Frankie Valli&The Four Seasonsコミュの映画Ｊｅｒｓｅｙ Boys感想

今朝公開初日の初回上映を新宿ピカデリーで見てきました。

ネタバレにならない程度に感想を書きます。

とにかく映画としてよく出来ています。時系列が変とか、そのエピソードはかなり作ってるなとか
細かいことは言いっこないしです。基本的に『男の友情物語』ですよね。

興奮するシーンも盛りだくさん。特にGaudioがバンドに入るシーンのピアノ弾き語りに
３人が次第に加わっていくシーン、完成したSherryをCreweに４人が電話で歌って聴かせる
シーン、Can't Take My Eyes Off Youで後ろの幕が開いてオケが現れるシーン、etc.
それぞれ映画なのに思わず拍手しちゃいそうになるくらい素敵でした。

そして娘を迎えに行って諭すシーンからGaudioがCan't Take～の譜面を渡す部分では思わず落涙
（歳取ると涙腺がダメです）。そしてR&R殿堂入りのTomyとの再会シーンにもまたまた泣いちゃいました。そのステージでのRag Dollの４人の歳の取り方も素晴らしいですね。

帰りにタワレコによってサントラ盤買ってきて、今日はずっと『Seasons祭り』です。
きっともう一度劇場に行っちゃいとそうですし、DVD出たら買っちゃいます。

伝記ものとしてはRay CharlesやJohnny Cashの映画もよかったけど、Jersey Boysは群を抜いて
よく出来ていると思います。それはFrankieにだけ光が当たるのでなく、４人の厚みのある群像劇
になっているからでしょうし、それはブロードウェイの優れた舞台版があったからこそですよね。

１月にわれわれみんなの目と耳で確かめたようにFrankieはまだまだ元気です。
この映画が日本でも成功して、舞台版の日本公演、そしてFrankieとSeasonsの
再来日ライブが実現するように祈っています。