純に揉みほぐすようにすると局所循環が向上して、吸収しやすくなるので
剥離がすすむことが多いです。暇さえあれば自分で揉むようにしてみるのもいいと思います。
あせるあまり強く揉むと二次的トラブルを惹起する場合があるので力を入れすぎないように。
熱を加えると剥離しやすいので、超音波で治療する方法もあります。


以上、記述から判断できる範囲で推測ながら、経験を踏まえ意見を述べさせて頂きましたが、
あおやぎ さんの求めている回答と開きがあるかもしれません。
限界があることをご理解下さい。?の「安定性」が具体的にどのようなものか、
具体例を挙げて頂くと考察しやすかったかなと思います。
術後、癒着はあまり経験(記憶)がないので継続して調べてみようと思います。
ご丁寧なコメントありがとうございました。
コジコジ296 さん

早速の返信、深謝申し上げます。
掲示板と言う限界のある中で、ご丁寧な返答ありがとうございます。

?ご教示いただいたトレーニングをとにかく繰り返します。

?面の安定性=グリップの安定性となりますが、医学的には目一杯の手関節背屈位+橈屈位のキープということになります。言葉足らずで申し訳ありません。
小指の握りについては「手根骨の補正」をすることでより深く握れてきた感があります。
今、考えてみたのですが、腕立て伏せを出来る限り深くすることで可動範囲を確保し、自力で対応できるのではないかと思ったのですが、いかがでしょうか?

?OTの言葉は正確には「2年たてば癒着は剥がれるそうです」と言う言葉で(笑)まったく目も合わせずに言ってきたので、ただの何かの受け売りでしょう(笑)

今現在の癒着は手根骨直下の尺側手根屈筋腱上(術痕は1cm程度)に2〜3mm程度の癒着があります。これはその日によるというのが正直なところです。時には5mm程度になることがありますが、揉み解すことで2mm程度になることが殆どです。

この癒着が邪魔をして復帰当初、上腕骨内側上顆炎に悩まされた時期もあります。これは癒着のレベルと運動の強度をバランス取りながら対処していきました。現在は最初の一振りは多少上腕骨内側上顆炎を感じるときはありますが、運動開始後は殆どない状態になります。

また、ヘルストロンという電位治療器を1月に購入し、良好な血液循環の維持を目指しています。



このような考え方で、対処して行こうと思っていますが、いかがでしょうか?
何か、齟齬があれば、ご教示いただけると幸いです。
本当に、ご丁寧且つ的確なご回答ありがとうございます。感謝しております。

以上
>あおやぎ さん

手関節背屈位は橈
屈位を維持するのがむずかしいポジションです。手関節橈
屈位+背屈位を
維持しようとすれば、手は通常よりも疲れやすくなります。背屈位にすると強いボールに
骨の構造で対応できますが、フェースを安定させるのに肘の代償が大きくなります。
また、背屈位では小指と環指でグリップを引っ掛けにくいポジションです。
できるだけ手関節中間位に近いポジションにするようにしたほうが、握りが安定して、

屈位も維持(フェースを起てる)しやすくなります。
ワキが開くような一般的な腕立て伏せだと、図の左上のように荷重できないので、ワキをしめるような腕立て伏せのほうが尺側の安定性の学習になります。
手を背屈するときに、手の尺側を尺骨へ引き寄せるようなイメージで行うと、尺骨側が
引き寄せられて安定した背屈が行えるようになります。橈
骨側に偏倚した背屈は剪断力という
ズレの力が大きくなるのでグリップが安定しない一因となります。

癒着のことですが、関節鏡の刺入部のところでしょうか?
掌側進入の場合、近位手根列と尺骨のアライメントを整復するのが難しいので、
背側進入の症例と比べると補整できていない症例を多く経験しています。
背側か掌側かは術者の好みですが、解剖学的な特徴から考えると背側進入のほうが
ベターだと考えている専門家は少なくありません。
関節鏡の刺入部であれば、穴が塞がるのが1年から1年半かかります。
2年で癒着がはがれるという文言はこの穴の塞がる時期を根拠にしているのでは
ないでしょうか。膝でも肩でも関節鏡の刺入部が腱に近いと必ず癒着を起こします。
穴が塞がっても、放置しておくと癒着ははがれることはありません。
希に、不用意な力がはたらいて偶然はがれることはありますが.........。
刺入部の周囲が癒着しているとすれば、前後左右に引っ掛けるように皮膚ごと動かすと
剥がれます。ただ剥がれたとき飛び上がるほど痛い場合が多いです。
腱が切れたりした人は今まで経験したことが無いので、癒着している腱が切れることは
ないと思います。お風呂に入りながらとか熱を加えると容易に剥がれることが多いです。
参考になれば幸いです。
コジコジ296 さん

毎度の丁寧なリプライ心より感謝申し上げます。

手関節橈屈位+背屈位
これはボレーの角度(フォアサイドクロスのボレー)によっては3本連続で打った場合に1本くらい抜ける瞬間があり、これは尺側手根屈筋腱の癒着により腱の走行に若干の制限があるためと考えられます。バックサイドのボレーストロークはまずまずの出来に戻ってきています。対応策としては癒着を取ること、脇を締めた腕立てで可動範囲を大きくすることで対応しようと考えています。


癒着について
おっしゃる通り、関節鏡の刺入部です。言葉足らずで申し訳ありません。私はTFCCが背側掌側いずれも切れており、刺入部は背側に3箇所(小指薬指中指の延長線と手根骨の交点)、掌側(尺側手根屈筋腱上)に1箇所ある状態です。

掌側進入の場合だと、補正できていない症例が多いということで、日常生活や就寝時にご教示いただいたエラスティックテープ(もしくはデニバン)でのテーピングを施術し、手のアライメントを記憶させようと考えています。

テニス動作時はテーピングが運動制限になってしまい、サービスの回内動作時に肘の内側に違和感(具体的には尺側手根屈筋の疲労)を覚えるため、テーピングなしでプレーしようかと考えています。そちらのほうが自然体でプレーできそうです。ですが、こちらの方は現在流動的なので何とも言えないのが正直なところです。

また、1にも2にも癒着を剥離させることが大事と考えています。
「前後左右に引っ掛けるように皮膚ごと動かす」というのは癒着をつまんで前後左右に動かすという了解でよろしいでしょうか?

結局、シンプルに考えると、癒着に伴いアライメント補正が出来ていないための障害が依然起きており、癒着を剥離することが最大の目的と考えています。


コジコジ296さんのおかげでかなり改善しております。
本当にありがとうございます。

以上
>あおやぎ さん

癒着部をひっかけるというのは、つまむのでは無く、皴を寄せるようにスライドさせる要領です。テーピングでアライメントを学習させる場合は、安静時では効果がないので、手を使っている時、トレーニングの時にすることのほうが効果があります。テニスの時に制限が出るのであれば無理にする必要はありません。
参考になれば幸いです。
コジコジ296さん

何度も丁寧且つ的確なご返答ありがとうございます。

まずは癒着を剥離するための作業を継続します。

テーピング効果を期待するのは例えば、筆記(事務)作業や筋力トレーニング時が該当すると考えてやってみます。

テニス動作時は手首を最も使う機会と捉えて、テーピングなしでやってみて+αとしての「出会いがしらの癒着剥離」も狙ってみようかと考えています。

たくさんのご指導、心より御礼申し上げます。
また、質問させていただくこともあるかもしれませんが、良い報告をさせていただけるよう尽力する所存です。

ありがとうございました。

以上

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