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歌舞伎・文楽(for LGBT)コミュの舞台 秀山祭九月大歌舞伎 歌舞伎座 

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H18.9.2-26

これぞ古典歌舞伎といった内容ですね。良い席はなかなか取れなさそうな予感。

言わずと知れた初代中村吉右衛門が生誕して120年目という節目の年の歌舞伎祭。初代の当たり芸を遺憾なく周到している現吉右衛門は養子であるのにさすが、、です。

古典歌舞伎の継承者の第一人者と言われるだけのことはあると思いますよ(異論のある方もいらっしゃるでしょうが)


演目は
昼の部 『菅原伝授手習鑑 車引』
    『双蝶々曲輪日記 引窓』
    『六歌仙容彩 業平小町・文屋』
    『菅原伝授手習鑑 寺子屋』
夜の部 『鬼一法眼三略巻 菊畑』
    『籠釣瓶花街酔醒』
    『鬼揃紅葉狩』

皆さんは観劇されますか。
観劇日時がお決まりになりましたら書き込んで下さい。
また、観劇の感想もお待ちしております。


http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/0609/index.html

コメント(2)

行ってまいりました、秀山祭。休日であったので三階席もほぼ満席。最近はリッチな席での鑑賞ができてないので一階席が羨ましい限りです。

まずは昼の部から。

『菅原伝授手習鑑 車引』 の三人は適材適所で良かったです。亀治郎丈の桜丸は和事系でしっとりとした男を、松緑丈の梅王丸は荒事系で声も姿も荒々しい男を演じていました。松王丸に関しては染五郎丈のニンではないように思っていたのですが、最近の染五郎丈は骨太の役もこなせるようになってきていて感心しました。
将来が楽しみなジュニアを発見。歌昇丈長男の種太郎丈です。凛々しい顔立ちと体の動きがこの歳の役者にしてはとっても綺麗。萬屋は安泰ですね。

『双蝶々曲輪日記 引窓』 は幹部役者が勢揃い。吉右衛門丈は勿論、富十郎丈、吉之丞丈達のはまり役。上手いものです。この中で一番光っていたのが何といっても芝雀丈。廓上りで、夫を一途に慕い、姑を心底想う心優しい女の姿を演じておりました。この頃の芝雀丈の演技の深まりが凄い!

『六歌仙容彩 業平小町・文屋』
とにかく生の雀右衛門丈を観られたのが嬉しい。梅玉丈とのコンビは清楚で綺麗。
染五郎丈は家元であって舞踊が上手い。

『菅原伝授手習鑑 寺子屋』 は兄弟共演が実現して良かったの一言。はっきり言って高麗屋はあまり好きではなかったが、この舞台で初めて高麗屋は歌舞伎界にはなくてはならない役者であると確信しました。芝翫丈の千代も初めて本物を観れて感激しました。段四郎丈は敵役がすっかり定着して、体調も復調したようで嬉しい限りです。


夜の部

『鬼一法眼三略巻 菊畑』
今回の興行で唯一パッとしなかった狂言。個人的に内容が面白くないと思ってしまうからなのか。役者さんの出来が悪いわけでは決してありませんし、舞台背景も庭に一列に並んだ菊の花が秋らしくて風情があって良いし。
これから何回も観劇すると良さが分かるのでしょうか。

『籠釣瓶花街酔醒』 は今回最も楽しみにしていた狂言。話も筋が分かりやすく、舞台や衣裳も豪華で初心者にはもってこい。最初の見せ場「傾城八ツ橋の微笑み」ですが、福助丈の笑みははっきり言って気持ち悪かった。オイラは福助丈が結構お気に入りなので残念至極。どうしてあんな顔の微笑みになってしまうのでしょう。あれじゃ佐野次郎左衛門の心を奪うことなんてできないでしょ。吉右衛門丈の佐野次郎左衛門は完璧でしたね。この狂言でも九重を演じていた芝雀丈が良かったです。
八ツ橋なんかすっぱりあきらめて九重に鞍替えすりゃいいじゃん、って気持ちになりましたよ。押さえ役の立花屋長兵衛に関しては幸四郎丈の大きさがでていました。

『鬼揃紅葉狩』 に関して、オイラは一般的な『紅葉狩』の方が好きですが違った演出で楽しめました。信二郎丈は襲名が決定してから器が大きくなった感じがします。多くの御曹司達が出演していましたがいいですね。数多く出演して勉強していって下さい。

幕見でもう一度楽しむなら車引か引窓だな。菊畑は五回位見て、良さを再確認したいとも思う。無理な話だけど。

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